最近は、在宅勤務が多く仕事はしっかりしているものの(ほんとか!?)、BGMが欲しいときもあり長時間アンプの電源を入れっぱなしにしている時もあります。
そこで気になるのが、アンプの発熱です。2時間ぐらい使っていると、結構発熱があり、体感ではシャーシ全体が50℃ぐらいになっています。そこで、今日は、少しでも発熱を抑えるため、300Bのフィラメント整流回路のブリッジダイオードを損失の低いショットキーバリアダイオード(SBD)によるブリッジに変更しました。
ちなみに普通のブリッジダイオードでは、順方向電圧は1.05V、SBDでは、0.62VとSBDが、0.4Vほど低く、損失は2個分で1Wほど減ります。
下記が、交換後の状況。大きい方が普通のブリッジダイオード。
で、順方向電圧が減った分、フィラメント電圧が増えますので、その分抵抗で減圧します。もともと、片方は6.3Vの巻線から5Vをとっていたので、その分抵抗で減圧していましたが、もう片方の5V巻線からとっていた方も減圧が必要になり、0.5Vほど下げました。
あ、ちなみに抵抗で減圧しているので、その分抵抗が発熱していますが、シャーシ内の放熱版で放熱していないので、シャーシの温度上昇にはあまり関係ないと考えます。
で、発熱具合ですが、何となく、若干、気持ち的に少なくなったような感じがします。
あとは、カソード抵抗を定電流回路にするぐらいかな。あまり期待できないかもですが。
ではまた~。