米大統領、アジア回帰鮮明に 初の歴訪終了
【ソウル共同】オバマ米大統領は19日、韓国から米国への帰途に就き、7日間にわたった初のアジア歴訪を終えた。14日に東京で「米国のアジア回帰」を基調にした演説をするなど、今後、アジア地域に軸足を置くことを宣言。3泊4日と最も長く滞在した中国との関係深化も際だった。
ブッシュ前政権時には大統領や国務長官の中座、欠席が相次いだ、アジア関連の国際会議。今回はアジア太平洋経済協力会議(APEC)の場を利用して東南アジア諸国連合(ASEAN)との初の首脳会談に臨んだ。背景には、経済成長を続ける地域への関与を強めることが必要との現実的判断がある。
対中関係でオバマ大統領は、19日に韓国の米軍烏山基地で歴訪を振り返った際、「米中の協力は、われわれにとってより安全で繁栄した世界を意味する」と発言。歴訪中「共存」のメッセージを繰り返し、16日に上海で開かれた対話集会でも「ある国の成功は、他国の犠牲の上に成り立つ必要はない」と、旧来の発想からの脱却を若者らに強調。米中が二大国として争う必要のないことを訴えた。 2009/11/19 19:53 【共同通信】
オバマ大統領のアジア歴訪は、今後のアメリカの軸足の置かれる場所を鮮明にした。
日本に23時間、中国に3泊4日韓国に20時間あまりと、中国に力を入れていることが一目瞭然の結果となった。
韓国内では、オバマ大統領が韓国を特に軽視していたと気にしている人が多いそうであったが、
日本滞在日数と3時間しか違ってはいなかったのだから、大差ないと言えるだろう。
尤も、オバマ大統領は日本ににまず最初に訪れたと言うことを強調しておられたけれど・・・・・
そんなことは兎も角
東アジア共同体構想は、太平洋共同体という事になって、動き始めているという事なのだろうか?