Friends of Valves 自作真空管アンプ

自作真空管アンプを中心にいろいろ載せていきたいと思います。

薄型イコライザーアンプ(13)

2023-04-01 22:39:03 | イコライザアンプ

先日、回路の部品も決めましたので、今日は増幅系の回路とRIAAのEQカーブ回路の基盤を製作しました。

結局、RIAAの0.047uFは、大昔に購入した0.033uFと0.01uFのコンデンサを並列にして代用しました。

また、折角なのでかなり古い銅箔のスチコンも。何かのアンプの取り外し品です。全体的に音はどうなのか不明です。

そして初段の回路も基板に載せました。左側の基板です。カップリングコンデンサは、ASCが一番小型だったので採用しました。

この基板と真空管のソケットを配線します。また、私はアース母線を使うのが好きなので、アース母線もつけておきます。

今日はここまで実施しました。一応基盤を取り付けましたが、よく考えたら、基板のGNDや信号の出力などの配線を忘れていたので、また外さないといけませんが、今日はいろいろ用事で忙しくこの続きはまた今度にしたいと思います。

 

 

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薄型イコライザーアンプ(12)

2023-03-26 18:43:55 | イコライザアンプ

今日は電源モジュールの製作をメインに行いました。

平滑回路の基盤は出来ていたので、これらの配線とサブシャーシへの取り付け、そしてケースへの取り付けと全体の配線になります。

下記はサブシャーシへの取り付けと、このシャーシ内での配線になります。貧乏性なので、トランスのリード線は短くせず、長くなるように配線しています。^^;

そしてメインシャーシ内にサブシャーシを取り付け、フューズやスイッチなどの配線を行います。

こんな感じになりました。

あとは、増幅回路のサブ基板の製作になりますが、こちらはまだもう少しかかりそうです。

 

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薄型イコライザーアンプ(11)

2023-03-25 19:01:18 | イコライザアンプ

先週は、検査入院でした。50歳以降のような年を取った男性特有のもので治療を進めるには検査が必要とのことで、いやいやながら実施しました。お股に巨大な針を刺して某内蔵の組織をとるのですが、半身麻酔で全く痛くなかったものの、まだ本調子ではなく、オーディオは大したことはしてません。

ということで、そろそろ増幅回路を作ろうと思い、初段部分の回路を検討しましたが、こういうのは、手っ取り早く誰かが作った回路を使用するのがよい策です。一応参考にしている「ハイファイアンプの設計」(百瀬了介著 株式会社ラジオ技術社)に6AU6の参考回路が載っていましたので、それを使用することとしました。

回路はまだ載せませんが、その部品集めを行いました。部品といっても抵抗類はありますので、コンデンサー類になります。主にカップリング用とRIAAプレイバックカーブ生成用のコンデンサになります。

まずはカップリングコンですが、手持ちにあったほど良い大きさと容量のものを集めてみたところ、下記のような種類がありました。

右上の基板に載せるので小型のものが必要なのですが、当初この基板に載っているグレーのケース入りのもの(VisheyかKEMETかの2.2uF/400VDC)を使おうかと思っていたところ、基板に載せるとコンデンサ2つだけでいっぱいになってしまい、大きさ的にこいつは無理だと思い、小型のものを探した次第です。大きいサイズのはたくさんあるのですが、小さいものはなかなか無く、中古品含めて探したところ、上記の写真のものを見つけたところです。ASCやSIZUKIのものがありますが、これらは0.22uFで小型なのでいいかもしれません。ちなみにASCはAmerican Sizuki Corporationの略で、指月(SIZUKI)の子会社(または関連会社?)のようです。

次にRIAA用のコンデンサですが、以前、秋月で1個15円で買ってみたものの、あまりにも安いし、見た目も貧相なのでので、もう少し見た目が立派なものはないかと思い、これまた探してみました。その結果下記のようなものがありました。

必要なのは、0.047uFと0.0022uFになります。よくありそうな値のコンデンサですが、これが手持ちにはなかなかなく、0.047uFは、Spragueの2000V耐圧の大きなコンデンサと、古いオイルコン、あとWIMAで0.01と0.033uF、茶色のフィルムコンで0.022uFがありましたので、これらをパラで使用するかしたいと思います。

0.0022uFは、オレンジ色のフィルムコンと銅箔スチコンの中古がありましたので、このどちらかを使用したいと思います。

ということで、今日はこれぐらいで。

 

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薄型イコライザーアンプ(10)

2023-03-12 21:11:52 | イコライザアンプ

今日は電源回路を製作しました。

電源用のサブシャーシに部品を載せていきます。まずは電源トランスと整流回路。

B電源は、トランスの110Vタップからとりますので、倍電圧整流にして約300Vを得ます。そこからリップルフィルタを通して250V程度を得られればと思っています。

そしてヒータは直流点火にします。12Vタップの出力をブリッジ整流し、安定化電源でも通そうかなと思っていますが、安定化電源を通すには電圧がちょっと足りないかも。

とりあえず、下記のように各電源基板を製作しました。

左がヒータ用の安定化電源で、右がB電源用のリップルフィルタです。

ヒータの安定化電源は、おなじみTL431とトランジスタで製作しています。

B電源のリップルフィルタは、FETを使用したフィルタですが、同時に出力電圧調整ができるよう、FETのゲートに接続した抵抗に流す電流を調整できるようにしています。

が、この回路が曲者でした。基準電圧を作るのに、TL431の2.5Vを使用した回路にしたのですが、高圧部分に使用したので壊れてしまったのです。

そこで、何か手ごろなのはないか探したところLEDがあったので、使用してみたところうまくいきました。LEDには47kΩの抵抗を接続して約300Vもの電圧をかけています。

こんな感じです。

動作中はこんな感じで光ります。

一応、基板はそれらしくできましたので、サブシャーシに並べてみました。今のところ、部品の干渉もなさそうです。あとはサブシャーシへの取り付けと配線になります。

一応電源基板はできたのですが、まだリップルがきれいに取れているのかだとか、ヒータにちゃんと所望の電圧が出るのかなど心配事はありますが、ちょうど区切りがいいので、また次回にしたいと思います。

 

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薄型イコライザーアンプ(9)

2023-03-11 18:13:03 | イコライザアンプ

このところ晴天が続いていますので、作業がはかどります。ただ、花粉がきついのが難点。折角来週からマスク着用は緩和になるにもかかわらず、しばらくマスクが外せない状況が続きそうです。

ということで、今日はシャーシの色塗りを行いました。まずは、作業が終わったところの写真から。

先週は部材の切り出しと穴あけを行いましたので、今日は研磨と塗装です。

色を塗る部分をサンダーで磨きます。なるべくバリや角がなくなるように磨きます。

今回はほとんどケース内部のシャーシなのでここは、プレサフで塗装するだけにします。

そしてケースの正面と裏面は、別の色を塗ります。この際の注意点は、表と裏の両方の色を塗るのであれば、裏面を先に塗ること。先に表を塗ってしまうと、裏面を塗る際に表面が台に触れることになりますので、汚れたり、裏面の塗装のスプレーが表に回って汚れたりします。

表面は、金色に塗りました。

そして塗装が乾いたのち、冒頭の写真のように小物部品を取り付けてシャーシを組んでみました。

ここまで来ると、あとはハンダ付けと配線作業がほとんどで一気に進みそうですが、実はまだ増幅部の回路が出来ていないので、こちらの作成もそろそろしないといけません。全体の回路は全部できて、動作を確認してから掲載しようと思います。とりあえず今日はここまでで。

 

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