ピエスのジュエリーまわり

恵比寿南のジュエリーリフォームアトリエ&ショップ、『pièce ピエス』のあれやこれやです。

pièce 12(ピエス・ドゥーズ)no.6

2022-10-11 | pièce12について

こんにちは。


とってもほっておいてしまった、pièce 12(ピエス・ドゥーズ)のご紹介の続きです。

本日はno.6『ゆれるきらきらシンプルピアス』のご紹介。


 実はこのno.6、考えてみればこのままずばりでピアスにされた方はまだいらっしゃらなかったような。。。

ふたつ同じカラーストーン でお持ち込みの方って、考えてみれば少なめですね。


というわけで、

同じくミル仕上げのno.8と一緒にご紹介してしまいます。


こちらは、『品よくまとまるミル打ちペンダント』

という名前がついています。


ミル打ちという言葉、みなさま聞いたことがおありでしょうか?
ひと昔前に、アンティークスタイルのジュエリーが大はやりした頃から、日本のファッションジュエリーでも確固とした市民権(?)を得るようになりました。

石の周りにつぶつぶを打刻する装飾技法で、ミルグレインとも呼ばれたりします。

こんな感じ。

普通にくるっと地金が見えるよりも、センシティブな印象になります。

そこはかとなーく上品な感じがしますよね。

石のボリュームアップになるところと、キラキラがプラスされるところもいいねポイント。


例えば、

地金の色がホワイト系で、ちょっと寂しげだな。。。
とか、
石の大きさそのままだと、ちょっとボリュームが足りないな。。。
などの時、
いわゆる『いい仕事』をしてくれる技法なのです。

ダイヤモンドにもよく映えます。

ちなみにうちのヴィンテージジャスパーウェアコレクションにもテケテケ打ってあります。

意外とユニセックスなデザインにもなじんでたり。


ちなみに、大きさ違いのリングですが、ないとこんな感じ。


けっこう顔違いますよね。 

これはこれですっきりして良いと思います。

もちろん、あるないの良し悪しは好みやその時々にもよるのですが、
ちょっと小さめかな?
とお思いの石をリフォームするときに、思い出してみてください。

それではまた。

今澤でした。

 

 

 

 

 




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pièce 12(ピエス・ドゥーズ)no.5

2020-09-07 | pièce12について
こんにちは。
 
暑い暑い!という季節もそろそろ引き気味。。。
 
今日は雨が降ったり晴れたりと、いろんなお天気の日です。
 
さて、pièce 12(ピエス・ドゥーズ)続き のご紹介です。
no.5 『 ギザギザ』ピアスです。
 
そのまんま、石のキワのところにギザギザと筋が入った覆輪留めのデザインです。
覆輪は、うちのは大体そうですが、やはり少しふっくらとしています。
 
 
このサファイヤのピアス、覆輪部分とポストで素材ちがいのコンビにしています。
このへんは、つけているとわからないぐらいのこだわりですが、置いてある時にも可愛いですよね。
 
このギザギザ覆輪は、もちろんリングやネックレスでもOKです!
 
 
 
こちらは、はんなりとしたラベンダー翡翠。
つるっと仕上げるよりも、ひと手間のニュアンス、のようなものが感じられますよ。
 
こちらは一石ダイヤモンドネックレス。
 
 
ギザギザも、大きな深いギザギザだったり、薄くてさらっとした線のようなギザギザだったり、
ちょっとした感じで雰囲気が違います。
 
ここらへんは、川畑職人が石に合わせて即興で決めている感じですが、
もちろん、ご希望にもお答えします!
 
ではまた次回。
 
今澤でした。
 
 
 

●La Filosofia di Yasushi Sekine vol.5
9/11(金)~13(日)

作家の関根靖史さんが在店され
普段は店頭に並んでいない
たくさんのコレクション&新作をご覧頂けます。

※営業時間のご確認をお願いいたします。
9/11(金) AM11:00~PM17:00
9/12(土) AM11:00~PM19:00
9/13(日) AM11:00~PM17:00

初秋のお散歩がてら、ぜひお立ち寄りくださいませ。

※新型コロナウイルス感染対策のため
マスクの着用・手指消毒・定期的な換気の実施をし、
お待ち申し上げております!

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pièce 12(ピエス・ドゥーズ)no.4

2020-06-05 | pièce12について
こんにちは。
 
ちょっとあいてしまいました。
 
6月末のイベントに向け、新型を頑張って制作しておりますが、
今澤パートが終了したので、やっとブログに戻ってこれました。
 
あとは川畑さんに丸投げです。ごめんなさい!
 
本日も、pièce 12(ピエス・ドゥーズ) からのご紹介です。
no.4 『 pierre ピエール(石ころ)』ピアスです。
別名『コツコツ』とも呼ばれています。
コロリと転がる石ころの印象なのですが、『ゴツゴツ』ではなく『コツコツ』。
つまりもう少し軽やか、というイメージです。
 
そして、このデザインの本領発揮は、ジュエリーリフォームで残ってしまった小さな石です!
 
