老いていくことは、様々な価値を失うことだ‥天性の美貌など二十代で終わるが、
体力を失う、記憶力を失う、視聴力を失ってくる・・それはもう回復することは、
ほとんどなし、しかし、戸籍のうえでの齢はとっても、充実した人生を送っている人は多くいる。
生きることに精神の充実がはかられているからだ・・・・
それは、自分も何らかの意味で他人に役立っているという自覚であろう・・・
人間は自分の目的と社会の目的とが一致した時に、自分も生きる価値ありと、
【生き甲斐】を感ずる・・精神の充実が生を支え得る・・それすら失ったら・・・
いよいよ一巻の終わりである・・・