気まぐれ銀輪好き(^o^)/

自転車好きオヤジの気まぐれ日記

デローザのタイヤ 割れ目を補修

2018-04-15 22:33:49 | 整備 修理
4月15日 日曜日 のち

切れ目でもなく、裂け目でもない様な…


何というか…デローザのタイヤに割れ目の様なものが出来たので、それを補修します。

貼ってあるゴム層の粘着力が弱かったのか溝の部分のゴム層が薄かったのか、割れて下地が見えている状態で、このままだと異物が入り込んでパンクする事もあるかも知れないので予防的な感じですかね。(^_^)

以前に切れ目を補修した記事を書いたことが有りますが、やる事はそれと全く同じです。

先ずはパーツクリーナーを染み込ませた綿棒で患部付近を丁寧に清掃します。
その後患部にはゴムのりを塗っておきます。
次にゴムチューブをサンドペーパーに擦り付けて消しゴムで消しクズを作る様にゴムの粉を作ったら指にゴムのりをつけて、それを練りながら丸めて穴埋めに使うタネを作ります。
ちなみに指はパーツクリーナーで綺麗にして有ります。^_^
タネは適当な大きさにしてから割れ目に埋め込み指先で押さえつけながら整形していく感じで…
最後に患部全体にゴムのりを塗る様に表面を整えながら仕上げれば終わりです。
取り敢えずこれで様子見ですかね。^ - ^

このタイヤは去年の7月に交換してから9カ月で1000km程度走行したミシュラン ダイナミック クラシック25Cですが、これまで使ってみた感じでは乗り心地は良いですが、耐久性はあまり良くない感じですかね。
ゴム質が比較的やわらかいのも乗り心地に貢献している感じですが、その割にはグリップがあまり良くないので これまでの物よりもブレーキをかけた時に早く滑り出す感じが有ります。
その結果タイヤを引きずる場面が多くタイヤが削れてこんな感じになります。ゴム質がやわらかいので溝のゴムの角が剥がれてますよね。
私のブレーキングにも問題が有るのかも知れませんが、今迄のタイヤではこの様な事は有りませんでした。
まぁ、安いタイヤなのでその辺りは仕方がない事なんですかね〜(´・ω・)
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モールトンのメンテナンス彼是〜その6 リムとペダル

2018-03-03 22:02:35 | 整備 修理
3月3日 土曜日 🎎

まずは前回の調整走の前に行なっていた作業になりますが、ブレーキシューは既に交換しましたので、今回は対するリムの方も綺麗にしておきます。

アルミのリムはブレーキシューによる汚れが気になるところですが、前回の研磨作業から3年ほど経っていますのでかなり汚れていました。


研磨剤とナイロンたわしを使って磨くだけですが…


〜before〜

〜after〜

やっぱりピカピカは気持ちが良いですね〜
しばらくするとまた汚れてきますが、取り敢えずという事で…^_^


さて、次はペダルですが、モールトンで使っているペダルはPD-M324という片面フラットのビンディングペダルですが、これも10年近く使っていますので、調子は悪くないですがグリスの状態を確認しておきます。


ケージとダストキャップを外して…


10mmのソケットレンチで固定ナットを外したら玉押しは12.7mm(1/2inch)でした。

グリスは少ない感じですかね。

シャフトをゆっくり抜いてみると…
反対側のベアリング球はかなり奥のペダルの中心近くにありますが、取り出して洗浄すると後で並べるのが大変そうなので周りの汚れたグリスを丁寧に拭き取りスプレーグリスを注入しておきました。f^_^;

