2024年は、2023年と同様に、さほど散財をせずに済みました。
キング・クリムゾン
Red: 50th Anniversary - 2024 Steven Wilson & David Singleton Elemental Mixes - 2CD+2BD
50周年シリーズは現在、宮殿、太陽と戦慄、そしてこの Red と3タイトルがリリースされていますが、
どちらのタイトルも、40周年の時に控えめにほどほどだったミックスを、
曲の格好良さを最大限表現することを追求したミックスとなっていて、楽しいです。
今回の Red は、これまでの50周年シリーズの中でも一番音が生々しくなっており、
ミックスやマスタリングのソフトウェアやハードウェアを変えたのかのかもしれません。
クリムゾンの全てのタイトルで、今回と同じソフトウェア・ハードウェア、人、手法で、
全てのアルバムのミックスをやり直して欲しいです。
これはクリムゾンファンならマストです。
ぼったくり(且つ音が悪いSHM-CD)の国内版でなければ、8,000円くらいで買えるので、
貧乏なクリムゾンファンも何かを質に入れる等して、無理をしてでも買ってください。
Starless And Bible Black 未発表スタジオ・アウトテイク
著作権保護期間を延長させるための処置として、
Starless And Bible Black の未発表スタジオ・アウトテイクがダウンロード限定でリリースされました。
以下サイトでダウンロードできます。
「The Great Deceiver」未発表スタジオ・アウトテイク
「Lament」未発表スタジオ・アウトテイク
「The Night Watch」未発表スタジオ・アウトテイク
音は悪くありませんが、
どの曲も、ある程度形が定まったバージョンを曲の頭から最後まで1トラックでいいから入れて欲しかったです。
よほどのクリムゾンファンでなければ買わなくてよいと思います。
Sheltering Skies
シェルタリング・スカイと言えば坂本龍一ではなくクリムゾンです。
映像作品 The Noise としてライブの一部が発表されていた、
1982年のフランス、フレジュスのライブです。
その後、ボックスセット On (and Off) The Road にも、この The Noise の映像や、
マスタリングされていたりされていなかったりする音源が
Frejus 1982 や Europe 1982 というタイトルで収録されました(ややこしいですね)。
今回改めて完全版としてリリースされましたが、
ボックスセット On (and Off) The Road で一番長く収録されているディスク17の Europe 1982 、
ディスク19の Frejus 1982 と曲数は同じですが、
曲順がどちらとも異なっています(ややこしいですね)。
今回は完全版とのことですので、今回の曲順が本来の曲順なのでしょうか。
元々音が良くないライブですが、今回、大分良くなっています。
それでもそこまで良くないので、大きな期待は禁物ですが、
この頃のクリムゾンが好きな方には、お薦めできます。
Reimagining The Court Of The Crimson King
宮殿のトリビュート盤です。
トッドラングレン、アーサー・ブラウン、イアン・ペイス、ジョー・リン・ターナー、
マーティ・フリードマン、チェスター・トンプソン、カーマイン・アピス、
スティーブ・ヒレッジ等の超ビッグネームが参加したトリビュート版です。
現在のクリムゾン(と名乗っているトリビュートバンド)からも
メル・コリンズとジャッコ・ジャクジクが参加しています。
元の曲のフォーマットをほとんど崩しておらず、まあ面白くない出来です。
興味深い部分は「21馬鹿」のインプロ部分と「ムーンチャイルド」のインプロ部分くらいでしたが、
それもそこまで面白いものではありません。
よほどのクリムゾンファン、または上記参加者の狂信的ファンでなければ、
買わなくてよいと思います。
イエス
Jon Anderson and The Band Geeks True
ジョン・アンダーソンの声が衰えておらず、驚きました。
アルバムを通して曲調はラヴィン期のイエスに近いです。
曲の出来は、ジョン・アンダーソンが在籍した末期のイエス(ラダーを除く)のような、
70点平均の出来です。
これはジョン・アンダーソンのいつもの大きな欠点です。
それでもバンドとのケミストリーが感じられればよいのですが、
