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Performance Engineering

インテグラ タイプR B18C 燃焼室加工

2013-09-11 23:12:37 | エンジン ホンダB型
純正状態の燃焼室。同年代の4バルブ4AGなんかと比べると純正状態でもデカいバルブ。ボア82mm程度までなら、ビッグバルブのメリットは出てこないと思う。それ以上のボアでもコストパフォーマンスで考えるとお勧めは出来ない、しない。


排気バルブ微小リフト状態。



バルブ周りの加工をバルブシートのザグリなんかと一緒にやっており、鋳造部分との段付きをどう処理するかが肝。


吸気バルブ微小リフト状態。


フルリフト状態まで確認。


燃焼室の加工は吸排気効率(掃気効率)を高める物と燃焼の伝播を良くする物、デトネーションを防止するための物があるが、B型はベースの燃焼室形状が良いので吸排気効率を向上させるのをメインに施工。なので、バルブを入れてマスキングを確認しながら形状を検討。


おし、やるか。


出来た。洗浄やバリ取り研磨と比べると、楽しくて仕方がないw誰か洗浄やってくれ。あとは容積合わせやってから仕上げ。

今日は例の5Eブロックをパーカー処理に出してきた。その前にシリンダーは軽くホーニングした。


ピストンも傷多かったので、シリンダーも結構傷が。原因は主に異物噛み込み。


荒目仕上げ後


プラトー仕上げ。残った傷はパーカー処理の後にモリブデン系のコーティングで埋めとくw腰下組んで、空転トルク測るのが楽しみ。

また別の仕事が増えた。

写真で何のピストンか分かるひと、変態。ヒントはボア100mm。

これだけでかいと、裏側の肉抜きをがっつりやってあっても重量はそれなりに重たく、単体で約400g。重たいだって?ピストン重量は基本的にボアの3乗に比例する。なんでボア82換算だと220gと超軽量なのよ。


無茶しやがって…。純正とは言え、さすがMAHLE鍛造、棚落ちはしないwセカンドランド寸法が厳つい。
圧縮比変更、ランド寸法比変更、リセス増し等の変更を加えてCPで作る事になりそう。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2013-09-13 01:29:24
あ、マーレで100ならポルシェだ♪
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