抜いたシャフトを見るとグリスは真っ黒で根本付近には汚れたグリスが溜まっています。シャフトは先端から根本にかけて段階的に太くなっていて根本の部分にはゴムパッキンが付いていますが、これを見た感じだとペダルが水平状態で回転するとシャフトの先端側から根本方向にかけて低くなるので徐々にグリスがまわって行く構造の様ですね。
実際に先端側のグリスが少なくなっているのとゴムパッキンのところに汚れたグリスが溜まっていて、僅かですが時々汚れたグリスが滲み出てくる事からもそのように思ったわけですが…(´ー`)
そうなると 、ここまで分解して新しいグリスを補充しなくてもダストキャップを外してグリスを詰めておくだけで徐々にシャフトを伝ってグリスが周り、古いグリスはゴムパッキンのところから滲み出て来るので放って置いても徐々に入れ替わる感じですかね。(´・_・`)

この後 玉当たりの調整に苦戦したので、右ペダルは分解せずにダストキャップを外してグリスの補充だけにしました。
まぁ色々と試してみるのも悪くはないかと…f^_^;



…で、ここまでが先日の試走前の作業ですが、まずは試走して発覚したトップギア⚙の歯飛びですが、部品が入荷しましたので交換して…歯先を比べて見ると減り具合は一目瞭然ですね。
スプロケットはCS5600ですが在庫が終了していますのでCS4600の11Tになりました。


その後はペダルの玉当たりの調整に少し不安が有ったので、ペダルの状態を確認すると、玉当たりの感じが僅かに変わっていましたので再調整します。

玉当たりの調整をしてから固定ナットで締め合わせる事になりますが、それには専用の工具が必要なんですが、持ってなかったので上手く調整が出来ていませんでした。

専用工具は買えば新品のペダルが買える程の値段ですので、ここは少し知恵を絞って玉押しを固定しつつ固定ナットを締める方法を考えてみます。

しっかりとした大き目のクリップ📎が有ったのでこれで何とかなりそうです。
玉押しの形に合うようにペンチで曲げて…
このように使います。
あとは手で押さえながら固定ナットをソケットレンチで締めればバッチリです。👍

再びグリスを詰めて取り付けると夕刻になってましたので、試走は近所をぐるっと5km程で終わりました。

一応これで一通りの作業も終わり、ダラダラと進めてきたモールトンのメンテナンスも全て完了となりました。
今回の一連のメンテナンス作業はプロショップのオーバーホールに比べると未だ未だでは有りますが、ある程度はそれに近い作業が出来た様な気がします。
とは言え、全部を一度にする必要は無いと思うので、モールトンに限って言えば今後のメンテナンスは様子を見ながら適当な時期に分散して行なおうと思います。
(・ω・)
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モールトンのメンテナンス彼是〜その5 シフトケーブルとブレーキシューの交換など

2018-02-20 21:21:06 | 整備 修理
2月20日 火曜日

これまで時間があれば少しずつ進めてきたモールトンのメンテナンスですが、予定していた主要な部分のグリスアップなどは大体終わりましたので、今回は劣化が気になっていたシフトケーブルの交換などを行います。

気になっていたのはアウターケーブルですが、外側のビニールの部分が経年劣化によって縮むのか所々にひび割れが有ります。(ーー;)

よく見るとアウターケーブル内部のスチールワイヤーも見えているので、この機会に交換することにしました。

今回使うアウターケーブルはJAGWIRE LEX-SLですが、計り売りの物が有ったので1m250円の物を3m買いました。
メッシュ構造なのでひび割れとかには強そうな感じですが、シマノの純正品と比べると内部の摩擦抵抗は大きくなるみたいです。(´・_・`)
まぁ見た目はちょっと冒険する感じですが、この辺りでイメチェンしてみるのも悪くないかと…丁度オリンピックが開催中ですので、日本🇯🇵のメダルラッシュに期待と応援する意味でも、ここは思い切って金という事で…(^_^)



ケーブルのカットは専用のケーブルカッターを持っていなかったので、これまでは普通のニッパーを使っていましたが、今回はカー用品の取り付けなどにも使う電工ペンチを使ってみたところカットも楽でなかなか良い感じでした。(・∀・)







