今回は、大言壮語をかますでえ!
しはん(わし)は、掛け値なしにろくろの天才であった。
陶芸素人同然の身で職業訓練校にもぐり込み、一年通っただけで、翌年にろくろの教本を単独で構成しきる(マンガも描く)なんて芸当ができるのは、小生以外には不可能であろうが。
しかしその天賦の才覚は、ろくろ技術のというよりも、ロンリの組み立てと言語表現の方を向いてたんだった。
しはんは、ろくろを挽く天才というよりも(天才だが)、ひとをろくろの天才に仕立てる天才なんである。
ここに居並ぶろくろプレイヤーたちは、いずれもここ数ヶ月という経験しか持たないピヨピヨちゃんだが、よそで10年学んだ連中よりも達者に挽けてることは間違いない。
陶芸をやろうなんて人間はたいがい素直で、しはんのメソッド(独自に構築したロジックと、かつてどの陶芸家も使ったことがなかったレトリック)をすっかり鵜呑みにしてくれるので、連中の成長は日本一はやいと言えよう。
しはんは決して手伝わず、背後から言葉のみで彼女たちをコントロールする。
だから彼女たちの理解は本質的で、手指の運動は主体的な思考からダイレクトなため、たちまち上達するのだ。
話を聞かないやつもいるが、それは愚かというよりも彼女の中で覚醒したものがそうさせるので、ほったらかしておけば自然と成長してくれる(わしがかつてそのタイプじゃった)。
この工房でろくろの指導を受けられる人物はしあわせである、と言いきれる。
それくらいに絶対の自信がある。
ろくろをやりたいやつは、ここにくるべきだろう。
あと少ししか椅子の空きはねーぞ、まじで。
本も買ってね(かわい子ちゃん、モデルをありがとう)。
「基礎編=陶芸道場」は工房に在庫いっぱいだけど、「ろくろ編」は手元に枯渇気味なんで、Amazonでどうぞ。
人類よ、おまえら全員ろくろをせいーっ!
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
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