残念ながら完全なジョン・アンダーソンのリーダーアルバムです。
但し、よれよれになってしまったスティーブ・ハウよりは断然現役度が高いので、
イエスファンであれば、次作に期待する意味で、お布施として買うべきでしょう。
Jon Anderson and The Band Geeks HERSHEY 2024 THE VIDEO
そのバンド・ギークスとの2024年6月20日のペンシルベニアでのライブ映像です。
ごめんなさいブートです。
イエスの曲群と上記 True からの2曲を演っています。
目玉は「危機」の後半での歌詞忘れによる中断です。
バンドとのやりとりは微笑ましく、関係が良いことが伺えて嬉しいです。
ピンク・フロイド
Meddle Reimagined - A Tribute To Pink Floyd
おせっかい のトリビュート盤です。
ジェフ・ダウンズ、カーマイン・アピス、グラハム・ボネット、リック・ウェイクマン等の超ビッグネームが参加したトリビュート版です。
器用貧乏パット・マステロット、ドゥイージル・ザッパが参加した「エコーズ」以外は割と楽しく聴けます。
上記超ビッグネーム以外のそこそこ名前がある方々の演奏が結構良いです。
フロイドファンや、上記超ビッグネームの狂信的ファン、そこそこ名前がある方々のファンの
方々であれば、買ってもよいと思います。
この他、ブートを3タイトル入手しましたが、2023年のような当たりはありませんでした。
トゥール
Tool Opiate²
1992年に発売したデビューEP『Opiate』の30周年を記念し、2022年に現在のメンバーで再レコーディングした映像作品。
ライブバージョンを基にしており間奏が長くなっているとのことですが、
最近の変拍子しか演らないToolしか聴いたことがないので、4拍子なのが逆に新鮮です。
映像がいつもどおり気味が悪いので、寝る前に見たくないですが、
ドラァグクイーン2人のオーディオコメンタリーは、
日本語を含む世界各国の字幕が付いているのに内容が全く無く素敵です。
4,000円くらいと高額ですが、
私はロト6で1万円くらい当てたときに買いました。
CDはプログレ以外ではそこそこ購入しましたが、
プログレ関係では以上です。
キング・クリムゾン
Red: 50th Anniversary - 2024 Steven Wilson & David Singleton Elemental Mixes - 2CD+2BD
50周年シリーズは現在、宮殿、太陽と戦慄、そしてこの Red と3タイトルがリリースされていますが、
どちらのタイトルも、40周年の時に控えめにほどほどだったミックスを、
曲の格好良さを最大限表現することを追求したミックスとなっていて、楽しいです。
今回の Red は、これまでの50周年シリーズの中でも一番音が生々しくなっており、
ミックスやマスタリングのソフトウェアやハードウェアを変えたのかのかもしれません。
クリムゾンの全てのタイトルで、今回と同じソフトウェア・ハードウェア、人、手法で、
全てのアルバムのミックスをやり直して欲しいです。
これはクリムゾンファンならマストです。
ぼったくり(且つ音が悪いSHM-CD)の国内版でなければ、8,000円くらいで買えるので、
貧乏なクリムゾンファンも何かを質に入れる等して、無理をしてでも買ってください。
Starless And Bible Black 未発表スタジオ・アウトテイク
著作権保護期間を延長させるための処置として、
Starless And Bible Black の未発表スタジオ・アウトテイクがダウンロード限定でリリースされました。
以下サイトでダウンロードできます。
「The Great Deceiver」未発表スタジオ・アウトテイク
「Lament」未発表スタジオ・アウトテイク
「The Night Watch」未発表スタジオ・アウトテイク
音は悪くありませんが、
どの曲も、ある程度形が定まったバージョンを曲の頭から最後まで1トラックでいいから入れて欲しかったです。
よほどのクリムゾンファンでなければ買わなくてよいと思います。
Sheltering Skies
シェルタリング・スカイと言えば坂本龍一ではなくクリムゾンです。
映像作品 The Noise としてライブの一部が発表されていた、
1982年のフランス、フレジュスのライブです。
