エンジン製作で一番楽しい一時。それが組み付け。研磨、洗浄、計測等の面倒な作業を終え、ようやく完成に向かって形が出来ていくのが嬉しいです。
ピストンはスライダーを使用してシリンダーに挿入。毎回リングコンプレッサーを縮める必要が無いので作業は素早く、確実に進みます。良く見るとピストンの向きが90度違います。オープンデッキのシリンダーだと、シリンダーヘッド締め付け時に画像の縦方向の変形が大きく、ダミーヘッドが外れているので縮んでおり、ピストンが入りにくいため、ピストンの最大径部分が変形箇所を通過するまではこのまま挿入し、ある程度入ったら正しい向きに戻します。
結構使える組み方なのでブロックを暖めて対処している人は一度お試しを。戻すタイミングによってはリングの向きが変わるので要注意。
全部入れたらブロックを反転。メタルをセットして
クランク搭載。
コンロッドをクランクに接続。とりあえず全部仮締め。
一度緩めてロッドボルトゲージを使用して本締め。
最近のアルミブロックのエンジンだと、クランクキャップがブロック下側と一体になっているので、ロワーブロック組み付け後にコンロッドボルトの締め付けを行うのは結構厄介です。ゲージもぎりぎり。なんで先に本締めするのがお勧め。
伸びゲージを使用しての締め付けが出来ない場合、使用する潤滑剤によって軸力が大きく変わるので注意して選択してください。例えばM6のボルトをREDLINEの50WTレースオイルで規定トルクで締めると結構な確率でなめます。
ピストンはスライダーを使用してシリンダーに挿入。毎回リングコンプレッサーを縮める必要が無いので作業は素早く、確実に進みます。良く見るとピストンの向きが90度違います。オープンデッキのシリンダーだと、シリンダーヘッド締め付け時に画像の縦方向の変形が大きく、ダミーヘッドが外れているので縮んでおり、ピストンが入りにくいため、ピストンの最大径部分が変形箇所を通過するまではこのまま挿入し、ある程度入ったら正しい向きに戻します。
結構使える組み方なのでブロックを暖めて対処している人は一度お試しを。戻すタイミングによってはリングの向きが変わるので要注意。
全部入れたらブロックを反転。メタルをセットして
クランク搭載。
コンロッドをクランクに接続。とりあえず全部仮締め。
一度緩めてロッドボルトゲージを使用して本締め。
最近のアルミブロックのエンジンだと、クランクキャップがブロック下側と一体になっているので、ロワーブロック組み付け後にコンロッドボルトの締め付けを行うのは結構厄介です。ゲージもぎりぎり。なんで先に本締めするのがお勧め。
伸びゲージを使用しての締め付けが出来ない場合、使用する潤滑剤によって軸力が大きく変わるので注意して選択してください。例えばM6のボルトをREDLINEの50WTレースオイルで規定トルクで締めると結構な確率でなめます。
狙い目が分かりにくいのですが(^^;
クランクのラッピングは耐水ペーパー+オイルで下地を作り、酸化クロムの研磨剤(赤棒とか青棒とか)で仕上げの磨きを行っています。ペーパーの番手はクランク状態にも因りますが、今回は#800-#1200-#2000を使用しています。
手元に#10000のラッピングフィルムがあるのですが使い道を考えてしまいます。
酸化クロム仕上げですね。