ピエスのジュエリーまわり

恵比寿南のジュエリーリフォームアトリエ&ショップ、『pièce ピエス』のあれやこれやです。

ありがとう恵比寿三越

2021-02-28 | アトリエから



今日で恵比寿三越が閉店です。


思えばご縁のあった百貨店(の括りではないんだった?)でした。

改装前の、化粧品売り場になる前、クロスイーギャラリーが健在だった頃。

作家さんの和食器やガラス作品や、春には雛飾りその後はお節句の品々など、
季節感に疎い私にも楽しい四季折々のセンスの良い小物やお飾りがセレクトされていました。

 

たぶん10回以上は出店した、クロスイーギャラリーでの一週間はとても楽しかった。

開放感あるゆったりした売り場に、ガラスやテキスタイルや革小物・・・
異業種の作家さんやメーカーさんとご一緒できて、
制作の方法なんかじっくり伺えて、
とてもためになったし、雑談三昧とにかく楽しい一週間を過ごせました。

そして、今でもお付き合いが続いている作家さんもいたりします。

駅から少し離れているので、来店はそんなになかったけれど、
ありがたいことに、恵比寿三越で出会ったお客さまで、
今の恵比寿南の"ピエス"にお越し頂いている方も何人もいらっしゃいます。

ご縁が深まる百貨店。

スタッフの皆さんも優しかったし楽しかった。

出店するたびに、セレクトされている作家もの食器をひとつずつ購入しました。
一週間かけて、どれを連れて帰るか吟味するのも楽しかった。

それもこれも、ゆったりした百貨店だったから。
ゆったり過ぎたからさよならになってしまうのか・・・

恵比寿三越で、恵比寿にご縁ができ、居心地の良さもわかり、勝手に馴染みもできたので、
恵比寿にお店兼アトリエを構えることになったわけでもあります。

今、お店にご来店頂くご近所の皆さんに、数十年前の恵比寿話を聞くのも楽しいです。

「ガーデンプレイスができた時のことをはっきり覚えているわ、
目黒と渋谷に囲まれて、文化的なものがなかった中途半端だった恵比寿に文化がやってきたの。」

そうお話しくださったKさんは、三越がなくなることを寂しく思われていました。
コロナ禍の影響か、次のメインのテナント(でいいのかな?)が決まっていないのも不安です。

でも、とにかく今日で最後です。

 

 

さようなら、恵比寿三越。
たくさんの出会いをありがとうございました。

 

恵比寿のお店で頑張ります!

川畑拝

 

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〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-19-8-1F
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嬉し恥ずかしピンキーデビュー♪

2021-02-20 | zetta -Ring-

川畑です。

2021年は丑年です。
アニマル柄モチーフの "animalier/アニマリエ" 。

その中でも 干支の 「COW」を推していこうと心に決めておりました。
だって年女ですから。



こんな感じで、牛満載。

 

 



そして、とうとうデビューです♪

ピンキーリングデビューなのです!

『 あなたの落としたのは… 』

銀の牛ピンキーですか?
金の牛ピンキーですか?
それとも燻した牛ピンキーですか?

社内3名、
サンプルのノーマルサイズの着け心地の良さに魅了され…

「これって、ピンキーでもいいんじゃないですか?」
「ボリュームピンキー!いいじゃない!」

と、あれよあれよ、という間に、ピンキー版を制作することになりました。

銀のピンキーは髙橋さん。
金の(コーティング)ピンキーは今澤さん。
燻したピンキーは川畑へ…

奇しくも3人揃っての
嬉し恥ずかし、ピンキーデビューとなったのでした。🐄


私、川畑はとにかく指が短く色黒で、
ピンキーは絶対にできないもの、自分とは関係のないもの、
と長年過ごしてきました。(ジュエリー悲話)

なのですが、このアニマリエピンキー。
幅広なたっぷりな存在感で、私の小指をも優しく許容してくれ、
ピンキーという名の相棒のような存在感。

そして、その幅広のせいか、仕上げが良いせいか(自画自賛)、
すぅっと吸い付くような心地よい装着感で、着けているのが気にならないんです。

私は、帰宅すると、全てのジュエリーを外してしまうのですが、
このピンキーだけは外さなくても気にならない。

気にならないけど、
タオルをギュッと絞った時や、
キーボードを叩いている時や、
車のハンドルを握った時なんか…
視線の端にちらと存在を確認できるのが、なんだか嬉しいのです。

