春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

日本には平和主義を貫いて欲しい

2009年04月05日 15時28分10秒 | 思想信条
今朝のサンデーモーニングで、伊勢崎賢治さんが、ソマリアへ海賊対策に出動した自衛隊の事について、
「これは憲法違反です。イラクに出動したのよりももっと重大な憲法違反です。」と言っておられた。

日本船が海賊に襲われるからと言っているけれど、
これからはそういう時にも軍を出さない。そんな時には海外に出ない、
これからはどんな時も平和に徹するのだと決めた。
「それが日本国憲法の精神です。」と伊勢崎さんは言い切っておられた。

まさにその通りであろうと思う。
たとえば外国の資源を掘り出そうと言うときに、土地の人達が公害になるからと反対運動を始め、それが嵩じて、ついに武器を持って鉱山を襲うようになったとした時、
「日本は大金を投じて採掘権を買ったのに現地住民が、武力で邪魔するから仕方ないのだ」と言って、
自衛隊を派遣して、反乱民を蹴散らしてしまえというようなことを言う様になったとしたらどうだろう?

これは外国の事情をまったく無視して、自国に不都合な事をする者を、武力で討ち果たすと言う考え方に他ならず、平和主義とは対極をなすものであるのではないだろうか?

それが今の世界の常識であると言う考え方の人が日本人の中にも多く、だから憲法改正論議が出ているのかもしれないけれど、そういう考え方の行き着くところはアメリカの覇権主義であり、西欧列強がやってきた植民地主義の焼き直しのようなものなのではないだろうか?

西欧列強のまねをして、覇権主義の下近隣の国々に迷惑をかけ、国民を塗炭の苦しみに落とした挙句に、国中を焦土とされて、
芯から反省したから、日本人は心から喜んで新憲法を受け入れたのではなかったか。
日本国憲法は、戦後六十数年日本の平和にどれだけ貢献してくれた事か!

日本がやらないでも、武器を持って後進国を押さえ込んで資源を獲得している国があるから、
(その資源を利用して)日本は車でも電気製品でも作ることができたのだから、
日本だけが平和主義者だと言って、安全なところに身を隠しているなどは卑怯千万だと言う国もあるかもしれない。

しかし日本人が、世界の車や電気製品を求める人々に、満足を与えるものを作り提供したから、日本製品が世界中で買われ、焦土だった日本が復興することが出来たのであって、どこの国に対しても武力で日本製品を買うことを強要してきたわけではない。

だから他の武断主義の国が日本に、自分たちの国がしているような事をせよと要求してきたとしても、自信を持って「ノー」と言って良いのではないだろうか?

そして外国で資源を掘る必要があるとき、現地の反対運動が起きたりした場合には、日本国内で公害問題が起きたときそれに、対処したのと同じ法律で対処する覚悟を持って臨むべきなのではないだろうか。
それによって材料費が高くなり儲けが少なくなったとしても、
それは当然支払うべきものを支払った為の必要経費として考える方が、
結局においてかかる経費も少なくて済むし、土地の人の協力を得ることも出来るようになって、良い結果を生む事が期待できるのではないだろうか?

力に物を言わせて、世界中を制圧しようとするとき、世界中の人々を不幸にするだけでなく、覇権国の国民も未曾有の不幸に見舞われる事になるのが戦争と言うものなのではないだろうか。
武断派の言うまま戦争を容認していたら、だんだんと武器業者を肥え太らせ、
政府要人は武器商人からの賄賂を当てにするようになったり、
又は武器業者にとって邪魔な政治家は、色々な謀略を使って排除されるようになったりして、いつの間にか国の方針は武器業者によって左右されるようになってくると言う事態も考えられる。
気が付いたら国民は武器業者の奴隷にされてしまっていたという事にもなりかねない。
現在の世界にそんな国は見当たらないだろうか?

北朝鮮のミサイル無事通過

2009年04月05日 15時24分43秒 | 国内情報

被害、落下物の情報なし 北朝鮮の「ミサイル」発射
 北朝鮮が五日、日本海側の施設から長距離弾道ミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体を発射した。日本政府が発表した。迎撃ミサイルは発射しなかった。

 青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島の東北六県の各県警によると、五日正午現在、被害などの情報は入っていない。

 日本政府はミサイルが東北地方上空を通過、一段目は秋田沖の日本海に、二段目は太平洋上に落下したと予測している。

 河村建夫官房長官は記者会見で、日本領域内の落下物は確認されていないと述べた。
岩手日報(2009/04/05)


政府筋がやたらと大騒ぎして、東北地方の人には、本気で心配された方々もあったのかもしれないが、北朝鮮の人工衛星(韓国筋の観測)何事も無く日本上空を通過したらしい。

マッチポンプではないけれど、マスコミを使って北朝鮮のミサイル、ミサイルと煽り立てながら、
政府は国民に「冷静な対応をするよう」などと白々しい事を放送させていた。
「本当に国民に冷静にして欲しいのだったら、いつも政府が国民に知られたくないけれど書かないわけには行かない重大な事柄を、新聞の隅に小さく、目立たないように載せさせる、あの手を使ったらよったのではありませんか?」と言いたくなってしまう。

これでミサイルの話題は終わるとよいのだけれど・・・・・