僕らがリフォームする理由。

ようやく春めいてきました。

ピエスのチューリップ10連隊もにょきにょき育ち、

ブルーベリーも芽吹いてます。春だなぁ。

 

ブラウンダイヤモンドリングのリフォームのご紹介です。

 

突然ですが・・・

"僕らが旅に出る理由。"

くるりは100個くらいあると歌ってますが・・・

"僕らがリフォームする理由。"

 

承っていて、一番多く伺うのが、

お母様やお祖母様、ご家族から譲り受けたジュエリーのリフォーム。

次が、ご自身で、購入されたジュエリーのリフォーム。

あるいはエンゲージリングのリフォーム。

 

購入した時は、

大納得だったデザインも、時の経過で違和感が膨らむ場合もあります。

洋服に比べて、ゆるやかではありますが、ジュエリーも流行があります。

着け方も変わってきたりします。

 

そんな時、今の顔を作りやすい、アクセサリーに逃げてしまいそうですが、

ぎゅっと踏ん張ってジュエリーでお願いしたいと思います。(笑)

 

年齢が重なると、ジュエリーの本物のキラキラは色々助けてくれることを実感。

アクセサリーではカバーできない"something"を補ってくれます。(笑)

 

  

ということで、今回は後者の理由でのリフォーム承りました。

 

 

ジュエリー好きのＴさん。

 

0.93ct の大きなブラウンダイヤモンド。

濃ゆいブラウン。テリの強い子で、とてもチャーミングなルースです。

 

20代後半で、ご自身でルースで購入されて、

とりあえずシンプルなリングに仕立てられたというリング。

ご結婚・ご出産を経て・・・

40代に入られて、最近物足りなくなられたそうです。

お使いにならないリングはもったいない！

ということで、今のTさんの生活に合うリングを、

zetta collection の中からお選び頂きました。

 

 

イエローゴールドとハニーゴールドの

ボリュームたっぷりの気持ち良いコンビネーションリング。

 

★φ6mm(0.93ct) K18YG×K18HG 7.5号 ￥138,000+税

 

 

ぽってりしたゴールドのフクリンを、ふっくら留めました。

 

シャンクはハニーゴールドです。

 

コツコツと槌目を付けた上に、

 

ヘアライン仕上げを重ねて、全体を落ち着かせております。

 

 

 

 

もともと大きいダイヤが、

 

フクリンにしたことで、ズゥ～ンと広角に、おっきく見えるようになった気がします。

 

 

 

 

横顔も美しいです。

 

4.5ｍｍ幅の、たっぷり地金を使ったシャンクは、とろける着け心地です。

 

7.5号と小さめなおサイズということもあり、ギュギュっと感がとまりません。(笑)

 

 

 

 

 

 

そして、とても気に入って頂きました！

 

さっそくお着け頂き、素晴らしくお似合いで、嬉しくって、撮影させて頂きました。

 

 

私もくすぶっているペアシェイプのブラウンダイヤがあるので、

 

こちらに続いて参ります！春の楽しみ！

 

 

 

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★pièceではご掲載をご了承頂きました事例のみ、ご紹介させて頂いております。

加工代金は、お持ち頂いたジュエリーの状態・形状、また金相場により変動いたしますことをご了承ください。

 

セカンドエンゲージメントリング

ダイヤモンドリングのリフォームのご紹介です。

 

王道の立て爪リング。

センターストーンは、0.663ctと大きいです。そして、とても美しいです。

ほとんどお使いにならなかったということで、枠も美しいままでした。

 

 

こちらの出番を増やしたい、ということで、リフォームさせて頂きました。

 

事前に、ご主人とデザインをご相談されてのご来店でしたので、

デザインはほぼ決定していらっしゃいました。

 

お指を長く見せる、ひねりのあるフォルム。

美しいダイヤを邪魔しないように、小さめのツメでお留めして、

両サイドには、お持ち込みのメレダイヤを配置。

 

★PT900/0.663ct

 

ダイヤの魅力を活かした、きりりと清楚なリングが出来上がりました。

 

先の立て爪タイプのエンゲージリングも、ご主人さまから。

今回のリフォームもご主人さまから・・・

"セカンドエンゲージメントリング" です ♪

 

