敦賀原発:1号機 40年超健全性「妥当」と判断--県原子力専門委 /福井
県原子力安全専門委員会(会長、中川英之福井大副学長)が30日県庁であった。来年3月に40年超運転を迎える敦賀原発1号機(敦賀市)について、「60年間の運転を仮定しても健全性を維持できる」とした日本原子力発電の高経年化技術評価を審査し、「妥当」と判断した。
今年9月に原子力安全・保安院から認可を受けた1号機の高経年化技術評価について、原電と保安院が内容を説明した。この中で、原電が10年前に健全性評価を行った10カ所の機器で、その後にトラブルが起きたことなどが報告され、委員から「当時の健全性評価に問題があり、技術評価部隊と点検部隊の間の意思疎通が十分でない」などと指摘された。しかし今回の健全性評価自体に大きな異論はなかった。【酒造唯】
原発は30年の寿命と聞いていたのに、40年過ぎても、問題ないと言うお墨付きが、原子力安全委員会からでたそうである。
その時に、
、「60年間の運転を仮定しても健全性を維持できる」とした日本原子力発電の高経年化技術評価を審査し、「妥当」と判断した。
と言うのだから恐ろしくなってくる。
原発の施設は、60年経っても事故が起きない限り使い続ける積りなのだろうか。
敦賀原発は琵琶湖の山向こうだけれど、距離はどのくらいはなれているのだろうか?
もし爆発事故でも起きたら、琵琶湖の水が汚染されて、近畿地方の人々の水道水は、枯渇することになるかもしれないと言うのに、何とのんきな原子力安全専門委員会なのだろう。
でも安全と言う判断を否定する資料も何も、私達は持ち合わせていないから、信じるしかないのだし・・・・・
最初は30年と言っていたものをずるずると引き延ばすこの体質に、不気味なものを感じてしまう。