海外一人旅(続）

　　しばらくの間姉の家で過ごしました。オールドサクラメント（西部劇そのままの街）、やネバタ州のリノ又サンフランシスコの郊外の海辺で皆でキャンプもしました。
あっという間に楽しい一ヶ月が過ぎてまた日本に帰らなければなりません。

万が一を考えて、前日ロサンゼルスのホテルに泊まる事にしました。
迷わないように、ホテル名を書いた紙を見せてウエスタンエアポートからタクシーに乗りました。
ところが乗ったと思ったらすぐ降ろされて、何だろうと思っていると、ホテルは歩いても500ｍの所で、乗った場所が見えるほどでした。

前の日に、姉の子供たちが私のためにたくさんのカードを作ってくれました。
裏には姉が日本語を書きました。
「私は英語ができませんのでよろしくお願いします」「電気がつきませんので見に来てください」「水が出ません」「日本に帰りたいので空港までお願いします」
その他２０枚以上。
そして最後に３人の子供たちが笑いながら、特別に一枚のカードを作りました。
そのカードは英語だけでした。　キョトンとしていると
姉夫婦は大笑いして教えてくれました。
　　　　　　
　　　　「私はどのカードを出したら良いか教えて下さい！」

あぶない！あぶない！こんなの出したらバカかと思われる。
冒険旅行でしたが何とか無事に帰国しました。これも若き日の思い出です。
　　　　　　　（写真：オールドサクラメント）