 

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ランダムつぶつぶリング

続きですー。

 

お母さまの強いオレンジ色の光を放つメキシコオパール。

普通のオーバルではなくラグビーボールのようなチャーミングなカタチです。

縦使いですね。

 

こちらを横使いの爪のないスッキリしたリングへ。

 

 

仕上げは、柔らかなマット仕上げです。

 

 

憂いを帯びた優しい表情。

ご配送でのお届けとなり、気に入って頂けるかドキドキです。

そして、お母さまのお手にステキに馴染まれた、と、伺いホッとしました。

 

 

 

そして、ご本人Kさんのゴールドリング。

 

 

こちらのメレダイヤをお外ししてzetta collection のつぶつぶリングへ。

ダイヤは11pcs。つぶつぶ全部を埋めるには足りません。

 

そして、Kさんのご要望で、

ハーフエタニティではなく、ダイヤをランダムにお留めさせて頂きました。

 

 

こちらです！

エタニティデザインのどこが上に来ても、ダイヤが必ず顔を見せてくれます。

この抜け感、たまりません！

石が何ピースでも対応できます。これは、発明ですー！

 

そして、Kさんに速攻で使用許可を頂きました ♪ ありがとうございます！

 

 

リフォーム、楽しいですー。

 

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シルバーとゴールドのコンビなピアス

少し春の気配が感じられてきたでしょうか？

あったかいなぁ、とコートを慌てて脱いで、

翌日もそんなつもりでコートなしで外出して、地獄をみたり・・・

 

慌てふためく様子を、上空からにやにやしながら、眺められているんじゃないか？！

と、思うくらいの寒暖差のきつい今日この頃です。

ジグザグ気温って言うんですね。知りませんでした。

 

でも、確実に春は来ています。

断言できます！

なぜならば、昨年植えたチューリップの球根たちが、

ニョッキっと力強く青々とした芽を出してくれているからです。

こんなに確実な、春の兆しはないのではないでしょうか。

 

さて、そんな中、昨年末から承っておりました、

3点のリフォーム&オーダージュエリーたちをお届けさせて頂きました！

まとめて撮った写真が、なんだか良く撮れた気がして、

嬉しいので…まずは集合写真でご覧下さい。笑

右端のサファイアのピアスから・・・

ご両親が外国で買われて来られたという、

爽やかなサファイアのルース2点。

 

長らくルースのままだったそうです。

 

こちらを、お客さまからのご提案で、

枠を"シルバー"、ポストを"K18イエローゴールド"のコンビでお作りしました。

 

シルバーをマット仕上げにしたことで、銀特有の柔らかな色味と質感が出て、

ともすれば、クールに振れてしまう、サファイアのブルーをほっこり見せてくれています。

シルバー部分には、ロジウムコーティングを施し、お手入れ要らずです。

 

これは、Kさん絶対お似合いになるぞー！と確信しながらマットにしました。

そして、こちらのピアスを見て、貴石のひとつぶピアスが、

がぜん欲しくなってしまいました！

シルバーで枠を作ったことで、コストも抑えられるので、

もしも、ちょっと困ったルースやジュエリーをお持ちの場合は、

素材を柔軟に考えてみるのも良いですね。

 

次は、リングのご紹介をさせて頂きます～。

 

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ラペルピン

ジュエリー好きというと女性を思い浮かべてしまうのですが、

 

コアさでは、意外と男性の方が上な場合もあったりするのかもしれません。

 

 

Mさまのお義父さまのジュエリーコレクションは、

 

宝石の書籍から飛び出してきたような、

 

見応えある煌びやかな石たちを使われたメンズジュエリーの数々。

 

 

まだ一部ということでしたが、眼福のひとこと。

 

 

 

その中から、美しいアクアマリンのタイタックを、

 

ご主人用にカジュアルな"ラペルピン"へ、リフォームすることになりました。

 

 

 ★9.5×6.8mm 加工代金/K18WG（ピン/K14WG） ￥70,000+TAX

 

まずは、メインのアクアマリン。

 

たっぷりの無垢のホワイトゴールドを、筋彫り風の仕上げた枠に留めました。

 

 

深く、憂いを孕んだブルーに陰影あるゴールドに映えます。

 

