ピエスのジュエリーまわり

恵比寿南のジュエリーリフォームアトリエ&ショップ、『pièce ピエス』のあれやこれやです。

アミュレットジュエリーに成る

2022-10-23 | Order&Reform -Necklaces-
お誕生記念にお祖母さまから贈られた、
お誕生石”アクアマリン”のリング。

大人サイズ。
でも ”ベビーリング” だそうです。

豪快でハンサムなお祖母さまだったそうで、
もしかしたら、赤ちゃんサイズなんてすぐに使えなくなる!
と先を見越しての大人サイズだったのでしょうか。

いずれにせよ、ベビーリングで使われる石のイメージを、
はるかに…心地良く凌駕した、サイズ感と品質!
かっこいいなぁ、と思わずニンマリしてしまいます。

お使いになる機会がなかったそうで、
今回、ネックレスへお作り替えさせていただくことになりました。



ご希望を伺い、
4案デザインをご提案させて頂きました。



つぶつぶにダイヤをセッティングした、
大きめのバチカンの付いたデザインへ。


背面には、お祖母さまとご自身と、いつか受け継がれる方…
3人のイニシャルが配されました。



アクアマリンを透過して、
石座の底には、スターダスト加工を施しました。

アクアマリンの水面のような柔らかな輝き…
スターダスト加工の、細かく鋭利な輝き…
そして、ダイヤモンドのたっぷりした懐深い輝き…

うるうるキラキラぴかぴかと…種類の違う3つの輝きが、
いつまでも飽きることなく愛でていられます。

チェーンは45cmスライドアジャスターがつき、
春夏秋冬、いかなる装いにもついてきてくれます。



色白なNさんと透明感の高いアクアマリンの相性は抜群で、
とてもお似合いです!

お作り替えは、長い間の懸案事項だったそうです。
(私も山のようにあります。いつかいつかのいつなんだ!事案。)

この度、傍に豪快なお祖母さまがいらっしゃるような、
アミュレットネックレスになったのではないかと思います。

受け継いだ(贈られた)ジュエリーは、
その相手を思い出すスイッチにもなってくれて、半永久的に使えて、
そして…自分を引き立ててもくれる。心強い。

どうぞ、楽しまれてください。

余談ですが、同じ柴ちゃん飼いとして、
色々お話しできて楽しかったです。

そしてピエスの番犬にも、ぜひ会って頂きたかった…
またぜひ遊びにいらしてください。その時は出勤させておきますので!

川畑拝

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【 pièce/ピエス 】
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-19-8 E・S・J プレイス1F
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ダイヤモンドリングwithナンタケットバスケット

2022-10-18 | Order&Reform -Rings-
エンゲージメントリングのお作り替えをさせていただきました。


出番の少なくなってしまったダイヤモンドジュエリーたちと、
一つのリングになることになりました!

ダイヤモンドの数が奇数だったので、1p追加いたしました。



ダイヤの周りにはミル 打ち施され、華やか。


プラチナには、テクスチャが入り、落ち着いた佇まい。
白金×ダイヤのコンビネーションは美しいですね。




こちらは今澤さんのデザイン画です。



ナンタケットバスケットをお手に撮影させていただきました。
美しいです!

ありがとうございました!

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pièce 12(ピエス・ドゥーズ)no.6

2022-10-11 | pièce12について

こんにちは。


とってもほっておいてしまった、pièce 12(ピエス・ドゥーズ)のご紹介の続きです。

本日はno.6『ゆれるきらきらシンプルピアス』のご紹介。


 実はこのno.6、考えてみればこのままずばりでピアスにされた方はまだいらっしゃらなかったような。。。

ふたつ同じカラーストーン でお持ち込みの方って、考えてみれば少なめですね。


というわけで、

同じくミル仕上げのno.8と一緒にご紹介してしまいます。


こちらは、『品よくまとまるミル打ちペンダント』

という名前がついています。


ミル打ちという言葉、みなさま聞いたことがおありでしょうか?
ひと昔前に、アンティークスタイルのジュエリーが大はやりした頃から、日本のファッションジュエリーでも確固とした市民権(?)を得るようになりました。

石の周りにつぶつぶを打刻する装飾技法で、ミルグレインとも呼ばれたりします。

こんな感じ。

普通にくるっと地金が見えるよりも、センシティブな印象になります。

そこはかとなーく上品な感じがしますよね。

石のボリュームアップになるところと、キラキラがプラスされるところもいいねポイント。


例えば、

地金の色がホワイト系で、ちょっと寂しげだな。。。
とか、
石の大きさそのままだと、ちょっとボリュームが足りないな。。。
などの時、
いわゆる『いい仕事』をしてくれる技法なのです。

ダイヤモンドにもよく映えます。

ちなみにうちのヴィンテージジャスパーウェアコレクションにもテケテケ打ってあります。

意外とユニセックスなデザインにもなじんでたり。


ちなみに、大きさ違いのリングですが、ないとこんな感じ。


けっこう顔違いますよね。 

これはこれですっきりして良いと思います。

もちろん、あるないの良し悪しは好みやその時々にもよるのですが、
ちょっと小さめかな?
とお思いの石をリフォームするときに、思い出してみてください。

それではまた。

今澤でした。

 

 

 

 

 




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既製枠でもリフォームできるんです。

2022-10-04 | Order&Reform -Rings-

ダイヤモンドの立て爪リングのリフォームを承りました。

その高さ故に、出動機会が少なかったそうです。

今回は、既製枠からデザインをお選びいただきました。

百貨店のリフォームコーナーで見かける既製枠は、ピエスでもご案内できるのです。
カタログに掲載のたくさんの枠の中から、雑談しながら、お選び頂きます。

その中からアンティーク風な繊細なデザインがお目にとまりました。




センターの周りにぐるっとメレダイヤが配置され、
アームにもふんだんにダイヤがセッティングされていますが、
白い地金の上に、品良くまとまり、Eさんの雰囲気にしっくりくるデザインです。

あれやこれやと、ご一緒に選ばせていただくのは、楽しい作業。



繊細ながらも存在感あるダイヤモンドリングです。

これで、出番はぐっと増えるのではないでしょうか。


 

そして、もうひとつ。



 大粒のアクアマリンのリング。
高さがあり、なかなか着けにくいとのことで、一緒にお仕立て直しさせていただきました。

こちらは、ピエスのオリジナルの”ふわり”へ。




引っ掛かりのないフクリン留めで、石座の下は、大きく開けてあるので、
光をふんだんに取り込み、石のキラキラを存分に引き出せるデザインです。

手前味噌ながら、”ふわり”という名前をみんな気に入ってるんです。笑

 

こちらは、今澤さんのデザイン画です。


後日談として・・・、
アクアマリンのリングの方が出番が多いそうです♪

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