 
そうはいっても上記はわりと大きめの、しかも残るとは想像しにくいようなローズカットダイヤモンドですが、
爪留めだとちょっと普通すぎ、シンプルな覆輪だとあまり面白くない、という時にオススメしています。
 
イレギュラーなカット面がキラキラと光るので、一石なのにかなり華やかに見えますね。
 
 
こんな小さいコもできます。
 
 
最初のダイヤモンドと比べるとこんな感じでかなり小さいのですが、
このちいさなちいさなピアス、使い勝手が良いと大変愛されております。
 
例えば、
 
-今日は何をつけたら良いか、なんにも浮かばない
-何かはつけたいけれど、あまり派手なものは環境的につけられない
-ピアスホールがたくさんあるので、一つはアクセントぐらいのちいさな輝きにしておきたい
-片耳ピアスの、あまり主張しない相方が欲しい
 
などなど…。
 
という感じで、かなりお役立ちアイテムなので、
リフォームで小さなお石があまってしまったピアスのお客様には
もれなくオススメさせていただいております。
 
リフォームでお手持ちのジュエリーを素敵に生まれ変わらせるコツの一つとして、
すべての石をがんばって一つのものに使わない、ということもあると思います。
 
無理無理に一つのジュエリーにぎゅっと押し込めてしまうのでなく、
自分が使いやすいとイメージできるものに変える。
どんな風に使えるかな、と、とても具体的にイメージできるものにしておく。
 
そうすると、長く受け継がれてきたものを、
またそのあとに愛着を持って繋げていくことができるのでは?
と、思ったりしています。
 
それではまた!
 
今澤でした。
 
 
 

【POP UP SHOP】
 6/24(水)~30(火)
 横浜髙島屋1F アクセサリー売場

 新作をたくさん準備しております!お近くへお越しの際は、ぜひ遊びにいらしてください!
 
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pièce 12(ピエス・ドゥーズ)no.3

2020-05-01 | pièce12について
こんにちは。
 
テレワーク延長中の今澤です。
 
事務所では、いちごが実ったとのことで、先ほど清々しい画像を川畑さんにインスタグラムにアップしていただきました。
去年はメロンもできてましたね。すごい!
面倒見のよい川畑さんに感謝です。
 
本日も、pièce 12(ピエス・ドゥーズ) からのご紹介です。
no.3 『ふわり』リングです。
石留めの覆輪部分が浮いたような形のこのデザイン、
側面から見ると、石が『ふわっ』と浮いたように見えます。
 
 
上記の写真はほぼ真上なので、ちょっとわかりにくいかな?
 
次のこちらもほぼ真上ですが、
 

 
ほら!浮いてる感じに見えませんか?
手につけると、浮遊感がより一層際立ちます。
何しろ良いところは、大きい石でも圧迫感がないこと。
 
もとは、石の大きさに比例して地金の分量が増えてしまい、ゴツい印象になりがちな大石のリングをどうする?
というところから、
薄い覆輪部分だけをアームに載せるだけにしたらどうでしょう?
というアイディアで出来上がったデザインです。

 
そして、こんな風にもできます。
こちらは、円錐形のボトムに沿わせるように、シュッとすぼめたキリッとしたスタイリング。

 
こちらは、ボトムがフラットなオパールとの組み合わせ。
間につぶつぶでダイヤモンドを配置すると、カボションフォルムと合間って、
まるでUFOのような不思議リングになりました。
 
セミオーダーというと、決まった形にはめる、という印象がありますが、
ピエスのpièce 12(ピエス・ドゥーズ) は、
大体の到達地点だけ決めておいて、あとは臨機応変に素敵に仕上がるように作りましょう、という
ゆるーい枠組みです。
石の顔カタチに合わせて発展させることができるのがポイントですね。
 
お家でこんこんと眠っている、大きな石はありませんか?
 
それではまた!
 
 
 
 
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pièce 12(ピエス・ドゥーズ) no.2

2020-04-14 | pièce12について

pièce 12(ピエス・ドゥーズ) no. 2

 

こんにちは。

テレワーク続行中の今澤です!

 

昨日とは打って変わって素敵なお天気。

川畑さんには申し訳ないですが、お仕事の合間に洗濯をしてしまいました。

家でのお仕事は、仕事と家事が合間って、微妙に全体量が減ってしまっているような気がする今日この頃ですが、集中力勝負ということで、セルフ納得することにしました。

 

本日も、pièce 12(ピエス・ドゥーズ) からのご紹介です。

 

no.2  『なめらか』リングです。

 

 

肩がなめらかだよという意味でなんとなくついた名前なのですが、このリング、石座とアームが一体になっていて、とにかく引っかかりがありません。

小さなお子さんがいらっしゃるので、とにかく引っかかりを抑えたい、衣服や持ち物などに爪をひっかけそうで、リングは億劫だ。。。と思われる方に、特にオススメしています。

 

お持ち込みされる石の高さによって、わりと存在感に違いの出るデザインなのですが、

 

ボトムのある比較的スタンダードな形の石は、

少し立ち上がったような凜とした印象に、

 

 

平めの薄いカボションのような石は、

手と一体感のあるストレスフリーな存在感に仕上がります。

 

 

シャインかマット、石の周りにちょっと華やかにミルを入れてみる、など、仕上げでも、全然表情が変わりますね。

 

 

あまりの着け心地の良さに、頻度高く出番がまわってくるお気に入りに仲間入りすること、間違いないです。

 

言ってみれば、うちのセミオーダーコレクション『Délice(デリス)』も、なめらかリングの進化版と言えますね。

こんな風に大きい石のデザインにしても、オトナの存在感のボリュームリングになって素敵だと思います。

 

 

 

アームをどのぐらいのボリュームにするかによっても、結構印象変わるんですよね。。。。

 

それではまた次回!

