ひとが少ない間に、そっと(でもないが)工房の大掃除。
いよいよ、いちばんしんどい釉薬コーナーに手をつけます。
重たい台を外に出し、丸ごと水洗い。
ほこりをかぶったテストピースも、シャワーでスッキリ。
設置。
まずは環境をきれいにしておいてから・・・
その上に、別ルートできれいになったほうろう容器を並べていきます。
手順の合理性を考えないと、この規模の大掃除はひとりでできないのです。
容器を一個いっこ磨き立ててる、の図。
教室の手前サイドでは、三人の工房生たちが肩寄せ合って(しかし大掃除が気になるふうでもなく)作陶に集中してくれてます。
すまんなあ。
釉薬コーナーの大掃除、完了!
手強いやつをやっつけたぜ。
これで、わりとのん気に年末を迎えることができます。
ああ、掃除って気持ちいい!(日頃からやっときゃ、ここまで汚れないわけだが)
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
横浜に〜。
よめはんと〜。
ええ、こちらのいかついギャラリーで開催されてる絵本展に、ハモニコ大先生の「しんかろん」が招待選手として展示されてるのです。
中はこんな感じ。
大規模です。
おっと、ありました。
マルクスの「資本論」と肩を並べる名著、「しんかろん/むかしきみはあぶくだった」。
最高の場所に、平積み。
ありがたや。
大先生のカレンダーと画集も、同時に絶賛販売中!
素晴らしき表紙の原画と、原作者のしはん。
ええ、わたくしも一枚噛んでます。
売れろー、しんかろん〜!
「しんかろん」は、工房にても販売させてもらってます。
ぜひ一家に一冊どうぞ。
工房では50冊がすでにソールド。
賛辞の声が雨あられ、ありがたや。
追加分も入荷しましたよ。
よりフレッシュな色合いに進化してます。
Creemaのハモニコ絵本さんのサイトでも販売してますが、工房なら生産者やすやす価格で手に入ります。
ご希望の方は、メールやラインなどでご連絡ください。
お問い合わせ、お求めなど・・・forestfish@mail.goo.ne.jp
日本各地には、送料込みの1400円でお送りすることもできます。
お気軽にどうぞー。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
地球形の「野望貯金箱」、焼き上がり〜。
いい色。
我が野望を叶えよ。
五大陸と七海を支配するために生まれた貯金箱です。
南極大陸もちゃんと支配できるようにできてます。
ためるぞう、500円玉〜!
もう一個、シンプル球体のフタもの。
地球とも、手びねりです。
「かいらぎ」という新しい釉を掛けて焼きました。
えげつない貫入が入るので、墨で埋めて邪悪な感じにしてもいいかな。
さてこちらは、同様の風船づくりですが、ろくろ挽きをしてフタを切ったもの。
ええ、おっぱいです、黒人さんの。
いかがですか、この親近感。
東洋系のもつくったのですが、なんかこれ、つまむのが照れくさいですね。
これには、なにか神秘的で尊いものを入れたいものです。
なんだろうか、考え中。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
つくったお皿に絵を描き描き。
藤井さん母娘です。
おっきく見えて、年長さんのすずちゃん。
「ききょう」を絵の具でぬりぬり。
こちらは「ひまわり」。
お花の名前をいっぱい知ってます。
おお、綱渡りみたいにへりに墨をめぐらせるのもじょうず。
筆使いの基本から超理論的に指導しちゃうのが森魚メソッドです。
この子、手びねりの造形もすごいでしょ?
わたし(しはん)、しっぱいさせませんので。
お母ちゃんの方は、ゴスで染付。
こちらの技術もすごい。
ちょっとジョージア・オキーフを思わせるような、乾いた世界観。
この才能、どんどんと伸ばしてちょうだい。
たはっ、デビュー作品も焼き上がりました。
母娘合作の「魯山人ふう家族皿」。
傑作です。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
こちらはゴスの絵付けではなく、陶絵の具による着彩です。
サチコさん。
千両・・・ってんですか。
赤い実のやつ、何種類もあってわかんないですが。
じょうず!
