ではでは登山(ハイキング)報告を始めます。
0:00 新宿駅
自宅を31日の22時に出て、京王線新宿駅に到着。
日付が変わると同時に発車する「特急 京王八王子行き」に乗車。
0:49 高尾山口駅
北野駅で電車を乗り換え、高尾山口駅に到着。
「高尾」駅で乗り換え客はそこそこいましたが、区間を通して振り替えると思ったほど混雑はしておりませんでした。
ですが駅前は、これから登る人と、降りてきた人とで混雑していました。
★高尾山口駅前
服装や装備品を夜間登山用に調えたり、念の為にペットボトルを買ったりとしていたので、駅前を出発したのは1時頃だと思います。
1:14 ケーブル「清滝」駅
最初は「稲荷山コース」を使って歩いて登るつもりでしたが、『1号路以外は夜間の通行禁止』です。その為に1号路は混雑しており自分のペースで登ることは難しそう。それに少しでも体力を温存したいので、ケーブルで登ることにしました。
★ケーブル
でも・・・ケーブルを待っている間に、6号路に向かっている団体さんが居ます。ヘッドランプが有るから大丈夫だとは思いますが、夜の登山コースは危険ですよ。
1:24 霞台
約7分でケーブル「高尾山」駅に到着。
霞台から望む夜景(都心方面)が綺麗でしたよ。
その後、参拝客と登山客混在でダラダラと1号路を歩き、浄心門へ。
浄心門の脇では、大した装備もしていないのに、警備の人間がいないからと言って4号路(真っ暗ですよ!)に進むカップルが居ました。スマホのライトを使うのかもしれませんが、それだけで大丈夫かな?
私は山門脇から富士道を使って5号路経由で奥高尾へ行こうと思っていたのですが、境内では既に通行規制が始まっており、1号路以外での通行はさせてくれませんでした。そうそう、理由のない限り女坂も登りには使えません(参拝から戻る下り専用)。
又、高尾山山頂での混雑回避から、2016年は『高尾山山頂で日の出を見る方へ。4時以降は「薬王院」から先は通行禁止です。』とのアナウンスが流れていましたよ。
2:10 6差路「ここより奥高尾」
高尾山山頂手前のトイレ(個室)で服装と装備を確認。
このまま高尾山山頂に登って体力を消耗したくなかったので、5号路(裏高尾側)で警備をしている方に『こっちを通ることはできませんか?』と尋ねたところ、「登山の格好をしており、ヘッドランプ等が使えるのでしたら・・・」との返答。
空かさず、トイレに入る際に消灯しておいたヘッドランプを最大光量で点灯し、『では、自己責任で通行させていただきます』と挨拶をして奥高尾へ。
→2017年からは装備をしていても山頂経由しか認めてくれませんでした。
真面目に真ん中の道を通って「もみじ台」へ進むグループが居ましたが、私は右の巻き道を使って体力温存。
誰も通らない真っ暗な道はちょっと怖く感じます。クマは出ないと思うけれどヘッドランプを振ったり、ストックを軽くたたき合わせて音を出したり、クマよけの鈴を鳴らしたりして歩いていたのに・・・合流地点の6差路手前で「脇から来る人がいる」とビックリさせてしまいました。
2:28 鉄塔前
ここで何時もの小休憩
2:33 一丁平園地
何組かのグループがここに設置されているテーブルの周りで休んでいましたし、少し離れたところにはテントが1張。ここで初日の出を見るのでしょうか?
2:54 小仏城山(日影林道)
「小仏城山」へは登らずに右の巻き道を利用して、「小仏城山」のすぐ下にある日影林道との出会いで小休憩。
思うところがあり、コンパスを取り出して「日影林道」の先に見える市街地(八王子市)の方位を確認。
市街地の明かりは、日の出が拝める東南東[110~120度]の方向にあり、視界を遮るものは少ないように感じるので、「初日の出」の隠れポイントになるかな?
という事で、一瞬、「景信山」へは行かずに、ここで日の出を待とうかと思ってしまいました。
「小仏城山」で「初日の出」を拝めば、反対側(相模湖方面)で富士山も拝むことができます。しかし、朝焼けに染まる富士山を見るためのベストポジションは、「初日の出」を見るためには不向きです。でも、「小仏城山」に登って場所取りでイライラするよりも、ここで「初日の出」を拝み、急いで富士山を拝みに登るというのもありかもしれませんね。
休憩の後、林道を横断して、「小仏峠」への巻き道を進みます。
→2019年の台風の影響で、公式ページによれば日影林道から小仏峠方面へ行く巻き道は未だ通行止めになっています[2021-12-6]
3:12~4:00頃? 小仏峠
「富士見茶屋(跡)」へ進んでしまうと、「小仏峠」に降りるのに難儀するので、ここも巻き道を利用して「小仏峠」に到着。
ここで道迷いを起こしてタイムロス。
小仏峠まで一旦戻り、4時ごろまで休憩した後、最後の難関である「景信山」への登山を開始。
4:48 ヤゴ沢分岐
人は多くなかったのに、途中で10人以上に追い抜かれる程の遅い足取り。
坂の途中で何回か小休憩を取りましたが、「ヤゴ沢分岐」の所に立っている道標の前で休憩を取った時、グローブ(手袋)の片方を何処かに落とした事に気づき慌てました。「小仏峠」に着いた時にはまだあった筈ですが・・・どこで落としたのかが判りません。
5:00 景信山
「景信山」に登ってみると、「小仏峠」側にある「景信茶屋」前のテーブル席は既に9割方埋まっておりました。
そこで、その上にある「かげ信小屋」へ行ってみたら・・・まだまだ人が疎らです。
でも、山際には何台ものカメラが並んでおり、休むには不適切な感じでした。
そのまま三角点近くまで歩くと、山際のテーブル席が空いています!コンパスで日の出の方向を確認すると、バッチリ!!
テーブルから少し離れた箇所(山際)に持参した折りたたみ椅子を設置して場所をキープして、約2時間の「日の出」待ちです。
「初日の出」は既に報告済み[写真が主体]なので省略いたします。
もし興味がありましたら「その1」も読んでみてください。
ところで、山頂で日の出待ちをしていた時の服装等ですが、意図せずして『ファイントラック』の製品オンリーとなっていました。
参考になれば幸いです。
◎トップス
L1(ドライレイヤー)⇒ アクティブスキン[ロングスリーブ]
L2(ベースレイヤー)⇒ メリノスピンサーモ[フーディ]
L3(ミッドレイヤー)⇒ ドラウトクロー[ジャケット]
インシュレーション ⇒ ポリゴン4[ジャケット]
L4(ミッドシェル) ⇒ スピアラップ[ジャケット]
L5(アウターシェル)⇒ エバープレスアルマ[ジャケット]
更に ポリゴン2ブランケット を、羽織る。
◎ボトムス
L1(ドライレイヤー)⇒ アクティブスキン[タイツ]
L2(ベースレイヤー)⇒ メリノスピンサーモ[タイツ]
L5(アウターシェル)⇒ エバープレスアクロ[パンツ]
◎その他
ヘッド ⇒ メリノスピンサーモバラクラバ
ソックス ⇒ メリノスピンアルパイン[ロング]
手袋 ⇒ 途中で片方紛失したので、ポリゴンミトン のみで凌ぐ。
尚、この装備でじっとしていると寒さを感じてしまいましたので、『ポリゴン2UL[パンツ]』『ピコシェルター』も使えばよかったのかもしれません。