新たな金融規制に交渉の余地なし 仏大統領が主張 ロンドン(CNN)
G20(金融サミット)出席のためロンドンに滞在しているフランスのサルコジ大統領は1日、新たな金融規制はG20の「交渉の余地のない」目標だと主張した。
サルコジ大統領は大幅な金融規制改革を求め、要求が受け入れられない場合はサミットを途中退席する意向とされる。大統領はタックスヘイブンやヘッジファンドへの規制を強化するべきだとの立場にあり、危機発生源とは無関係の人々が苦しんでいることを問題視していると述べた。
ドイツのメルケル首相は、サルコジ大統領との共同記者会見で、同大統領の意見に同意。「われわれはここで交渉をせず、規制を求める。それを理解しない人々は、新たな危機に向って歩いている」とコメントした。
四月二日からG20金融サミットが開かれる。
サルコジ仏大統領が、かなり挑戦的な態度を示してておられるようだけれど、
素人考えでは、サルコジ大統領の言われる「危機発生源と無関係の人々が苦しんでいる」ということが問題だと思えるので、サルコジさんは余り好きではなかったけれど、拍手を送りたくなった。
アメリカはまだ、金融危機を起こした事を世界に謝っていないと、誰かが書いておられたけれど、
世界中の人々が、それこそ塗炭の苦しみを受ける事になったのは誰の所為か?
これを言い出して戦争になどしてしまったら、恥の上塗りならぬ、苦しみの上塗りになるだけだし・・・・・
中国は手持ちの外貨(ドル)を世界中の資源に変えているらしいけれど、日本はアメリカにあるドルが、紙くず同然になるかもしれない状態でも、何も出来ないで居るらしい。
これから日本はどうなっていく事やら・・・・・・
もともと後進国から搾取する西洋列強に追随することによって、富を蓄えてきたという面もある日本なのだから、これまで良い夢を見させて頂いたと感謝して、すべてを甘んじて受けるしかないのかもしれないけれど・・・・・