濃淡で勝負のゴス染付と違って、こちらははっきりと細密描写。
まさしく「絵画」です。
さて、施釉を済ませまして、窯ヨコに運びましょ・・・という段。
寒空の下を一回で運びたいのに、板に一枚だけおさまらない〜。
くそ、こうでもねーな・・・
ハニカムでダメとなれば・・・どうします?
正解は、こうでした!
まったく、世界ってのはパズルでできてるぜ。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
素焼きをすませた器面に、絵付けです。
みどりかわさんは、トレーシングペーパーを用いて、精密な図案を写し込み。
裏面がカーボンになってるので、針先の筆圧で、下絵がそのまま移植できます。
フィット感が心許ない曲面なので、けっこう難しい・・・
しかし、そこはさすがに絵描きさんです。
うまく写った下絵をもとに、ゴスの細線でアウトラインを入れていきます。
牡丹・・・?
すごいのができそう・・・
・・・からの、薄墨。
小指の添え方が、素人離れしてる感じ。
うおおっ、大迫力!
掻き落としでハイライトまで入れて、描き上がりました。
これで取り皿だってんだから、なんだかもったいない感じ。
次回は大皿でチャレンジしてみましょ。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
アニャさんです。
この日は真面目にろくろ挽き(フツーに)。
いや、いつもが真面目(フツー)ではないわけではありません。
が、特殊であることは否めません。
これが彼女の施釉スタイルですが・・・
ピンセットレベルです。
ミニミニ作品。
しかも、半分に掛け分け。
どこまでもミクロです。
釉掛けにも工夫が必要。
様々な道具を用いて、試行錯誤です。
なるほど。
器用&クレバー。
それがついに焼き上がりました。
なかなかの精度ですよ。
このスケール。
花が一輪・・・挿せるのか?
さらに技術を磨いてほしいです。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
みなさん、自分ちを示す表札をつくりましょう。
最近はどこに誰が住んでるのかわかんなくて、配達さんが右往左往で苦労してるみたいですよ。
新井姐さんちのものは、こんな感じ。
グリーンと白土のコントラストで、名前をクリアに表現。
わかりやすい!
そして個性的。
これで誤配も起きません。
お嫁にいった娘さんちのは、すでに焼き上がり。
ダンナさんの名前を危うく間違えるとこでしたが、ぎりぎり修繕して間に合いました(確認してからつくっては?)。
ところで、配達さんですが、工房に荷物を届けてくれた人物には、どなたにも感謝のおせんべを差し上げてます。
ありがたいシステムが構築されたもんですが、感謝の気持ちを忘れちゃいけません。
仕事の合間に、ちょっとだけほっとしてちょうだい。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
クリスマス・お正月ものは無事に焼けましたが、まだまだ工房生たちの作品は行列をつくって焼かれるのを待ってます。
二週連発で、年内最後の本焼きです。
年末にはジャンボ作品多し。
上の方まで詰まってきました。
背の高いやつは、いつものポジショニング。
そして、いつもの欠け棚板。
重宝します。
満載に詰まりまして・・・
いつものようにすれすれにカマボコ天井をくぐり・・・
スイッチオン。
窯出しは、16日の木曜日です。
最後の窯も、お楽しみに。
一年間、お疲れ様でした。
おっと、工房はまだまだやってるんで(26日・日まで)、よかったら制作にきてね。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
アップネタが尽きたとき、この男が出演。
陶芸怪人・横山くんです。
ミニボトルを器用にろくろ挽き。
お外で表面だけを乾かしまして・・・
むぎゅっ・・・
サイドからプレス!
「へんこ」といいます。
ポケットボトル用に、肉体にフィットするように徳利をつぶした、という説があります(わたくしの)。
それに白化粧を施します。
どこまでも職人じみてますね。
一輪挿しとして、吉祥寺や川越で販売されてます。
食卓に花一輪・・・いいかも。
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