猫を捨てる奴は捨てられろ

猫とプログレとオーディオとベスパのブログです。

ネルソン・パス Amp Camp Amp もどきの製作 - 筐体

2019年02月03日 00時00分00秒 | オーディオ
筐体は手持ちのヒートシンクとアルミのパンチング板で作りました。




アルミパンチング板はタカチ PA-13 を切って使いました。
カッターナイフで適当に切り込み線を入れ、そこをぐねぐね何回か曲げると簡単に切断できます。
曲げるのも同様ですが、切れ込み線を深く入れすぎると切断してしまいますので注意が必要です。



入出力端子も手持ちの適当なものを使用しました。




ネジ止めは上面の6箇所のみです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネルソン・パス Amp Camp Amp もどきの製作 - 部品

2019年02月02日 00時00分00秒 | オーディオ
以下が中国製パーツセットの内容です。



ここから使用したのは、最終的には基板とパワーFETとトランジスタとトリマーだけです。

抵抗はDALEのRN60とNS2B、
コンデンサは全てMUZE-KZとしました。

当初は、チャイナ改変回路図(デカップリングなし、ダイオードあり、LED+抵抗なし)で組み、
コンデンサも添付のもの(一応日本製)を使用したのですが、
(そのせいなのかどうかは分かりませんが)音がエンハンサをかけたような強弱がかなり強調された不自然な音だったので、
オリジナルの回路で組み直し、コンデンサも手持ちのKZに換えました。

出力のカップリングコンデンサは回路図では3,300uFですがKZ(50V)は1,000uFまでしかないので、3つパラにしました。
300uF少ないですが、我が家のメイン機 AXIOM80 はどうせ低音が出ないのでへいきです。


なお、パワーFETとトランジスタが、このパーツセットでは以下のとおり変更されていますが、そのまま使用しました。

オリジナル    変更
・IRFP240 → IRFP250
・2SK170  → 2SK30
・ZTX450  → 変更なし

IRFP240および2SK170はディスコンのため変更されたのでしょう。
2SK170の代替の2SK30もディスコンだと思うのですが、まだ入手性が良いのでしょう。


パーツセットにはDCジャックが含まれていません。
電流を食うアンプなので、モノラルとはいえできれば3A以上のものが欲しいところですが、手持ちには1Aまでのものしかありません。
ネットで3A以上のものを探したところ、EIAJ規格では2Aまでのものしか認めていなかったようで、なかなか見つかりませんでしたが、マル信無線電機さんが4Aのものを作っているのを見つけ、マルツにあったので購入しました。
MJ-180PHという型番のφ5.5×2.5のものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネルソン・パス Amp Camp Amp もどきの製作 - 回路図

2019年02月01日 00時00分00秒 | オーディオ
さて、中国製のパーツセットには回路図が付いていませんでしたので、
オリジナルの回路と違いはあるのか、また、オリジナルのどのバージョンの回路を基にしているのかを調べなければなりません。

ネット上には手っ取り早い手掛かりはないので、基板のパターンを読みました。

Amp Camp Amp の回路には、大きく分けて2バージョンあります。
2016年版までの19Vバージョンと、2017年版からの24Vバージョンです。
基板のパターンを読んだところ、19Vバージョンとほぼ同じ回路でした。



24Vバージョン回路図



※図中の「19.2V」は、「24V」の誤植です。



19Vバージョン回路図



回路図一番上の赤字の「×」とダイオードがオリジナルとの相違点です。

デカップリングの10uFを削除する代わりにダイオードを入れています。
右側の抵抗とLEDは不要といえば不要ですが、ブリーダー抵抗の役目もあるので、あった方が改造時等の感電を防ぐことができます。


19Vバージョンのまま組むのか、最新の24Vバージョンで組むのか悩みましたが、
電源(ACアダプタ)の入手性を考え、19Vバージョンのまま組むことにしました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする