暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

年金65歳受給が最善2?

2024-08-23 12:00:50 | 暮らしの中で



前回の年金を繰り下げると家族手当にあたる加給年金が貰えない・・との記載でしたが繰り下げは繰り下げでもこの問題解決策は、
厚生年金は繰り下げず、基礎年金のみを繰り下げる方法がある‥こうすると加給年金は本来の形で貰うことができるが・・ただ・・
繰り下げられるのは基礎年金だけになるので、繰り下げによる年金増額効果は1/3程度になってしまう・・・
繰り下げで年金が増えても、その分税金と社会保険料の比率が増えるので、手取り額はは年金受給額ほど増えない,十分注意が必要?

もし75歳から受給にしても、その直前になくなる可能性がある・・たとえば、75歳まで年金を繰り下げて、75歳から少したって亡くなった場合、
受給できる金額は75歳の誕生日から亡くなった日までになるので極めて少なくなる・・それに対して65歳からもらっていれば、10年分の年金が
余分にもらえることになる・・・75歳まで年金を繰り下げて、繰り下げ受給開始直前の74歳で本人が亡くなっても、65歳から貰った場合と同額の
年金(増額された年金でないことに注意)を末支給年金として遺族が貰うことができる・・・
ただし、末支給年金を受け取る権利には5年の時効があるので、69歳から74歳までの5年分の末支給年金しか受け取れず、65歳から69歳までの
4年分は受け取れない‥そうであれば、規定通り65歳から年金を貰っておけば65歳から74歳まで9年分の年金が貰えたことになる。

自分が長生きできる可能性にかけるのはギャンブルでである・・・繰り返しになるが、自身の寿命は分からないので、最も有利ととする計算はできない。
年金繰り下げをすると不利になる事項がいくつかある‥特に加給年金が減る人には繰り下げは勧められない【年金は繰り下げをせず規定通り貰うのが最善】
の選択だということになる・・・
もし100歳まで生きることが約束されていて、かっ65歳の定年から75歳のまで安定収入が保障されているのであれば、年金の繰り下げをすべきである。

逆に年金受給を60歳から繰り上げるとどうなるか・・・65歳年金受給を5年繰り上げ60歳から受給すると24%減る・・これは、1962年4月2日以降生まれの
人の場合であり、それより年上の人はもっと減る‥・年金は年を取ってからの保険の役割がある、高齢になったときの年金を減らすのはあまり勧められない、
年金24%減の場合の損益分岐点は80.8歳になる、繰り下げの場合と逆で80.8歳以前に死ねば得だが80.8歳を超えて長生きをすると損になる長生きのリスクという
言葉があるが、長生きをした場合、頼みの綱は年金が減ったままで生活するのは厳しい・・繰り上げ受給は60歳を超えて年金がなければ生活していけないという
状況に追い込まれた場合以外は勧められない・・・・という結論になる・以上2回にわたり継続掲載してまいりましたが、よくよくご判断の上ご決断を願います。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 台風10号(サンサン)本州に接... | トップ | 地震・台風。停電時の暑さ対... »
最新の画像もっと見る

暮らしの中で」カテゴリの最新記事