猫を捨てる奴は捨てられろ

猫とプログレとオーディオとベスパのブログです。

特撮新曲「雲雀の舌のゼリー寄せ」

2024年10月31日 00時00分00秒 | 音楽


特撮 × ドレスコーズ × イヤホンズの同曲は絶望少女達のボツ曲みたいでしたが、
特撮バージョンはどんなものかMoraで入手したら特撮のボツ曲みたいでした。

でも特撮 × ドレスコーズ × イヤホンズよりは勢いがあり出来が良く、音も良かったです。

色々な特撮曲の焼き直しのような曲調が非常に残念ですが、
「ラークス・タングス・イン・アスピック」というカタカナ読みがオーケンらしくて良かったのと、
「Red」のフレーズに素晴らしい歌詞を付けていただいたのが良かったです。
「バカボンと戦慄」と言い、クリムゾンのフレーズに詞を付けさせるとオーケンは天才です。
今回の曲については、怒るクリムゾンファンもいるでしょうが(クリムゾンファンには心の狭い人が多いです)、
彼らはそろそろ老衰してあちらに行く年齢なので、ほっといていいと思います。

上の画像は、ライブ会場限定のCDシングルのジャケットです。
EVIL A LIVE 2024 で特撮として演った曲も全曲収録されており、非常にお得です。
私は仕事柄、コロナが完全に収まるまではライブには金輪際行けないので、
是非一般販売して欲しいです。

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Red 50周年記念盤 到着!

2024年10月29日 11時00分00秒 | 音楽


キング・クリムゾンの Red 50周年記念盤 が到着しました!

結局一番安かったタワーレコードで購入しました。
7,999円でした。
隣に写っているのは送料を無料にするための抱き合わせCDです。

CDはもう3周目を聴いています。
今回のリミックスは素晴らしいです!

40周年のときの記念盤のリミックス盤は音の細やかさはよく拾えているのですが、
曲の迫力が損なわれるようなところがあり、ほとんど聴かずに、
その前に出たリマスターだけを施した盤(※註1)ばかり聴いていました。

50周年記念盤の大きな特徴は、宮殿、戦慄、そしてこのRedと、
40周年の時に控えめにほどほどで我慢していたミックスが、
我慢することなく曲の格好良さを最大限表現することを追求したミックスと
なっていることです。
更に今回のRedのリミックスで特筆できることは、
ブラッフォードの独創的かつ繊細なドラムの表現が生々しく
伝わる点です。


CD2の ELEMENTAL MIXES とTHE MAKING OF STARLESS も
ヘビーローテーション間違いなしです。
音の生々しさという点では、40周年記念盤の Tro Version には及びませんが、
このCDでは、素材をやりたい放題ミックスしていて、これが非常に楽しいです!
特に ELEMENTAL MIXES の「Starless」とTHE MAKING OF STARLESS の
「Starless - Basic Take」は素晴らしいです。

ELEMENTAL MIXES の「Starless」は、管楽器がこれでもかとうるさく、
特にインプロの部分はセンティピードの Septober Energy を彷彿とさせる
やりたい放題で、キング・クリムゾンの音楽であるなら、こちらを採用すべき
だったのでは、と思わせられました。
歌パートとインプロパートの間の長い退屈な繋ぎのバースも、
ブラッフォードの大暴れとメロトロンの効果音を大きくミックスすることで、
退屈させないものとなっており、これも、こちらを採用すべきだったのでは、
と思わせられました。

THE MAKING OF STARLESS の「Starless - Basic Take」は、
最後のコーダに尽きます。
コーダの主旋律を管楽器ではなく、フリップのギターで奏でています。
スタジオでもギターで録っていたのかと驚きました。
当時のライブでは常にコーダの主旋律はフリップのギターでしたが、
スタジオ盤では管楽器に代わっていました。
個人的にはこれが曲を台無しにしていると思っています。
「Starless」を初めて聴いたのはスタジオ盤でしたが、
地味なミックスな上に、長いインプロの後にようやく訪れたコーダが
迫力の無い管楽器での演奏で、なんでこんな残念なアレンジにしたのか、
甚だ疑問でした。
ところが、FMでピッツバーグのライブが放送され、
初めて「Starless」のライブバージョンを聴いたときに、
たまげました。
コーダをギターが猛々しく奏でていました。
凄まじい演奏でした。
曲が終わった後、しばらく茫然自失としていました。
音楽を聴いて茫然自失としたのは後にも先にもこの時だけです。
ここから本格的にクリムゾンにはまりました。
しかし、なぜこれだけの演奏をしておきながら、
スタジオ盤があのようになったのか、なお分からなくなりました。
ここで話を「Starless - Basic Take」に戻すと、
最後のコーダの主旋律をギターが奏でていて、若干お仕事的な
演奏ではありますが、やはりコーダの主旋律は管楽器ではなく
ギターが正解であると思った次第です。


