2023年はプログレ関係の散財は、ボックスを一つも買わなかったこともあり、
大した額にはなりませんでした。なっていないと思います。
キング・クリムゾン
Larks' Tongues In Aspic 50th 2CD+2BR Boxset
名称はボックスセットとなっていますが、
4枚組CDサイズのコンパクトなものです。
ぼったくり(且つ音が悪いSHM-CD)の国内版でなければ、
7,000円くらいです。
50周年シリーズは現在、宮殿と、この太陽と戦慄の2タイトルがリリースされていますが、
どちらのタイトルも、40周年の時に控えめにほどほどで我慢していたミックスを、
我慢することなく曲の格好良さを最大限表現することを追求したミックスとなっていて、
非常に楽しいです。
マスターの劣化が進んでいると思われることから、音の生々しさには限度があるのが残念ですが、
オリジナルLPを抜きにすれば、これまでで一番音の良いシリーズであり、
今後発表されるタイトルにも大きく期待が持てます。
イエス
Transmission Impossible
買い忘れていたブラッフォード在籍時のBBCセッション集です。
ブラッフォード目当てで購入しましたが、
やはりブラッフォードはクリムゾンからが本番だと再認識しました。
ピンク・フロイド
ブートを7タイトルと、狂気50周年ブルーレイオーディオ盤を入手しました。
ブートの中に超大当たりがありました。
THE DARK SIDE OF THE MOON MASTER TAPE COPY
マスター作業(またはリマスター作業)で最終的にイコライジングや音圧調整等を施す前の
マスターテープからデジタル化したCDのようです。
狂気はアナログ盤(ハーベストではありますがオリジナル盤ではありません)、
30周年SACDハイブリッド盤、
50周年ブルーレイオーディオ盤しか持っていませんが、
アナログ盤はもう20年以上聴いてなくて記憶が定かでないので比較から除くとして、
30周年SACDハイブリッド盤、50周年ブルーレイオーディオ盤では逆立ちしても太刀打ちできない、
もの凄い音のリアルさです。
特にギルモアのギター、メイスンのドラムで顕著です。
ドラムはメイスンの下手さをごまかすためにこれまで大きく音圧をいじっていたのが、
それが無いためにメイスンの力量が生々しく分かり、微笑ましく楽しいです。
あまりの音の良さに、このCDを入手後、もう20回くらい聴いており、昨年一番よく聴いたCDです。
イリーガルなものではありますが、50周年盤に大枚をはたくのであれば、こちらを強くお勧めします。
EL&P
なんかライブベスト盤を購入しましたが、
EL&Pの大味なハッタリが苦手ということを再認識しました。
CDはプログレ以外ではそこそこ購入したように思いますが、
プログレ関係では以上であり、
大した額にはなりませんでした。なっていないと思います。