17日、六ヶ所村酪農振興センターで開かれた実演会では、県内の自治体関係者ら約40人が、梱包されたもみ殻の開封と、重機で牛舎に敷く作業を見学した。
もみ殻のほとんどは、藤崎町の農業法人「エフ・ベース」から運ばれた。代表の男性(47)は「周りの農家ではもみ殻の利用方法がなく、もったいないと感じていた。取り組みにできる限り協力したい」と語った。
酪農振興センターではこの秋、トラックで津軽まで連日3、4往復し、もみ殻を運ぶ作業に追われたという。スタッフの男性(29)は「常に不足感がある状態なので、もっともみ殻を確保できる流れになればいい。畜産農家の規模に応じて運搬形態を考える必要があると思う」と話した。
21日の東京外国為替市場の円相場は午後5時、前日(午後5時)に比べて1円41銭円高・ドル安の1ドル=147円50~53銭で大方の取引を終えた。 対ユーロでは、99銭円高・ユーロ安の1ユーロ=161円57~61銭で大方の取引を終えた。
米国務省のミラー報道官は20日の記者会見で、イエメンの親イラン武装組織フーシ派による日本郵船のチャーター船拿捕(だほ)に関して「あからさまな国際法違反であり、船と乗組員の即時解放を求める」と述べた。今後の対応については「同盟国や国連のパートナーと協議する」と説明した。
フーシ派は、イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区を支配するイスラム組織ハマスとの戦闘を巡って、ハマスを支持する立場を表明。10月以降、イスラエルに向けて無人機や巡航・弾道ミサイルを発射し、一部はイスラエルや米国に迎撃された。イスラエルの後ろ盾である米国との緊張も高まっており、11月上旬にはフーシ派が紅海で米軍の無人機を撃墜した。 【ワシントン秋山信一】 毎日新聞