Friends of Valves 自作真空管アンプ

自作真空管アンプを中心にいろいろ載せていきたいと思います。

大量の部品を入手

2024-12-07 21:49:39 | ジャンク

またつまらぬものを落札してしまいました・・・

今回は部品取りのアンプでもなく、トランジスタアンプでもなく、部品そのものです。

下記写真のような部品なのですが、知らない人から見たらただのゴミ、知っている人も使い道が無ければただのゴミです。

実は、今週は数年ぶりのインフルに罹っていたので中身を見るのは今日が初めてです。落札は、数日前でした。

数年前まではインフルに罹ってしまうと1週間程度の休みを堂々と取れていたのですが、最近はリモートで仕事が出来てしまう世の中になってしまったため、イナビルでの治療後すぐに在宅勤務となってしまいました。果たしてこの「リモート」という道具は便利ではありますが、我々サラリーマンの良き味方なのでしょうか。

さて、今日はこの部品の山の仕分けをしたいと思います。

まずは抵抗から。

1/8Wぐらいのサイズの抵抗類です。

1/8Wはかなり小さな抵抗で、もはやカラーコードが小さくて見切れません。また真空管アンプで使用する場合使えるところはほとんどなく、使えたとしてもグリッドバイアス部分の抵抗かと思います。こういう小さな抵抗を高電圧部分に使用すると抵抗が壊れてしまう恐れがあり、これはほとんど使い道がなくいらないものに分類します。残念!

次は1/4W、1/2Wと思われる抵抗です。

これは結構良さそうです。抵抗値にもよると思いますが、先ほどの1/8Wよりも使い道が増え、電圧増幅段のカソード抵抗やプレート抵抗、グリッドバイアスもですし、その他いろいろ使い道がありそうで、持っておきたいものにします。

次は、1W程度の抵抗です。主に酸化金属被膜抵抗です。

これらも使い道が結構あります。1/2Wのところで記載したのと同じ用途やもう少し電流が流れるところ、例えば電源回路などでも使用可能。大きさが1/2Wカーボン抵抗と同じ大きさなのがいい。この中にはリード線が加工されているものと加工されていないものがありますが、加工されていないものはキープ。加工されているものは使いにくいので、少しだけキープし残りは処分です。

次は2W~3Wの抵抗です。

これも1Wの抵抗と同じですが、形が少し大きいのであまり好みではありませんが、真空管アンプでの使い道は多くこれらもキープです。リード線の加工したものは少しだけで良いです。

最後は抵抗以外のものです。

BNCコネクタがありますが、これは特に使用していないので不要です。箱入りの立派なメタルコネクタがありますがこれも使い道がありません。

次にLEDですが使い道はパイロットランプや約2Vの定電圧源くらいの使用方法が思いつきますがそんなにたくさんも不要です。少しだけ使用したいと思います。セラミックコンデンサがありますが数10pFと容量が小さく、用途があまり思いつかないので不要。フラットケーブルのコネクタもあり、これはDACを作っている人がいますので、差し上げたと思います。あと真ん中の銀色に輝くものが見えますが名前はわからないですが使い道がありキープです。

ということで、今回はジャンク部品にもかかわらず多くを部品棚に仕舞うことが出来ました。価格も全然安かったのでしめしめです。しかし一体これらを使う機会はいつあるのか。それが問題です。

 

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京浜電子工業(株)KE A-211

2024-12-01 18:23:27 | ジャンク

またつまらぬものを落札してしまいました・・・

今回は京浜電子工業株式会社のアンプキット KE A-211というトランジスタアンプで、かなり小型のプリメインアンプです。

中身はというと・・・

埃は少しあるものの結構きれいです。回路は私好みの単電源による構成で出力段は2SA634/2SC1096によるプッシュプルです。

これが何年ごろの製品なのか調べたのですが、私が持っている雑誌では、1972年にはキットとして販売されていたようです。ちなみに下記1973年の広告にも出ていました。

当時の価格で¥12,400ですが、1972年の大卒初任給をネットで調べてみると約¥50,000程度とのことなので、今の物価に換算すると¥60,000程度でしょうか。そう思うと結構高価です。今では¥60,000というとスマホなどかなり機能が豊富な電子機器が買えます。当時オーディオは最先端の製品だったと思われますので、価値的にはこんなものなのでしょうか。ちと高かったような気もしますが・・・

ということで、レストアするか何か別のものを組むか、部品を流用するか検討したいと思いますが、部品の流用には大した部品もありませんし、レストアするには回路図が欲しいところです。

ネットで検索しても回路図は出てきませんでしたので、難しいかもしれませんが、どなたかもしお持ちなら公開してくれるとありがたいです。

 

