今日は「La Vénus à la fourrur(邦題:毛皮のビーナス)」を観てきた
実はマゾッホ系列の作品を観るのは初めてなんだよな
じゃあサドは? となるとそれもないな
まぁそういう世界に「夢」とか「現実」なんてものを感じそうになかったからね
見向きもしないし興味もなかったんだよ
例えばそれはきっと「サディズム」やら「マゾヒズム」として具現化されたものは
単なる「暴力」や「性的な暴力」の能動か受動かっていうね…
ただ「Bondage」っていう雰囲気はビジュアルとしては面白いと思うし
それこそBondage pantsとか手錠なんかは普通に身に着けてたしね
当然衣装っていう範疇なんだけど
なんていうかリアルなPunkとの同時代性を感じるというか
精神状態で語るとしてもマイナスな状態からプラスへ転じる瞬間っていうのかな
その当時の労働者階級の人が自由な言葉や音楽とか芸術で表現するっていうね
俺もある種の解放感っていうのを感じたんだよな
自己を表現をする時に精神的に何かしら解放されるっていう
何かがスッと抜けるというかね
勿論それがBondageでなくても
メイクや衣装なりってのがその役割を担ってるんだろうと思うけど
思うままに表現できるっていう「自由」ってのを感じられたんだよ
一体何を書いてるんだか… (悪いねっ!! HaHaHa!!)
とにかくSMの語源となるMの方(軽いか?)の関連フィルムとして
初体験なんだけど 面白かったよ
実際に本を読んだことがないから
本質的なことは分からないし
というかマゾッホの小説を戯曲化したものをベースとしてる作品だからね
どう歪曲してるかと思いきや
所謂「SM」ってことなんだろうな…
だけどそいつを「極端な例」だと考えると多少そういう雰囲気は
納得できなくはないっていうかね
わざと怒られるようなことをして気を惹こうとする人とかね…
まぁ直接的に理解はできなかったし
誘拐事件なんかで犯人と長く接することで被害者が加害者に対して
好意を抱く「ストックホルム症候群」との違いがあるのか?
なんて興味がわいたりしたけど
基本的にはマインドレイプなんじゃないか…
とにかく多様な感じ方ができて
そういう小説をマゾッホ氏は書いていたのかと思うと
少々興味がわいたよ
それこそジョルジュ・バタイユの「マダム・エドワルダ」を
読んだ時のことを思い出したよ…
さてさて頭の中では忙しかったけれど…
そう 食事ね
今日は魚貝っ!!
子供の頃から好きだったわりに
赤貝って久しぶりだったからね
堪能したよ
美味しかったぁ~っ!! 最高っ!!!!