クリムゾンファンならマストなアイテムです。
そろそろ老衰であちらに行きそうなファンもいるとは思いますが、
これを聴かずにあちらに行くと、未練が残り成仏できないと思います。
これを冥途の土産としてください。



※註1:
40周年記念盤のRedは当初、マルチトラックマスターが見つからずに、
止むを得ずマスターテープにリマスターだけを施し、発売されました。
これは素晴らしいリマスターで、「Red」(曲名)だけは、ブラッフォードの
ドラムの表現という点で、オリジナルLP盤を超えていました(関連記事)。
その後、マルチトラックマスターが発見され、改めて40周年記念の
リミックス盤が発売されました。
 
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BEAT のツアー日程が発表されています

2024年08月19日 00時00分00秒 | 音楽
エイドリアン・ブリューが率いる、80年代キング・クリムゾンの曲を演奏するバンド BEAT(命名:ロバート・フリップ)のツアー日程 が発表されています。

全米を9/12から12/18の日程で回るツアーですが、既に9月から11月までの多くの日がソールドアウトとなっていて、ファンの期待度の高さが伺えます。

エイドリアン・ブリュー、スティーヴ・ヴァイ、トニー・レヴィン、ダニー・ケアリーの4人で結成されたバンドで、この中ではダニー・ケアリーが知名度では劣りますが、この人はトゥールのドラマーです。

トゥールは、ヘヴィーでダウナーで攻撃的で奇天烈で変拍子なバンドですが、そういった曲の性質的な側面だけでは語れない、メンバー全員が曲にケミストリーを与えることのできる、ミュージシャンとしての根源的な力を持っている方々であり、稀有なバンドです。
出すアルバムは直近3枚は全て全米1位になっており、ピンク・フロイドと同じく、なんでこんなバンドがアメリカで1位になるのか全く理解ができないところが、アメリカの奥深いところです。
クリムゾンが前座(!)を務めたトゥールのツアーでは、ダニー・ケアリーは「Indiscipline」等を演奏しており、Youtubeで確認できる演奏からは、少なくともパット・マステロットよりは力量は上です。

このメンバーですから、70年代キング・クリムゾンのコピーバンドに過ぎない現在の本家キング・クリムゾンには殆ど感じられないケミストリーを、大いに期待できるでしょう。
現在の本家キング・クリムゾンでは他のメンバーの力量に合わせた演奏しかしていないトニー・レヴィンも、ここでは本気を見せてくれるものと思います。

願わくば全米ツアーが大成功して、日本まで来てくれくれることを望みます。
そして、現在のメンバーで、新曲も作っていただけると嬉しいです。



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ポンド高が憎い Red (50th Anniversary) が burningShed で注文開始

2024年08月09日 17時54分14秒 | 音楽
King Crimson の Red (50th Anniversary) が burningShed で注文開始でポンド高が憎いです。

2CD/2Blu-Ray で 45£。

一時期の1ポンド200円超えよりはマシですが、今日は1ポンド187.78円です。

45£×187.78=8,450円。
これに国際送料も掛かりますので1万越えです。

DGMのShopは閉鎖してしまったので、ドルで買うこともできません。
まあドルも高いのですが。

まだタワーレコードやHMVやディスクユニオンや世界中のAmazonでは取扱いを始めていませんが、
日本のAmazonが8,000~9,000円台で販売するのを期待するしかないというところでしょうか。

久々の投稿がボヤキで申し訳ありません。
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散歩猫

2024年04月24日 09時41分02秒 | 


先日近所を散歩した時に会ったねこです。

じっと見ていたら嫌になったらしく、
そそくさとあっちに行ってしまいました。

ごめんなさい。
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