Friends of Valves 自作真空管アンプ

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トランスボックスの製作

2023-05-04 16:22:02 | トランス

先日落札したジャンク品から取り出した部品を使用して、トランスボックスを製作してみました。

ジャンク品から取り出した部品は下記のものを流用しました。

この金属ケースの中身を取り出し、ピンプラグ(メス)が入るように穴の大きさを調整します。

上記写真のようにやすりで削った側の穴は、ピンプラグが入るように広げるだけですが、反対側は穴が大きすぎるので、穴をふさぐ形で別途金属板を取り付け、それに穴をあけるようにしました。

薄いアルミ板からこの面に合いそうなサイズの板をカッターナイフで切り出します。何回かアルミ板にカッターナイフを当てて傷が深くなったところを、少しずつ山折り谷折りを繰り返し、金属疲労させて切断していきます。これだけの作業でいちいちテーブルソーを出すのが面倒くさくて・・・。板の端が若干曲がってしまいあまりきれいな切り口になりませんが、あとでやすり掛けなどで微調整です。金ノコで切ってもよかったかもしれません。

アルミ板を切り出せましたので、穴あけです。四隅のネジ穴の位置とピンプラグを入れる位置に印をつけて、ドリルで穴をあけます。ピンプラグの穴は1㎝径ですが、面倒なのでねじと同じ3.3㎜の穴をあけて、これをやすりで削って広げていきました。

そしてこれをサンダーや角材に巻いた紙やすりで磨きます。磨いているところの写真は撮り忘れてしまいました。ついでにBOXも錆や汚れがありますので、きれいに磨きます。傷や錆、ゆがみ等がなくなりきれいになったところで、プレサフを塗布します。

仮組してみます。

なかなか良さそうなので、ピンプラグをつけて箱自体は完成となり、冒頭の写真となりました。

肝心の中に収めるトランスですが・・・

以前、大阪日本橋のデジットで購入したトランスを入れようかと思い箱を作ってみたのですが、BOXに入れる前にざっと周波数特性を見てみると、マイク用のトランスということだけあり、あまり周波数特性が広くなく、音声の帯域に特化しているような特性でした。特に低音が出ない。

なのでとりあえず箱だけ用意しましたので、これから何かでトランスを入手しましたら入れてみたいと思います。

 


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