アウターケーブルは異物が入るのを防止する為に爪楊枝を刺してからディスクグラインダーで仕上げます。


中に残った爪楊枝は反対側からインナーケーブルを使って押出す感じですかね。
アウターケーブルの内部とインナーケーブルの表面にはオイルを塗布して取り付けます。インジケーターも引き続き使いますので、一手間かけて、一応こんな感じになりました。(^-^)



末端のハンダ付けもまあまあ上手く出来た気がします。
少しふっくらと盛り付けるのが自分的には好みですかね〜(^。^)



ブレーキケーブルについてはシフトケーブルに比べ耐久性も高いので、今回の交換は見送り点検だけとしました。




私の数少ない経験によると切れるとすれば100%このタイコの付け根付近ですが、目視では判断が難しいので触診して…🆗問題無しでした。
まぁブレーキケーブルはアウターも交換となるとバーテープの巻き直しが伴うので、バーテープを交換する時にでもやるつもりでいます。


さて、次はブレーキシューの交換です。



9,000kmの走行ですが溝はまだ有る状態で減りも1mm程度ですので まだまだ使えそうにも見えますが、使用開始から11年半も経過しているとやはり劣化は有る様で、角の部分を爪で押して凹ませたりすると古い物は復元に時間が掛かりゴム特有の硬化は有る感じがしますので交換した方が良さそうです。


あと、これは整備とは関係有りませんがニューパーツも…


さりげなくシートクランプもゴールドにしてみました。(^_^)

まあまあですかね。( ・∇・)

モールトンのメンテナンス彼是…あと少しやりたい事が有りますので、続きは次回に!^ - ^
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モールトンのメンテナンス彼是〜その4 ヘッド周りとサスペンション

2018-02-17 23:55:32 | 整備 修理
2月17日 土曜日 時々

予報を見る限り天気は良さそうでしたので、🚴‍♂️出掛けるつもりでいましたが、出掛ける時になって少し降り出したので暫く様子見ていると、時々晴れ間は見えるものの晴れたり降ったり…オリンピック観たり…で、結局モールトンのメンテナンスになりました。(^_^)
今回は予定していたヘッド周りと序でにサスペンションのメンテナンスなどです。

作業としては分解して清掃・洗浄の後グリスアップや注油など基本的な作業行程ですので大体の流れを写真で…(・∀・)










想像以上に汚れてました。f^_^;

ハンドルを掛けておくのに丁度良い位置にボトルホルダーが有ります。(^_^)


フロントフォークが外れました。

分解したヘッド周りのパーツは洗浄・グリスアップして後で取り付けます。


ここからはフロントサスペンションの分解です。






ちくわにも似た筒状の高弾性ウレタンゴムと樹脂ベアリングが竹の様に連結しています。



航空機と同様のトグルリンク式のサスペンションはモールトンオリジナルです。

この部分の動きに少し固さを感じるようになっていたのでネジも分解してグリスアップしました。

ここからは逆の手順で組み上げたら外してあったヘッドのパーツは洗浄・グリスアップしてから取り付けて終わりです。



続いてリアのサスペンションの状態も確認のため分解して清掃します。






その形状から“ダブル フジ”と呼ばれるバレルタイプのラバークッションです。
二層式ですが、ただのゴムの塊です。(^^)
全く問題無しなので周囲を清掃して終わりました。

今回使った工具類やグリスなどはこんな感じでした。それとネジ類は全て正ネジです。

次回はケーブル類など消耗品の交換を予定しています。^ - ^
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モールトンのメンテナンス彼是〜その3 チェーンとディレイラー

2018-02-14 20:10:56 | 整備 修理
2月14日 水曜日

久しぶりに日中最高10度超えの暖かな一日でしたが、そろそろ花粉状況も気になりだした今日この頃、チェーンの交換から始まったモールトンのメンテナンスで、これまでチェーンを外した序でに、その1でボトムブラケット、その2で前後輪のハブのメンテナンスと順に進めて来ましたが、これで取り敢えずはチェーンの取り付けが出来るようになったので新しいチェーンを取り付けます。
ですが その前にリアディレイラー を外して、以前に自作したディレイラー直付けゲージで台座の歪みを点検します。
何度も倒しているのでディレイラーは傷だらけです。f^_^;



