Oさん宅から連れ帰ったアキル達
ノミを駆除しないと、軍団がえらいことになる
洗面所にお湯を張って、ノミ取りシャンプーを入れ、
まずは骨と皮だけの子を入れた
効果てきめん
ノミが気絶して、水面が真っ黒になるくらいに浮かんできた(@_@;)
ウ~~~ 見てる方がかゆくなる
これだけいたなら、かなり血も吸われているはず
やせているはずだ
次にアキルも洗ったが、それほどでもなかった
翌日、病院に連れて行って診察してもらい、駆除剤ももらってきた
病院の先生は、ディオンをみて言葉を失った
体重360g。ほんとに骨と皮のガリガリ
普通の大人フェレの半分もない
もう2,3日でも救出が遅れたら、危なかったのではないかと思われた
アキルも、900gあったのが、690gに減っていた
保護したつもりが、これじゃ虐待
Oさんだって、そんなつもりはなかっただろうが、
自分が心の病になっては責められない…
駆除剤を首の後ろにつけて24時間
ノミは完全にいなくなり、
アキルたちは廊下暮らしを卒業して軍団と合流した
あとはひたすら、痩せこけた体を元に戻すべく食べるのがお仕事
(↑7月22日) 毛、ばさばさ、骨と皮状態(-_-;)
おかげで頭が大きく見える
ばっさばさの毛は、ノミで痒くて自分で噛み切ったらしく、
特に小さい方の子の場合、哀しきその癖はなかなか抜けなかったが…
体重は毎日楽しく増えていった
アキル達が我が家にやってきたのは2007年7月14日
驚くほどの食欲で、
翌8月3日にはすっかり↓
あら~^^ すっかり元のフラス……(・/\・;)ウグウグ
い、いいえ^^;
アキル、
それからはかあちゃんのもとで一生をのんびり過ごすことになる…
いろいろあったけれど、
Oさんには感謝している
彼女がいなければ、Sさんとも知り合えなかったし
なにより、アキルにも出会えなかった
Oさんのおかげで、たくさんのフェレットたちが命拾いをし
新しい飼い主を見つけられたのも事実
そのことでは頭が下がる
あれからOさんは、フェレット保護から手を引き
保護していたフェレットも最後の1本がもわられて行った後、
引っ越していった
その後、一度だけ、「近くまで来たので」と、夜に急に来て、
フェレットを全員愛しそうに抱っこしてほおずりしていった
アキルのことを伝えたいのだが、現在、連絡は取れない
(終)