暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

長期特例年金受給の仕組み❔

2024-01-29 04:32:32 | 暮らしの中で


厚生年金の長期特例が適用される場合・・・年金と給付を同時にもらうにはどうしたらいいのか❔
老後のおカネや生活費が足りるか不安ですようね・・老後生活の収入の柱が老齢年金ですが、年金にまつわることは、難しく不安になりますが、
今回は、厚生年金の長期特例が適用される場合、失業給付も同時に貰いたいがどうすればいいのかについて記載していきます・

65歳からは年金と基本手当『失業給付』は同時に受給できます・・但し65歳前に支給される『長期特例の特別支給の老齢年金』は、
基本手当失業給付とは併給できず、どちらかしかもらえません・・・・まず、『長期特例の特別支給の老齢厚生年金』は、60代前半でもらえる
『特別支給老齢厚生年金』の一種・・『特別支給の老齢厚生年金』は、男性の場合昭和36年4月1日以前、女性昭和41年4月1日以前生まれの
人がのみが受けられる特例です・・・
長期特例の特別支給の老齢厚生年期は厚生年金加入期間が44年(528ケ月)以上ある人が退職後、65歳迄の間、報酬比例部分に加えて、定額部分や
加給年金を受給できる制度で、『長期特例の特別支給の老齢年金』と基本手当(失業給付)は併給できません・・・

例えば、昭和35年5月生まれで、【長期特例特別支給の老齢厚生年金】は64歳から支給されます・・但し、64歳と11ケ月まで在職中の場合、
その間は【長期特例の特別支給の老齢年金】を受け取る対象にはならず、年収と調整された在職老齢年金(報酬比例部分)のみの受給になります。
その後、64歳と11ケ月で退職してハローワ-クに行った場合、基本手当(失業給付)の支給制限期間がなければ、数日の待機期間ののち・・・・
振り込みは翌月になるものの、当月分として基本手当(失業給付)が支給されます・・・・

ただし、基本手当と併給出来ないという決まりから、【長期特例の特別支給の老齢厚生年金】は受給できないことになります。一連の手続き
ハロ-ワ-クに行き,求職の申し込み、離職の提出、失業の認定を受けるをすると基本手当(失業給付)が優先的に支給されます。
なお、ハロ-ワ-クで、基本手当(失業給)の金額を確認・再就職先を探す等の利用のみであれば、年金の支給が止まることはありません。
ただし、自己都合退職等で、基本手当(失業給付)に数か月の支給制限の期間がある場合は、64歳11ケ月で退職しハロ-ワ-クで手続きした
翌月『65歳に到達する月』は、基本手当が支給されないため、併給したことにはならず【長期特例特別支給の老齢厚生年金】が1ケ月分
支給されるでしょう・・・

長期特例特別支給の老齢厚生年金が口座に振り込まれるのは、基本手当の受給が終わった3ケ月後になるので注意いしてください・・
なお、65歳からは老齢厚生年金・老齢基礎年金と基本手当(失業給付)は出来ます・・・年金請求は64歳11ケ月で行っても・・・
65歳以降の年金受給には問題ありません・・・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする