以前に粉引きにしたぐい呑みです。
白化粧を施して、天日で乾燥中。
粉引きは、チャレンジングなギャンブル陶芸です。
生の土を半乾燥状態で泥に沈めるので、たまにカタストロフが発生します。
構造と厚みに注意しましょう。
砂質な土だったり、高台がせまかったり、腰が張ってたり、薄づくりだったり、危険ゾーンとされるシュバルツシルト半径を超えて化粧をしたりすると(そのすべてがごらんのぐい呑み)、たちまち滅形がはじまります。
が、じゃん!
修繕して(つか、むりやり押し戻して)焼いちゃいました。
これはこれで景色になっちゃうのが、陶芸ですね。
多少漏れますが・・・もう一度ヒビを埋めて焼いてみます。
こういう手のかかった子が可愛いのだよなあ。
よみがえりなさい、生きなさい、役にお立ちなさい。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園