DVDで『IN COLD BLOOD』を観たよ
ご存じトルーマン・カポーティ原作で
既読って人も多いと思うけど
俺は恥ずかしながら…って訳
観るきっかけになったのは
そもそもその余りにも有名過ぎるタイトルにあるんだけど
順序としてはまず読みたかったんだよ
だけどね彼がその犯罪ノンフィクションを
書き上げるまでのことをFilmにしたものが
2005年に『Capote』として登場したんだ
そこでどうしても先にそれを観たくなったんだけど
すっかり忘れてしまってたんだよな
で 最近になってDVDでそいつを発見して
すんなり観たんだけど ショップには必然的に
『IN COLD BLOOD』が隣に置いてあった訳
勿論ショップの思惑通りに結果としては
その目論見が果たされることになったってことだよ
つまり『Capote』が面白かったんだよな
彼がゲイだったかどうかは別にしても
当然その新しい種類の事件についての残忍性だとか
当時にして真新しいジャーナリズムの在り方なんかがね
『IN COLD BLOOD』は
事件やその当時のバックグラウンドを紛いなりにも
理解したつもり(軽いか? HaHaHa!!)になったんで
当然すんなりと時代に入り込めた訳
あくまでもひとつの『事件』が根底としてはあるんだけど
実際には複数以上の思惑や流れが潜んでいて
安易に語れるものではないんだろう
或いはカポーティが紡いでいく作業の中で
大いなる脚色を施したものかもしれないけど
出来上がったFilmはバランスよく完成されていて
面白かったよ