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リジログ 2025

いいぞ 野球は

成果を出すまでのミチノリ

2008-01-14 22:41:25 | Weblog
よく,大学ラグビーでは「フォワードの明治,バックスの早稲田」とか,昔の高校野球では,とにかく打ちまくる池田高校とか,その対極なのかな?広商野球とか,チームの色があります。むしろ色というより伝統というべきでしょうか。

この時期,各チームでは新メンバーでの練習を通して,どういうチームに仕上げていこうかという日々なんだと思います。このようなチームづくりは,「伝統」があるチームならその伝統や,指導者が目指すところにかかってくるのだと思います。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/hs/86th/column/200801/at00015999.html
ここに全国高校サッカーで今年優勝した流通経済大柏高校の監督の詳しいインタビュー記事があります。
チーム作りの考え方など次のようにコメントされています。
「「うちのサッカー」とか、「私のサッカー」というのは、あまりないです。集まってきた子たちで、大体今年はこんな感じかな? と、何試合かの練習試合の中で、こういうスタイルが一番いいかな? というスタイルのチーム作りをしている」
と・・・。自分の理論を押し付けるのではなくトータルな感じというのでしょうか,うまく表現できませんが。

むしろこの記事で私が共感したのは,子どもたちへの接し方のところ。
それは,しっかりとした目標に基づいて,一貫して指導しているところ。まず,ゲームに勝つことを目標におき,勝ち方を研究し,勝てるような戦術を組めるように個々の技術を鍛え,相手がきまればその試合状況やコンディションなどを踏まえて戦略を組立て,試合に挑む・・・。「しっかりした目標を持てば,解決策は必ずある」という私が最近感じていることを,そのまま表してくれていると感じたからからです。

「しっかりした目標」というのは,別に「勝つこと」に設定する必要もありません。先日受けた野球教室で達川さんが言われた「学童の時期は勝つことより,第一にけがをさせず,楽しむ野球を教えてほしい」ということであれば,目標を「野球を楽しむこと」におき,現状のチーム状況からそのギャップを導き,解決策のための課題を設定することから目標達成への道へ・・。その目標設定のレベルは自由だし,どんなものでもいいと思う。とにかくしっかりした目標をみんなでもてているかということが大事なんだ,とあらためて思う。

多くのチームが,毎週毎週一生懸命練習したその成果を公式戦で見られるまでにはもう少しありますが,この寒い中の鍛錬がきっといつかの嬉しい一瞬になることは間違いないはずです。ともにがんばりマショウ!。。。



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