明るいアトリエ

窓をふさいでいた前のビルが
無くなり、大きな窓が３つある
とても明るくて光いっぱいの
アトリエになりました。

晴海通りの様子を眺めながら、通りの向こうには
築地本願寺も見えて…作業もずっとはかどるような気がします。

今日はオーダーの24kのペンダントトップに
グラヴュ－ル(洋彫り)という技法で
デザインした模様などを彫っていく作業の準備を。

飾って，選んで。

ひとつ、ひとつケースに入れるのは面倒くさいし、
何よりも洋服に合わせて選ぶ……
足したり，引いたりが簡単にできて、
そのうえすぐ片付けられて……

そんなケースが欲しい！と思い作ってみました。

持ち運びができることも重要なポイント。

首まわりは長さやボリュームのチェックを鏡でしたいから。

自分の手持ちのものが一目でわかると、最近あまり使ってないコを
何かと組み合わせて使ってみようかな～と思ったり、
こんなの欲しいな～と考えてみたり。

どんどんアイディアがわいてくるような
楽しい収納っていいと思うのです。

簡単お手入れ。

お家に帰って、いつものジュエリーを外してひと休みさせておく……
そんな普段着のジュエリー置き場が
誰にもあるはず。

ひと休みさせておくはずが，定位置になってしまうなんてことも
ままありますが、いつも目に付く場所において置くことは
大事なことだと思います。

ケースに入れなくても、お皿の上にポンと置くだけで大丈夫。
そういう場合は、フェルト等やわらかめの布を敷いてあげると
無造作に置いてできる小さなキズも防げます。

リングの横のブルーの小さな布は市販の銀磨きクロスを
ピンキングバサミで切り取ったもの。

一緒に置いておくと、ちょっと汚れが気になったときなど
大げさでないお手入れがささっと出来ますよ。

シルバーのいい色って？

SVは黒くなってイヤ。。という声をよく耳にします。

酸化して黒くなってしまうのは
事実なのですが,大切に
可愛がられたSVって"いい色に育つ"というのも本当です。

写真は岩手にお住まいのMさんからお預かりしたもの。
2年もののチェーン&鳥,しっぽチャームに、
新しくメッセージチャームを取り付けました。

凹凸にあわせて陰影がでてきて、経年したSVならではの
渋い輝き。(分かり辛いかもしれませんが、いい色なんです!)

新品の白い輝きも清々しいけれど、いい色に育てて
いくのも、ジュエリー好きの楽しみのひとつでは。

次回はSVのお手入れについてです。