フェレット軍団とかあちゃん

天使フェレット達と、縁あってお隣からきた黒猫が1匹。お世話係の怒涛の毎日のご紹介と、旅とグルメもいそしんでおりまする

思い出 3本足のアキルが我が家に来るまで(3)

2010-10-18 00:35:32 | フェレット

2006年7月27日

Oさんは、最近フェレット保護に取られる時間が予想外に多くて、

なかなか仕事にも行けないでいる

彼女が働いてくれないと、保護フェレたちに即響いてくる

「なんでも手伝うから、仕事に行って!」

とお願いして、アキルをしばらく預かって、通院も引き受けることにした

手術してから二週間がたち、そろそろ抜糸の時期。

アキルの傷口は完全にふさがり、うっすら毛も生え出している

アキルも痒いらしく、傷口が気になって仕方がない

よく食べるので、ふっくらしてきた

腕さえ見えなければ、普通の健康的なかわいいフェレット^^

抜糸当日、雨だったせいか病院は空いていて、すぐに診てもらえた

看護師さん2人がアキルをおさえ、先生がハサミで糸を切る

最初にうちこそきょとんとしていたアキルだが

途中から、キュンキュンと鳴き始めた

そりゃ痛かったろう

3日後にはお風呂に入れてもいいとのこと

ずっと洗えていなかっから、ニオイが気になっていたところだ

往復2時間、

狭いキャリーに閉じ込められた上に痛い目に遭わせて! と

アキルは不満顔

ご機嫌をとるべく、家に着いて、さっそく放牧した

絨毯以外のフローリングではコロンコロンとよく転ぶ。

傷のことを全然気にしていない様子なので、存分に遊ばせることにした

そうすれば失った腕の分、ほかの三肢の筋肉も鍛えられるだろう

そのうち、1本足がたりないことなどわからないくらい

元気に走り回れるようになれるかも?

ねこじゃらしを向けてみたら、まあよく遊ぶこと

元気元気、その調子その調子^^

 

たぶん、アキル、保護した当時は2歳くらいだったと思われる

健康診断も問題なかった

これだけ元気で性格のいいお嬢さんが、なぜ捨てられたのか?

アキルの場合、捨てられた上に、腕を一本失っている

これからは、幸せに時を送ってほしいと思った

毛がだんだん生えそろって、傷口も見えなくなり、

アキルは、Oさんのところに帰って行った

Oさんとは、家が同じ町にあったこともあり

お出かけなどの用事があるときには、フェレを預けたり預かったり

という助け合いの関係だったが

この後、約1年、そういう必要もなく、行き来はなかった

時折電話で彼女と話すくらいで

アキルのことも、別に心配してはいなかったのだが…

 

つづく

 

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コメント (2)
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