一つの華でもいい、良く見つめてみると、その神秘さに驚く、
日本には四季それぞれに、彩の花が咲く、どんな小さな花でも、
精いっぱい咲いている・・花には散った後の悲しみはない・・・
ただ・・・一途に咲いた…喜びだけが残るのだろう。
朝顔・・・・・鮮明とも清爽とも端麗ともいえる、鮮度の強い花弁を美しく、
白露まだ青葉に宿る 朝まだきに匂うがまま 爽やかに開いて、
微笑みかけるアサガオは、あえぐような息苦しい 猛暑のひととき、
端々しい 清らかな花を開いてくれる。
短い時の流れに 惜しげもなく 花の生涯を閉じるアサガオが・・・
あまりにも清らかであるだけに哀れ、儚さが感じられる。
アサガオ・。・・