その後、ボックスセット On (and Off) The Road にも、この The Noise の映像や、
マスタリングされていたりされていなかったりする音源が
Frejus 1982 や Europe 1982 というタイトルで収録されました(ややこしいですね)。
今回改めて完全版としてリリースされましたが、
ボックスセット On (and Off) The Road で一番長く収録されているディスク17の Europe 1982 、
ディスク19の Frejus 1982 と曲数は同じですが、
曲順がどちらとも異なっています(ややこしいですね)。
今回は完全版とのことですので、今回の曲順が本来の曲順なのでしょうか。
元々音が良くないライブですが、今回、大分良くなっています。
それでもそこまで良くないので、大きな期待は禁物ですが、
この頃のクリムゾンが好きな方には、お薦めできます。
Reimagining The Court Of The Crimson King
宮殿のトリビュート盤です。
トッドラングレン、アーサー・ブラウン、イアン・ペイス、ジョー・リン・ターナー、
マーティ・フリードマン、チェスター・トンプソン、カーマイン・アピス、
スティーブ・ヒレッジ等の超ビッグネームが参加したトリビュート版です。
現在のクリムゾン(と名乗っているトリビュートバンド)からも
メル・コリンズとジャッコ・ジャクジクが参加しています。
元の曲のフォーマットをほとんど崩しておらず、まあ面白くない出来です。
興味深い部分は「21馬鹿」のインプロ部分と「ムーンチャイルド」のインプロ部分くらいでしたが、
それもそこまで面白いものではありません。
よほどのクリムゾンファン、または上記参加者の狂信的ファンでなければ、
買わなくてよいと思います。
イエス
Jon Anderson and The Band Geeks True
ジョン・アンダーソンの声が衰えておらず、驚きました。
アルバムを通して曲調はラヴィン期のイエスに近いです。
曲の出来は、ジョン・アンダーソンが在籍した末期のイエス(ラダーを除く)のような、
70点平均の出来です。
これはジョン・アンダーソンのいつもの大きな欠点です。
それでもバンドとのケミストリーが感じられればよいのですが、
残念ながら完全なジョン・アンダーソンのリーダーアルバムです。
但し、よれよれになってしまったスティーブ・ハウよりは断然現役度が高いので、
イエスファンであれば、次作に期待する意味で、お布施として買うべきでしょう。
Jon Anderson and The Band Geeks HERSHEY 2024 THE VIDEO
そのバンド・ギークスとの2024年6月20日のペンシルベニアでのライブ映像です。
ごめんなさいブートです。
イエスの曲群と上記 True からの2曲を演っています。
目玉は「危機」の後半での歌詞忘れによる中断です。
バンドとのやりとりは微笑ましく、関係が良いことが伺えて嬉しいです。
ピンク・フロイド
Meddle Reimagined - A Tribute To Pink Floyd
おせっかい のトリビュート盤です。
ジェフ・ダウンズ、カーマイン・アピス、グラハム・ボネット、リック・ウェイクマン等の超ビッグネームが参加したトリビュート版です。
器用貧乏パット・マステロット、ドゥイージル・ザッパが参加した「エコーズ」以外は割と楽しく聴けます。
上記超ビッグネーム以外のそこそこ名前がある方々の演奏が結構良いです。
フロイドファンや、上記超ビッグネームの狂信的ファン、そこそこ名前がある方々のファンの
方々であれば、買ってもよいと思います。
この他、ブートを3タイトル入手しましたが、2023年のような当たりはありませんでした。
トゥール
Tool Opiate²
1992年に発売したデビューEP『Opiate』の30周年を記念し、2022年に現在のメンバーで再レコーディングした映像作品。
ライブバージョンを基にしており間奏が長くなっているとのことですが、
最近の変拍子しか演らないToolしか聴いたことがないので、4拍子なのが逆に新鮮です。
映像がいつもどおり気味が悪いので、寝る前に見たくないですが、
ドラァグクイーン2人のオーディオコメンタリーは、
日本語を含む世界各国の字幕が付いているのに内容が全く無く素敵です。
4,000円くらいと高額ですが、
私はロト6で1万円くらい当てたときに買いました。
CDはプログレ以外ではそこそこ購入しましたが、
プログレ関係では以上です。