また窯焚き!

2022-11-15 06:18:23 | 日記


工房展を前に、窯詰め、窯焚き、窯出し・・・そしてまた窯詰めと、お外作業に明け暮れてます。
うれしくてたのしい日々です。


難解なパズルであり、この窯詰め自体がしはんの作品と言えましょうか。
制作意欲が絶倫の工房生たちの作品を、ひとつでも多く窯に詰めたい一心で、最も合理的な噛み合わせを見出そうと脳に汗をかいてます


うさぎちゃんを三つのっけるために、小さめの欠け棚板でせり出しをつくる小技・・・
こういう細かい知恵と努力をわかってほしいですわ。


密です、密です、密です・・・もはや使われることもなくなった小池さんの流行語も、ここでは現役です。
超過密、稠密、精密の詰め詰めづめ。


中でなにが行われてるのか、このコマ割りできちんとご理解いただきたいものです。
なぜか大きな子がひとり右奥に、デン!


ここに、奇跡のようにフィットする、一部欠け棚板。
巨大作品群は、本来なら最上段に詰めたいところですが、お隣(窯の右サイド)からうっかりと巨大鉢をはみ出させちゃったので、ここでないと収まりがつかないことが判明したわけです。


こういう計算と空間認識が、しはんは天才的に早いのだよなあ。
つわけで、今回はまだまだ上に棚組みをしていきます。


奥部に小さめのステージを設営・・・


ここにさらに柱を設置するわけですが、これより上層階を、どの三点で支持するかご理解いただけます?(・・・ま、三点と言えば、そことそこしかない)


こんな構造計算をしながらですね、次の棚の高さを読み取り、すき間なく作品を詰めていくわけですよ、あなたたちのしはんは。
おれのを先に!いやわたしの方が!なんて文句ばっか言わないで、少しは尊敬しろ。


ただ、彼ら彼女らの仕事ぶりにも、よくぞここまで極端なバリエーションのものを寄越してくれるものだ、と感心もします。
おかげで、逆に詰めやすい・・・かも。


これ以上は小片ひとつとして入らない、ガチのびっちり詰め。
・・・だけど諸事情により、実際の左サイド上段の窯詰め作品は写真と異なる場合がございますので、関係各位様におかれましてはご容赦いただきますようよろしくです(火入れ寸前に、そこそこ大掛かりな入れ替えが行われました、ごめん)。
すでに本焼きを終了し、展前最後の窯出しは木曜日となります。
運命の焼き上がりは、19日(土)からの↓「第8回けっさくWorks展 in 森魚工房」で目撃せよ〜!

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

コメント
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