しはんの定番、撥水とくさシマシマ。
撥水とは、釉薬をはじくという意味で、とくさとは、この手のストライプのことを言います。
ちなみに「この手」の手とは、陶芸では技法を意味します(三島手、粉引き手、金蘭手・・・)。
陶器の線なんて、そんなお行儀よく引くもんじゃありません。
自由に!
以前、マンガ家時代の担当編集者にこの手を見せたら、「きみの線だね」と言われました。
それほど線とは、シンプルでも個人的なもの。
時間を忘れます。
神経も使いますが。
釉を掛けますと、見事なはじきっぷり。
で、焼けました。
いかがでしょうか?
ゴスなどの絵の具で引く線と違い、コントラストも立体感もくっきり。
相対論的時空間二連皿。
質量によってたわんだ時空間上の山谷における加速こそが重力の正体。
茶漬け丼も、いい雰囲気に仕上がりました。
釉の飛んだ箇所が緋色に発色するのも特徴。
非ユークリッド空間における平行の定義。
線を極で収れんさせる起動修正の計算が必要です。
わら白、こんもり。
新雪の上のわだちのような。
めし碗。
とくさは、シンプルながらいい味わい。
撥水釉はじき手は、ストライプじゃなくても、ドットやワンポイントのアクセント、あるいは普通の画でも、なににでも用いれます。
ゴス画に飽きたひとなどは試してみてね。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
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