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おぞましい電源トランス他の再塗装

2024-11-30 18:21:38 | トランス

もう気が付けば今年もあと1か月。そろそろ大掃除と思っているのですがその前に気になるものを何とかしたいと思い、気になっていたトランスの再塗装を行うことにしました。

まずは完成したものを載せます。

上記のように完成版は、まあまあ綺麗になりました。

ところで、表題にあるようにおぞましかったのは、右側の電源トランスの方です。どんな感じかといいますと・・・

どうひっくり返ったらこんな汚い塗装が出来るのか不思議なくらいおぞましい塗装です。ペンキの中にごみの粒が沢山入っていて、気持ち悪いのなんの。

側面もこんな感じです。いったいどんな環境で塗装していたのでしょうか。

では早速、いつもの様に塗装を紙やすりで磨いて剥がし再塗装を行います。

オービタルサンダーで磨いて下記のようになりました。

前再塗装では、下地材の塗装はあったようですが、なぜその上の塗装はあんな気持ち悪い塗装になったのでしょうか。

ほぼ塗装はがしが終わりました。

LUXの電源トランスも再塗装しましたが、この時LUXのラベルを剥がし忘れてそのまま磨きましたが、剥がして再塗装しました。

いつものようにプレサフを塗布します。

そして今回は艶消しの黒を塗ります。

で、冒頭の写真のようになりました。

一連の作業は外でやっているのですが、いくら外でも再塗装前のようなゴミは付きません。不思議な前塗装でしたがこれで思い残すことはなくなりすっきりしました。

 

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6327シングルアンプ(1)

2024-11-24 18:09:40 | 6327パワーアンプ

11/3のレコードコンサート向けに6327のプッシュプルアンプを大急ぎで仕上げましたが、6327の音をきちんと確認したことがなく、シングルで鳴らした場合はどんな音がするのか以前から試してみたいと思っていました。

そこでいつも使っているシングルアンプのシャーシをベースに6327に差し替えて音質を確認して見ることにしました。

ベースのアンプは下記のシャーシになります。

変更前は東芝の6GB8が刺さっていますが、これを6327が刺さるようにピン配を変更します。

シャーシの中身はいろいろ球を変えたりで触っているのでかなり混沌となっています。

いずれ球を固定して専用のアンプにしたいと思いますが、その際はきれいな配線にしようと思います。

6GB8のピン配から6327に変更します。

そして各部の電圧を調整して早速鳴らしてみますが、R側は出力を最大にすると若干発振しだします。写真にはとっていませんが、4Wぐらいの出力で発振するので、まあ少し音質を確認する分には大丈夫かなと思いとりあえず放置します。

音質を確認します。

さて音質ですが、やはり発振する状態が影響しているのか、ボーカルの高域が少し気になります。ですが総じて音質的には透き通ったきれいな感じの印象です。

6327は案外いい球かもしれない。

発信をどうやってなくすのか検討が必要で、もう少し調整して気になる部分を解消したいと思います。

 

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Stereo SoundのDACを試してみる(1)

2024-11-23 18:44:31 | パソコン・モバイル・測定器

最近ブログのネタに窮することが多くなりましたが、ふと机を見ると以前デジットで購入した下記の写真のようなDACが目に留まりました。

そこで、このDACを試してみたいと思います。

どんな形で試そうかと思いましたが、光用のケーブルは持っていないのでRCAピンジャックによる同軸ケーブルで接続したいと思います。

さて早速接続を、と思ってRCAケーブルが余っていないか探したところ、見当たらなかったのでケーブルの製作から始めます。ありあわせの部品を用意します。

ピンジャックは安物ですが一応日本製です。

こんな小さな部品ですが案外てこずりましたが、何とかハンダ付け完了。

出来上がりました。

ケーブルのショートや導通の確認を済ませ、いざ鳴らしてみます。

ソースは以前製作したAKI DACです。AKI DACには、ノートパソコンのUSBに接続しています。AKI DACからアナログ信号は出ているのは確認済みです。このアナログ信号をStereo SoundのDACのアナログ出力に接続変更します。そして、入力の同軸をAKI DACの同軸出力に接続します。

いざ出音!

が、鳴りません。うんともすんとも言いません。

おかしい・・・

何がおかしいのかよくわかりませんでしたが、Stereo SoundのDACの基板をよく見ると、同軸か光入力かの切替ピンが付いているではありませんか!

この接続を切り替えることで鳴らすことが出来ました。

さて、出てくる音ですがAKI DACの出力よりも少し低音が出るようになった気がします。格安で購入しましたが中々いい感じでなっています。BGMに良さそうですが、このままでは使いづらいのでいずれケースに入れるなりしたいと思います。

 

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