朝は少し肌寒いんだけど日中はシャツ1枚で
少し暑いくらいって感じだったかな
10月のフランスは雨が多いって書いてあったけど
天気も良くって暖かくて日が暮れるのも京都より
遅いとなるとついついアクティブになるよ
午前中はボルドーの街を散策
これといった目的はなかったんだけど
世界遺産『サンタンドレ教会』(P左)のすぐ隣に
『Tour Pey Berland』っていう塔
(P右の先端に金色の装飾がされてる方ね)があって
登れそうだったから登ってみたんだけど…
とにかく階段でね円筒の中を
ひたすらグルグルと上っていく感じ
以前『ピサの斜塔』を登ったんだけど
それを思い出しつつも
今回のは狭くてね
すれ違うこともできないくらい狭いんだよ
当然 階段はそれしかなくてね
時折 鐘用の機械室とか 機会の点検用なのか
なんのか 入れない部屋があって
そういうところだけ 少し踊り場みたいになってて
すれ違えるんだよ
だから 上から近づいてくる声に先に進むべきか
後退すべきかをほんの少し考えないとダメなんだけど
体力的にそんな余裕はなかったな
ようやく辿り着いたらボルドーの街並みが
一望できて心地よかったよ
上から見た『サンタンドレ教会』は
H.R.ギーガーを連想したけど…
荘厳な雰囲気が漂ってたよ
ランチは地元客や著名な人もよく訪れてて
郷土料理も出してる
『LA TUPINA』(http://www.latupina.com/)って
ところへ ほぼ開店と同時に飛び込んだよ
なんせ予約してなかったからね
ちなみにフランスじゃ『Menu』(ムニュ)が
一般的に言うコース料理ってことで
『Plats』(プラ)が軽い定食って感じだったかな
『Carte』(カルト)がメニューなんだよ
これさえ知っておけばフランス料理も怖くない(!?)
そして必ず言ってくれるのが
「Bon appétit」(ボナペティ)“召し上がれ”だよ
まず美味しいパンと出てきたのが
プチトマトとラディッシュとサラミなんだけど
とにかく美味いっ!!
まずは豚の頭のパテ
こんなの食べたことなかったけど
頭ってことで少し臭みがあるんじゃ?
なんて思ったけど 最高だったよ
こんなの日本じゃ食べられないな
まさかのライス
ご飯って食べてるイメージなかったんだけど…
ほのかに出汁のような味がついてて
日本みたいにモッチリ感はないけど
これならいくらでも食べられるよ
そしてダッチオーブンみたいなものが
運ばれてきて どうするんだ? と思ってたら
店の人が取り分けてくれたよ
大好きな鶏肉でとにかく美味しいんだけど
ソースに使ってあるバターとかチーズが
日本で使ってるものと余りにも違うんだろうな
全く違った味なんだけど 圧倒的に美味しかった
デザートはなんて言うだろう?
中には何も入ってなかったと思うけど
要するにパイってことなのかな
サックリふわっとしてて フランボワーズのジャムと
ほおずきみたいなフルーツと合わさると
絶品だったよ
お店の人の英語が聞き取りづらくて
多少“イラッ”とされた感はあったけど
うら若き女性だったし
まぁいいかって感じ(何が? HaHaHa!!)だったよ
とにかく美味しい郷土料理だったよ
まぁどっちの発音も英語圏の人が聞けば
大差ないって感じだろうけどね
そして午後からはボルドーを出て
近隣の『St.Émilion』へ…