11/3のレコードコンサート向けに6327のプッシュプルアンプを大急ぎで仕上げましたが、6327の音をきちんと確認したことがなく、シングルで鳴らした場合はどんな音がするのか以前から試してみたいと思っていました。
そこでいつも使っているシングルアンプのシャーシをベースに6327に差し替えて音質を確認して見ることにしました。
ベースのアンプは下記のシャーシになります。
変更前は東芝の6GB8が刺さっていますが、これを6327が刺さるようにピン配を変更します。
シャーシの中身はいろいろ球を変えたりで触っているのでかなり混沌となっています。
いずれ球を固定して専用のアンプにしたいと思いますが、その際はきれいな配線にしようと思います。
6GB8のピン配から6327に変更します。
そして各部の電圧を調整して早速鳴らしてみますが、R側は出力を最大にすると若干発振しだします。写真にはとっていませんが、4Wぐらいの出力で発振するので、まあ少し音質を確認する分には大丈夫かなと思いとりあえず放置します。
音質を確認します。
さて音質ですが、やはり発振する状態が影響しているのか、ボーカルの高域が少し気になります。ですが総じて音質的には透き通ったきれいな感じの印象です。
6327は案外いい球かもしれない。
発信をどうやってなくすのか検討が必要で、もう少し調整して気になる部分を解消したいと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます