2024年3月9日柳本城と柳本陣屋を攻略しようと思ったら、黒塚古墳に来ていました。
本当は兵庫方面に行きたかったのですが寒い、とのことで方針転換、先週に引き続き奈良方面にしました。
柳本城、柳本陣屋があるというので、行ってみることにしました。
JR奈良駅。
あれだけ異彩を放っていたせんとくんもどこか寂しげ、みんな撮影してあげて下さいな。
2両のJR万葉まほろば線に乗って6駅20分程度でJR柳本駅です。
先週行った巻向駅は隣なのです。
ロマンの里黒塚古墳です。
無人の柳本駅。小さくて可愛いですね。
お、地図があります。
古墳と神社とお寺の説明が詳しいのですが、柳本城と陣屋の説明がNothing(´・ω・`)
崇神天皇陵ですって、後で寄りましょう。
一直線に進みますよ。
どこまでも真っすぐ、あれ、雪がチラついています。
と、いきなり!!
古墳です、古墳。
33枚の神獣鏡出土ですって。
逆さ黒塚古墳。お城と陣屋の前に寄り道しちゃいます。
上陸できる様です、素晴らしいのです。
渡れる上に、
登れてしまうのですよ、ヤッホー。
上には……
説明書きのみで、他は何もなし。埴輪もなし。
奥に進むと、
古墳を下ってしまいました。
見上げても古墳。
なるほど。埋葬者も分からずですね。
それにしてもお城と陣屋はどこなんでしょう?
天理市立黒塚古墳展示館です、無料ですのでこの際入ってしまいましょう。
手前の石に神獣鏡が載っています(笑)
お墓です、もちろんレプリカですが、こんな形で埋葬されていたのですね。
2階から見た埋葬図。ようくこんなの掘りましたねえ。
三角淵唐草……面倒くさい、大きな神獣鏡のレプリカです。
おや、鎧の展示が。織田家柳本藩城主の鎧……?
柳本藩は織田信長の弟、織田長益こと有楽斎の子孫の藩なんですって。
でもお城が……分からないなあ。
あ、ありました!!
黒塚古墳南側の柳本市立小学校が陣屋跡だったのですね。
しかも黒塚古墳そのものが柳本城跡だったらしいのです。あらま~
古墳の堀=お城の堀、陣屋の堀だったんですって。
今は結構珍しい火の見櫓。
まだ11時半、このまま崇神天皇陵へ行ってみますね。
でわ。
城だった頃の改修ですか?
城として使われてたので埴輪は出なかった。
だけど三角縁神獣鏡は盗掘されなかった。
ということなんでしょうか?
今回も勉強になります。
久々にせんとくん見ました。
盗掘についてWikiにこう触れてありました。
中世に起きたと思われる地震で天井部分が石室内に崩落し床面の上は板石によって覆われていた。
竪穴式石室への鎌倉時代の大規模な盗掘坑があり、石室は大きく破壊されていた。
しかし、これは大量の崩落石に阻まれ、空洞の残った南小口部分にだけ侵入したが、大部分は断念し、石室南小口以外には完全な形で副葬品が残されていた。
つまり地震が盗掘者から副葬品を守ったことになる
せんとくんもちょっと可哀そうですね(笑)
この頃の天皇に関する文献は読めば読むほどわからなくなっていくというか…
どんどん頭の中で整理できなくなっていきます。
三角縁神獣鏡も文様の情報を探るとおもしろそうです。
はまったら出れなくなっちゃう(笑)
お城でぎりぎり留めておこうかな、なんて思ってはいます。
奈良は古墳が多いので厳しいのです。
沼に落ちてしまいそう。