時計の4時から11時辺りの位置で計測して僅かですが歪みが有ったので修正しました。
大体180°以上で計測して差が大きい所が均一になる方向へ修正する感じです。

リアディレイラーのプーリーは分解してグリスアップで、他の部分とフロントディレイラーは全体的にパーツクリーナーやブラシなどを使って清掃 洗浄してから可動部に注油する程度で良しとします。👌


そして今回取り付けるチェーンですが、最近まで使っていたCN-5600は既に生産が終了していますので、今回はCN-6701になりますが、一応グレードアップという事になりますかね。(^_^)ほとんどの場合は必要なコマ数にカットして使う事が多いと思いますが、コマ数120リンクのモールトンは通常販売させている最大コマ数のチェーン(118リンク)でも足りないので付け足す必要があります。
ですので118リンクの物に自転車屋さんで貰った人様のチェーンの切り落とし分から1コマ付け足して、これをミッシングリンクで繋いで120リンクとなります。

それと新品のチェーンの油ベットリ感がどうしても好きになれないので先ずは洗浄して…密閉容器の半分程度まで洗浄液に浸かったら蓋をしてシェイクします。揮発性が高いので蓋はしっかりと抑えます。
最近は新品のチェーンは洗浄せずに使うとも聞きますが、なるほど一昔前の物ほど汚れは出ませんね。

チェーンチェッカーでチェックするようになってからは毎回している事ですが、今後の参考の為に取り付ける前に一応伸び率のチェックもしておきます。

使用済みのチェーンと新品の長さの差を新品の長さで割って求めるのが伸び率ですから…

5.1÷1517×100(%)≒0.336%(伸び率)

となりますが、交換時期の目安は伸び率で0.75〜1.0%以下とも言われていますので、まだまだ使えた感じになりますかね。(´・_・`)

今迄の経験からチェーンチェッカーで計測してこの感じなら0.5%以下になる様な気がしていましたが、9,000kmの走行で0.336%ですから過去最高の長寿命になりました。^ - ^
仮にこれを今迄の物と比較する為に1.0%で換算すると計算上は…

9,000÷0.336≒26786

…となり交換の目安となる限界は26,000kmとなりますが、正直この結果には驚きです。(*⁰▿⁰*)

ここまで長寿命な要因として考えられるのはCN-5600の品質の高さなのか、あるいは使用オイルだったり、もしくはこまめなメンテナンスなど様々な要因が有るとは思いますが、普段からのゆる〜い走りが実はチェーンをいたわっているのも有るのではないかと…
貧脚が功を奏した…とも言えますかね〜(^。^)


さて、チェーンを取り付けたら注油して終わりですが、モールトンで使っているオイルはフィニッシュ ラインのROAD CRで10年以上前に買ってからずっと使い続けて来ましたが、少なくなって来たのでそろそろ次のを用意しておこうと思ったら廃番になっているみたいですが、一応それに代わる物はある感じですかね。
注油は使い過ぎてベタベタするのがイヤなので絵筆に含ませてゆっくりとリンクのローラーを転がす様に注油します。
この方法が良いかどうかは分かりませんが、60mlのボトルで10,000km以上は使えそうで、チェーンの寿命も想像以上に長かったので結果オーライという事で良しとしましょう。(^_^)


長くなりましたが、こんな感じで回転させながらチェーンの上下(内側と外側)とスプロケットも注油して終わりです。



一応 この後はヘッドのグリスアップやケーブル類などの消耗品関係の交換などを予定してますが、取り敢えずやりたかった事は終わりましたので、試走🚴‍♂️などもはさみながらのんびりと仕上げて行こうと思います。(。・ω・。)
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