夫は、子供の頃、ごんただったそうです。
「北の××、南の××」と言われていたとか。(夫は、南の方です。)
私が長く暮らしていた山口県では、「ごんた」という言葉は、聞いたことが無かったので、篠山の方言だと受け止めていました。(ですが、どうも、篠山だけではないようです。)
念の為、【ごんた】の意味はというと、「ゴン太(ごんた)は、日本人の男子、特に悪戯小僧と呼ばれる子供に付けられる、仇名、代名詞。 地方により、権太、権田などと書く。」ということです。
ところで、その夫に、「ごんた」と言われている私って、一体・・・!?
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ついでにと言っては何ですが、篠山の方言について、篠山市のホームページから、少しご案内します。
『篠山地方は、古来都であった京都に近く、言葉にも京都文化の流れを多分に含んでいます。
しかし、1907年歩兵第70連隊が設置され、1949年農科大学の開学で各地からの交流が増し、古来からの方言に若干の変化も加わって日常生活に使われています。
主なものを列挙すると下の例のように京都言葉が多い。』
この後、例として、いくつかの単語が載っています。
関心のある方は、こちらをご覧ください。
↓ ↓ ↓
■篠山市ホームページ(篠山市の方言の一覧:丹波ささやま雑学のすすめ)
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こちらも、篠山の方言についての言及です。(篠山市ホームページ/篠山の方言あらかると:丹波ささやま雑学のススメより)
『●小盆地空間の文化は方言に詰まっています
篠山は経済は大阪圏に属し、政治は神戸を向いていますが、文化は京都の流れにあります。
いわゆる篠山弁は京都の言葉と流れに含まれます。
大きくは京都言葉に分類されながらも微妙にニュアンス変え篠山流に加工されているといえます。
作者の円増亮介さんは1986年の秋から季刊「篠山百景」の編集委員として、その中で日常の会話の中に見られる篠山の言葉をユーモラスに、しかも日常生活に生きた言葉として浮かび上がらせています。
取り上げられた篠山の言葉の多くは、京の言葉の範囲に入っていますが、独自の小盆地空間に溶け込んで使われてい光景はまさに篠山らしいといえるでしょう。
初めて聞くと変だなあと思うかもしれませんが、微妙なニュアンスに潜む意味の深さ、合理性を知るとほれ、するめいかの様にかめばかむほど味がでてきませんか?』