暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

軽減手続きを忘れずに

2022-09-26 04:58:04 | 暮らしの中で


10月から75歳以上の人が加入する【後期高齢医療保険】が変わり、75歳以上の医療費に
              【2割負担】の区分がつきます・・・
現在単身世帯で年収383万以上、75歳以上が2人以上の世帯は年収520万以上という現役並びの
所得がある方は3割負担ですが、それ以外の多くは1割負担ですが、10月から以降は、
今1割負担のうち、単身世帯で200万円、2人以上の世帯で合計320万円以上の収入があると
2割負担となります・・2割負担となる後期高齢者の約20%、約370万人です。

1割負担から2割負担になると、医療費が2倍になると心配かも知れないが、ご安心を・・
負担が急激にならないように当初3年間は、外来医療の1月ケ月負担増加額3000円以内に
収まるよう措置がとられます・・・・例えば1ケ月の医療費が5万円だったら1割負担なら
5000円ですが、2割負担だと1万円で支払いは5000円増えますが、このうち・・
3000円を超える分(2000円)は払い戻され実質的に8000円の負担になります。

軽減措置を受けるには、払い戻し金を振り込む口座の登録が必要です・・すでに登録の
ある人は手続き不要ですが、登録のない人は市区町村から申請書が郵送されますので
        必ず登録手続きは忘れないように・・・

入院か通院か関係なく医療費が多額になった場合は、これまでどおりの【高額療養費制度】が、
利用できます70歳を境に負担上限が変わり、70歳で一般的な収入年収156万~370万円の
方は月5万700円が負担上限です・・10万円払っても高額医療費を申請すれば5万7000円を
        超える分【4万2400円】は払い戻されます・・・加えて・・・

高額医療費制度は世帯合算が可能で、条件は同じ医療保険に加入していること、夫婦とも
75歳以上なら、どちらも医療保険ですから、それぞれ払った医療費を足し合わせ負担上限を
差し引いた分が払い戻されます・・療養が長引き高額医療費制度を12ケ月に3回以上
利用した場合、4回めからはさらに負担上限が下がります・・負担上限は年齢と年収で
決まりますので、あらかじめ自分の負担上限を調べておくと安心でしょう・・・

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