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10日午前10時00分頃、神奈川県東部を震源とする地震があり、東京都千代田区などで震度3を観測した。気象庁によると、この地震による津波の心配はない。震源の深さは約110キロ、地震の規模を示すマグニチュードは4・2と推定される。各地の主な震度は次の通り。
▽震度3 東京都町田市、神奈川県相模原市、厚木市
読売新聞
9日午前3時10分ごろ、千葉県松戸市古ケ崎の住宅の玄関前で、女性が顔などを殴られ男2人が逃走したと目撃者から110番通報があった。松戸署によると、襲われたのは居住者で中国籍の林垚潔(りん・ぎょうけつ)さん(33)。顔から血を流し倒れており、搬送先の病院で死亡が確認された。死因は出血性ショックとみられる。署は殺人事件として逃げた人物を捜している。
2人のうち1人は身長約180センチでジャンパーと帽子姿、もう1人はやせ形だった。捜査関係者によると、林さんは待ち伏せされたとみられる。金品を奪われるなどの被害は確認されていない。署は何らかのトラブルが背景にあるとみて調べる。
現場はJR常磐線の北松戸駅から西に約1・5キロ離れた住宅街。
ヤロスラフ・ルキフ、BBCニュース
ロシア軍のミサイル攻撃でウクライナ軍の兵士が一気に20人以上死亡したとされる件で、ウクライナ軍幹部への批判が高まっている。
ウクライナのルステム・ウメロフ国防相は4日、南部ザポリッジャ州で3日に第128機械化旅団「ザカルパッチャ」の兵士が複数、死亡したと認め、この「悲劇」について全面的な調査を行うと述べた。
ウクライナ軍によると、ロシアのミサイル攻撃で犠牲が出たという。犠牲者の人数は公表していない。
ウクライナ・メディアやロシア軍事ブロガーによると、前線に近い村で行われていた勲章授与式でウクライナ兵20人以上が死亡したという。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は5日、国民への毎晩定例の動画スピーチをソーシャルメディアに投稿し、「これは避けることのできた悲劇だ」と述べた。
「ウメロフ国防相は、何が起きてだれがどの命令を出したのか全容の詳細を判断するため、どのような対応をしているか、私に報告してくれた。この悲劇に対する刑事捜査も始まっている」と、大統領は説明した。
「主な目標は、事態の真相を完全に解明し、このような悲劇が二度と起きないようにすることだ。戦場にいる全兵員は、敵の空からの偵察や攻撃が到達可能な地域にいる兵員は、無防備な屋外でどのように行動し、安全を守るべきか理解している」とも、ゼレンスキー氏は続けた。
ウクライナの複数の兵士や軍事専門家は、そもそもロシアの空爆を受ける危険のある場所で、勲章の授与式を行うべきではなかったと指摘している。ロシアの無人偵察機(ドローン)は常に、空爆や砲撃の目標を定めるため、前線近くでのウクライナ軍の行動を監視しているためだという。
ソーシャルメディア「テレグラム」のロシア系チャンネルには、屋外での式典に見える現場が攻撃される瞬間のものだという映像が投稿されている。
ウクライナ兵とされる複数人の遺体が、地面に倒れている様子も見える。
ロシア軍はこの攻撃について、公式にコメントしていない。
ウクライナの戦略コミュニケーション・センター「StratCom Ukraine」は、ロシアの短距離弾道ミサイル「イスカンデルM」が、ザポリッジャ州での攻撃に使われたとしている。民間人も複数、負傷したという。
ウクライナ議会のミハイロ・ヴォリネツ議員は5日、式典攻撃による死者は28人、負傷者は53人だと述べたが、これは公式に確認されていない。
第128機械化旅団は、この件について公式にコメントしていない。
同旅団の兵士の大多数はウクライナ最西にあるザカルパッチャ州出身。今回の攻撃の犠牲者の多くも、同州出身とみられ、同州では3日間の服喪が宣言された。
ウクライナ政府は攻撃現場の位置を公表していないが、ウクライナのメディアは前線近くの村だとしている。ロシアの軍事ブロガーたちは、ディミトロヴォ村だとしている(ウクライナは2016年に村を「ザリチネ」と改名した)。