Friends of Valves 自作真空管アンプ

自作真空管アンプを中心にいろいろ載せていきたいと思います。

小野市S氏宅でのオフ会

2024-10-13 22:06:17 | オーディオオフ会

今日は、小野市S氏宅でのオフ会です。

主な内容は、来月のレコードコンサートの打ち合わせと、アンプの音質確認です。

まずは、来月のレコードコンサートですが、なんと!日にちが11/3となっていました。てっきりその一週間後の11/10と思っていたのですが、違ったようです。アンプもまだ出来ていないので、まずい状況。しかも演奏する曲目も全然決まっていません。

なので、今日は、だれが担当して曲を決めるか、その他、各自の担当決めをやっていました。

今年はちょっとだけ趣向を変えて、ジャンルごとに演奏するようにしようと思います。今まではオムニバス形式で鳴らしていましたが、それでは余韻に浸ることもなく面白くないとの声が聞こえましたので、こうするように変更しました。

まだ曲目や細かい部分はこれからですが、一応、チラシは下記になります。皆様、ご興味がありましたら万障お繰り合わせの上、お越しくださいますようお願いします。

 

そしてアンプの確認です。

今日は、11/3向けにもうほぼ出来上がったアンプがあります。堺市のAさんの送信管のダイナミックカップリングシングルアンプになります。

さて、ここでクイズですが、出力管として使用している球は何でしょうか?この時点で分かった方はかなりの通です。

まだ球が見えにくいのでもう少しアップしてみます。

もうわかった方もいらっしゃるでしょう。答えは、11/3に現地で。

ということで、このAさんのアンプと、拙作のアンプを確認しました。そして、FETによるLINEアンプが新登場です。

次は拙作のアンプです。

6GB8によるシングルアンプです。6GB8は、以前からセンターピンが折れたものが2本ありましたので、使わないともったいないと思い使用しました。個人的には、まあまあの音かと思っていますが、まだ改良の余地ありかと思います。

そして新しくお目見えしたのは、FETによるLINEアンプです。

上記写真の青いランプが点灯しているアンプですが、西宮のH氏作のアンプです。

気になる中身は下記です。

真空管と違ってすっきりした中身です。

上記がメインのアンプ基板です。僅か3石のシンプルなものですが、音は中域が厚めの音で私の好きな音です。今までの真空管アンプは何だったんだ???という気がします。

なかなか面白く、自分も手が空いたら挑戦したいと思います。

最後は、いつぞやのS氏宅でのオフ会で、CDプレーヤが壊れたのですが、ついに買い替えされたようです。

DENONの高級機です。使い方が難しいようで、ディスプレイが消えたりしたようですが、後半は何事もなく動作していました。

11/3で使用されるのが楽しみです。

 

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E130Lパワーアンプの製作(7)音質確認

2024-10-12 18:47:47 | E130Lパワーアンプ

今日は、完成を目指します。結果としては音質確認まで進みましたが、結末やいかに・・・

まずは、電圧増幅段が正しく動作するか確認です。

結構いい加減に設計したので、ちゃんと差動増幅しているのか確認を行いました。

写真ではわかりにくいですが、電圧増幅段に実際に電圧をかけてみます。そして定電流回路がきちんと働くか、また設計値と同じ電流を流してみて差動増幅しているのか確認してみます。

上記写真のようにオシロのプローブを2ch分出力につなぎ、テスターで電流値を見ながら調整します。

その結果、2本分で5mAの電流を流し、きちんと差動増幅が出来ていることが確認できました。

上記写真では結果しか載せていませんので簡単な様ですが、実は、定電流回路にミスがあったり、配線にミスがあったりと色々不具合を直してようやくこの出力が出たところです。

