チャレンジの結末

2024-07-10 07:15:54 | 日記


以前に粉引きにしたぐい呑みです。
白化粧を施して、天日で乾燥中。


粉引きは、チャレンジングなギャンブル陶芸です。
生の土を半乾燥状態で泥に沈めるので、たまにカタストロフが発生します。


構造と厚みに注意しましょう。
砂質な土だったり、高台がせまかったり、腰が張ってたり、薄づくりだったり、危険ゾーンとされるシュバルツシルト半径を超えて化粧をしたりすると(そのすべてがごらんのぐい呑み)、たちまち滅形がはじまります。


が、じゃん!


修繕して(つか、むりやり押し戻して)焼いちゃいました。
これはこれで景色になっちゃうのが、陶芸ですね。


多少漏れますが・・・もう一度ヒビを埋めて焼いてみます。
こういう手のかかった子が可愛いのだよなあ。
よみがえりなさい、生きなさい、役にお立ちなさい。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

コメント
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