 

 ★φ2.5mm×13pcs 加工代金/K18WG（ピン/K14WG） ￥73,000+TAX

 

そして、アクアマリンを囲んでいたダイヤたちは、

 

ご家族にご縁の深いアルファベットへ。

 

 

直径2.5mmの大きなメレダイヤ13pcsで構成し、 

 

光の塊と化したアルファベットの〝ｍ〟。

 

 

書体のラフさとダイヤのキラキラの不均衡が、

 

余裕を感じさせるリッチなラペルピンになりました！

 

 

 

 

お渡しの際、その場でお召しのジャケットにお試し頂いた瞬間、

 

はしたなくも、みんなで「お〜！」と感嘆の声を上げてしまいました。

 

 

こんなにダイヤキラキラのジュエリーライクなラペルピンが、

 

さらりとジャケットの襟元に、品よくさらりと納まってしまいました。

  

普段、全くジュエリーを着けられないと伺っていたのですが、

 

ものすごいしっくり感です。

 

 

 

こちらのラペルピンは、お嬢さまのご成人記念のお写真撮影の際、

 

お着けになられたそうです！

 

タイタックとして、お使いだったおじいさまも喜ばれるのではないかと、

 

勝手に想像を膨らませております。

 

 

 

そして、ご家族で末永くお使い頂けるジュエリーだと思います。

 

 

 

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ソウカクデン

ソウカクデン。

なんのことやらなのですが、漢字だと〝蒼角殿〟

ピエス のオープンの時に頂いた多肉植物です。

漢字を改めて眺めると、なるほどです。

瑞々しいグリーンの芽が茂って、さながら御殿の様相を呈していました。

うまいことつけるんだなぁ。

※画像は検索してみてください。

 

もじゃもじゃな "緑殿" な様子が可愛いかったのですが、

いつの間にか…徐々に…次第に…茶色になり…やがて枯れてしまいました。

適当に水やりをしていたのですが、

枯れた段階で慌ててネット検索したところ・・・

このソウカクデン、水やりはほぼ不要で、むしろ、やってはいけない！とのこと。

ガーン。植物なのに！そんなことってあるんですね。

枯れてしまったこの事実は、誰にも言ってません。

そして、豊かだった緑殿はすっかり枯れきってしまいました。

でも、本丸の、タマネギ状の球根は、形状まったく変わらず・・・

豪傑な大将よろしく、でーんと、無言を貫いています。

まだ息があるのかどうかも不明。静寂。

 

私もすっかり大人です。

頂いた鉢植えが枯れることほど、悲しく申し訳なく胸が痛むことはありません…。

オープンのお祝いなのに、なんだか縁起も悪い気もします。

 

なので、誰にも言わずに触れずに現実逃避な数ヶ月…。

そうしたら・・・気がつくと、芽が出てきたのです！

瑞々しい新芽が！

そこからはもう破竹の勢い。

ぐんぐんぐんぐん伸びて画像の長さまで。

芽が伸びるって、無条件で良い気分。
なんだかよくわからないけど、肯定された気分です。笑


と、喜んでいるうちに、支柱をあっという間に追い越して、ゆらゆらしています。

もっと伸ばしていいなら、支柱ももっと高いはず・・・

観賞用にはこの程度の高さで留めるんだろう、

なんだかまずい気がする・・・と思い、再びネット検索。

あまり有力な情報はなかったのですが、

ソウカクデンの魅力は、『翡翠色の美しい球根』。

という一文を見つけました。

え！そーなの！？と、さっそくピンセットで慎重にぺりぺり…

慎重に剥いていくと…

 

青いタマネギ？

なんか前衛アート作品みたいな・・・

否！

 

ぷるんとした美しい翡翠色の球根が現れました。

こんなに、瑞々しくきれいなのに、お母さん気付かずにごめんねぇ、

と申し訳なく思いながら、自己流で、新芽を整えました。

 

 

お店の中の春一番乗り。

正面のケース下の目に入りやすい場所に移しました。

翡翠色の球根なんて、ジュエリーショップにぴったりの植物。

贈り主の意図をいまさら気付いたのでした。

改めて、ありがとうございます！

 

春はもうそこです～♪

 

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