電圧増幅段がほぼ出来たので、今度は出力段を製作します。

配線に当たり、電圧増幅段の定電流回路や電圧調整回路が載っている基板の場所が悪いことに気が付き、位置を変えました。

そして、出力段の定電流回路と電圧増幅段のバイアス電源回路が載っている基板を載せます。

一応これで配線は完了です。

早速火入れです。出力段の動作確認も実施し、定電流回路を調整して2本分で200mAとします。

1W出力としてみましたが、きれいな正弦波が出ています。

では、音質確認をしてみます。どんな音が出るのかこの瞬間はいつもワクワク・ドキドキです。

いつも聴き慣れているCDで音楽を鳴らしてみましたが・・・

音はきれいな音ですが、うーん・・・何か物足りないなーという感じです。音が何かすっきりしすぎていて全く面白くない音のように思えます。

これはモノラルだからかな?と思い、比較のために別のアンプをモノラルで鳴らしてみました。

右側は謎のアンプですが、音はお気に入りの音です。こちらはビーム管のシングルアンプです。

音はやはり、シングルアンプの方が数倍良いです。プッシュプルの方はなんだかそっけない音がします。

そんな状況なので、もう片方を作るかどうか悩むところです。

 

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E130Lパワーアンプの製作(6)方針転換

2024-10-06 21:41:13 | E130Lパワーアンプ

今日は、そろそろ組み立てようと思い、部品を集めていたのですが、肝心なものがないことに気が付きました。

B電源用のブリッジダイオードが、なんと、手持ちには低圧のものしかないのです。一応、大昔購入したW10なるものはあるのですが、B電源は電流値も大きいので、発熱の可能性があり放熱器が付けられるタイプのものが欲しいのですが、200V耐圧のものしかなく、B電源用としては少し足りないのでどうしようかと考えていました。

ダイオード4つ使ってブリッジも考えましたが、電源のラグ板を置くスペースも限られるので、個別にブリッジにするのはちょっと厳しい状況。

そこで、方針転換し、電源は前回路で使用していたものを流用してあまり低圧大電流とするのではなく、E130Lは三極管接続として高めの電圧で使用することとしました。幸い三極管接続時の特性曲線が公開されていますので、これを使用します。

動作点はVp=250V、Ip=100mAのところとします。

回路は少し変わりますが、既に作った基板はほんの少しの修正でそのまま使うことが出来ました。

新しい回路は下記になります。

これでようやく組み立て開始できます。

さて、組み立てのために、少し部材を作る必要があります。アルミの端材から基板を取り付けるための部材を切り出しました。

そして出来上がったものが下記になります。

これをシャーシ内に取り付けました。

そして回路の組み立てを行い、ほぼ真空管のソケットに抵抗などはつけましたが、作った基板に配線を始めるところで今日はやめておきました。

中身はまだスカスカですが、ここまでするのに結構時間がかかりました。続きはまた次回にしたいと思います。

 

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E130Lパワーアンプの製作(5)

2024-10-05 22:28:27 | E130Lパワーアンプ

早いものでもう10月になってしまいました。ついこの前、正月、ゴールデンウイークと思っていましたが、いつの間にか夏が終わり、あと2か月もすれば年末です。その前に小野市のレコードコンサートがあり、早くアンプを作らなければ・・という状況です。

そこで、途中の過程はすっ飛ばし、下記の基板を作っていました。

まずは、パワー管E130Lの定電流回路と初段のバイアス用の12V電源基板です。

E130Lの定電流回路は、MAX400mAと大容量ですのでトランジスタは発熱すると思いますので、外付けするようにします。

また、バイアス用の12V電源は、少し面倒になって三端子レギュレータを使用することにしました。

使用している電源トランスは山水のPV180になるのですが、この巻線に32V端子がありますのでこれを整流して、12Vを得たいと思います。32Vを整流すると約45Vになりますが、そこから12V引くと約33Vも無駄になりますが、使用する電流が5mA未満ですので、捨てる熱は0.17W以下です。

次に電圧増幅段の定電流回路と、電圧調整回路は下記になります。

前段のプレート電流はかなり仮説に基づき製作しましたので、大いに不安がありますが、とりあえず製作してまずは実験です。

今日は基板の製作のみです。急がないと・・・

 

 

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