なんだろう、この安心感。

「 "ピンキー"の語源は 〇〇語の "相棒" から来てるんだって」

なんてトリビア(古い)を耳にしたら、

「なるほどどうりで!」

と膝を打ってすんなり信じてしまいそうです。



ピンキーデビューな2021年なのです♪



アニマリエの牛リングのお話はまだ続きます。


 

 

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無理のないリフォーム

2021-02-15 | Order&Reform -Rings-

真ん中に、二点留めで留まっていたダイヤを紛失され…
主役不在となってしまったリング。

なにか他の石を入れようかな?と、ご相談頂きました。

同じサイズのダイヤを入れてまた二点留めというのも、
なんだか不安が残ります。



リングを拝見すると、
下穴のないしっかりした作りのアーム。

では、石留めなしで、取っちゃいましょう!となりました。



お話を伺っていくと、センターのダイヤを紛失されたのは、
海外に赴任されていた時、とのこと。

何かの身代わりになってくれたのかもしれない・・・
と、勝手にスピリチュアル風に考えてみたりします。

ほどよいひねり、美しくセッティングされたメレダイヤ・・・
残されたアームは、初めからそのように単体でデザインされていたように、
Mさんのお手にしっかり馴染むのでした。

リングのポテンシャルを最大限に活かした、品の良いフォークリング。

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☆ピエスのピアスまつり

・3/12(金)~14(日) 
 色々な耳ものが集まりますー。

 

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真珠ゴロンなイヤーカフ

2021-02-08 | Order&Reform -Pierced Earrings-

おばあさまから譲り受けたイヤリング。


いつもですと、シンプルなスタッドピアスへのお作り替えが多いのですが、
ピアスホールのないYさんからのご依頼は、
最近、イヤーカフが気になっている!とのことでした。

真珠のイヤーカフへお作り替えさせて頂きました🎵

オーダーというと、何かひねりを入れたくなるのは世の常なのですが・・・
今回はせっかくのアコヤ真珠7.5mmの大振りさん。

そうなのです。この大きさでイヤーカフというだけで、
すでにしっかり個性があるのです。

なので、イヤーカフの留まる位置と、真珠の見え方にこだわらせて頂きました。

遠方からのご依頼だったので、サンプルのイヤーカフと、
樹脂をお送りしてご確認頂きました。
それでもまだまだ完璧ではありませんが、参考にはなります。


そんなやり取りを経て・・完成です!

ぷりっと大粒アコヤが並んでおります!
シンプルで無垢なんだけど、ポップな印象のイヤーカフになりました🎵

そして念願の着画像を頂きました!

透明感溢るるYさんと真珠の相性は抜群です!
懸念していたホールド位置も理想通りで、ホッとしました。

 




仮仕上げ時に試着させて頂いた時の画像です。

透明感のない川畑でも良い塩梅。
真珠の懐の広さ・・・感激です。

 

そして、やっぱり良い位置でホールドしました。

耳の形や厚さは本当に千差万別。
正解も良く分からない上に、痛みに直結もするので、
イヤーカフは難しいですね・・・

 

 

☆ピエスのピアスまつり

・3/12(金)~14(日) 
 色々な耳ものが集まりますー。

 

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主役なペンダントトップ

2021-02-03 | Order&Reform -Necklaces-

三者三様。ばらばらのルースたち。

こちらを一つのペンダントトップへのお作り替えをさせて頂きました。

デザインのお仕事をされているTさんは、
いつもしっかりとデザイン画を描いてきてくださいます。

そちらをベースに、細かな部分を「こんなのどうでしょう?」とご提案させて頂き、
実際に着けやすいジュエリーへ。

ばらばらのお色味なのですが・・・

パールの乳白色がオパールに入り、
パールの赤紫が、下のアメジストに入っていて・・・

ひとつひとつしっかり主張するルースなのですが、
色がリレーされて、自然と調和しています。

パーツとパーツをつなぐ丸い輪っかに、
ミルのような粒々を施したのが一番のポイントです。

まずはチョーカーサイズでお試しを。
インナーのカラーの開き具合とぴったり🎵 さすがなのです!
程よいボリュームと華やかさで、目を引く主役なネックレスです!

バチカンが大きくとってあるので、
天然石のネックレスや大振りのチェーンにもストレスなく楽しんで頂けます!

今澤さんのデザイン画です。

 

 

一見ばらばらなアイテムたちも、
まとめてしまうと違う表情を見せてくれるかもです。

ジュエリーの「これどうしよう?」を、
どうぞ、お気軽にご相談ください🎵

川畑

 

☆ピエスのピアスまつり

・3/12(金)~14(日) 
 色々な耳ものが集まりますー。

 

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