けっこう先長いですね。。。頑張ります!

 

 

 

 

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pièce 12(ピエス・ドゥーズ) no.1

2020-04-09 | pièce12について

pièce 12(ピエス・ドゥーズ)

 

こんにちは。

 

とりあえず今できる少しでも前向きなこと、ということで、

本日は、ピエスのリフォームシステム『pièce 12(ピエス・ドゥーズ)』について、

ご紹介させていただこうかと思います。

 

うちの『pièce 12(ピエス・ドゥーズ)』、カタログは可愛くできたのですが、

こんな風になりますよ、という画像がなんと『絵』です。

 

これは、CADで描いたものを線画にしているというものなのですが、

写真にしてしまって、『こういう風にしかならない』というような

想像を限定してしまう印象になるのが嫌だったので、

こんな風にちょっと曖昧な感じのプレゼンテーションにしてみました。

 

。。。と、言いつつも、

これだとイマイチ現実感がない!と思われるお客様もいらっしゃると思います。

そこで、つらつらと12タイプのデザインについて、こんな感じになったものがあるよ、

というようなご紹介をさせていただこうかと思っています。

 

今日は、ピエス no.1 別名『目玉』リングです。

 

 

こちらのリングは、センターに入れる石のサイズによって、

かなり色々な表情を見せてくれます。

 

 

目玉リングの第一号。

0.5ct のダイヤリングからのリフォームでした。


石座部分は、ダイヤモンドダストという、

コツコツと深めのテクスチャを入れていく仕上げで、

アームはヘアラインという柔らかなマット仕上げです。

この仕上げのコントラストが特徴で、お気に入りポイントです。(川畑談)

 

 

そして、ふたつめの特徴は、

アームに乗って一段高くなった石座で、重ね着けが楽ちん!

 

 

エンゲージリングとしても楽しんでお使い頂けます。

特にピエスのつぶつぶリングとのかさねづけがオススメです。

(つぶつぶリングはピエス no.10です!)

 

 

そして、お好みでアームを細くすることも…

 

 

華奢なアームとダイヤのサイズ感のバランスで、

迫力あるソリテールへ。

 

 

カラーダイヤにもよく合います。

テリの良いブラウンとマット加工は相性が良いです。

こちらは0.3ctです。

 

目玉リングは石座にセッティングできるサイズでしたら、

カラット数の制限がありません。

 

こちらは zetta Collection から、0.15ctが入りました。

そう、大きく見えるのです!

 

ふっくらとした目玉おやじのような石座に細~いアーム、

このアンバランスな感じがポイントで、

zetta定番として、とっても内部で愛されております。

 

あたたかみ系マットかピカピカシャインかのテクスチャーでだいぶ印象が変わりますが、

ウチでは基本的にマット加工絶賛オススメ傾向にありますので、

シャインの例がありませんでした。

 

ちょっと今ジュエリーどころでは。。。と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

私も実際そうかもしれないとも思っておりますが、

美しいものや楽しみは、こういう時にこそあるのかもしれないし!と、

自分を鼓舞しつつ書いております。

 

それではまた次回!

今回は、今澤でお送りいたしました。

 

 

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リモートリフォーム その2

2020-04-05 | pièce12について

猛烈テレワーク中の今澤です!

 

お騒がせいたしました。。。事情をご存知のみなさま、無事に帰国いたしております。

そして元気です。

 

本日は、昨日の川畑さんのリモートコントロールなジュエリーリフォームの続きです。

 

 

実はピエスには、「pièce12(ピエス・ドゥーズ)」というステキなリフォームシステムがあります。

可愛いカタログを作ったにもかかわらず、サイトに詳細を載せていないので、

知る人ぞ知る、という感じになってしまっておりますが。。。

 

 

こんな感じです。

 

リフォームをお考えなら、こんなデザインはどうでしょう?というモデルを、川畑さんとともに12タイプセレクション。

石の大きさは、ほぼどんな形にもご対応できるというシリーズです。

 

(別に有型にほいっほいっと石を留めていく、というようなことではなく、

ただ単に二人でがんばって作る、というだけの、ともすればセミオーダーのように見えてしまうフルオーダーなのです。)

 

ここからお客様のお好みで発展することも、もちろん可能。

腕の太さを変えたり、地金をコンビにしてみたり。

発想のとっかかりになってもらえれば嬉しいな、という気持ちでスタートしました。

 

リモートお見積もり、承ります!

 

お店に行けず、みなさまにお目にかかれないのは寂しいですが、

意外とリモート仕事も楽しくなってきた今澤でした。

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