いよいよ組み立てです。
今までの一つ一つの製作努力が一度に形となる時です。
毎度のことながら色々な意味でドキドキします。
まずは脚からの組み立て。
接着剤をホゾ穴に塗布します ↓

9mm幅のホゾ穴用にアクリルの端材で作った専用ヘラを使っています。
ホゾ穴にホゾを入れる ↓

当て木をしてゴムハンマーで打ち込んでいきます ↓

クランプで最後まで締め込みます ↓

クランプの締め具合が悪かったりすると歪んでしまうこともありますので、
その場合は、クランプをたすき掛けにして歪みを直します ↓

締め付け後には必ず直角定規を当てて確認します ↓

八脚案は、主に神道における行事で使用される台のことです。
脚は片方に4本、合計8本あることから八脚案、または八足案と呼ばれています。
なぜ8本なのか?
一説には、神様の使いである蜘蛛の足の数からきているという話があるようです。
脚の接着剤が乾いた後に天板へ取り付けていきます ↓

今回は、神具ということもあり、いつもの補強の為のビスや釘を使わずに木組みだけで製作しています。
天板への取り付けは、吸い付き蟻桟という伝統的な工法となります。
手前より奥の方は、幅を1mm狭くして加工してあります(凸凹共に) ↓

勾配は、1/300となります。
今回の天板奥行きは丁度300mmですので、1mmという訳です。
まずは手でスーッと入るところまで押し込みます ↓

手前も奥も同じ割合でピタッと合わさって止まります。
ここからクランプで押し込んで行きます ↓

押し込めば押し込むほど、桟(凸)と天板(凹)が吸い付いてピタッとなる訳です ↓

吸い付き分を考慮して、台形の底辺部分は少し隙間(コンマ数ミリ)をあけてあります。
この工法は、天板の反り止めの効果があります。
また、木は湿度などの環境によって伸縮しますので、この吸い付き蟻桟には接着剤は使いません。
組み立て終了 ↓

無事に終わってホッとしています。
あとは仕上げをするだけ。
普段作らないものでしたので記録としてブログに残した次第です。
八脚案製作紹介は今回でおしまい。
今までの一つ一つの製作努力が一度に形となる時です。
毎度のことながら色々な意味でドキドキします。
まずは脚からの組み立て。
接着剤をホゾ穴に塗布します ↓

9mm幅のホゾ穴用にアクリルの端材で作った専用ヘラを使っています。
ホゾ穴にホゾを入れる ↓

当て木をしてゴムハンマーで打ち込んでいきます ↓

クランプで最後まで締め込みます ↓

クランプの締め具合が悪かったりすると歪んでしまうこともありますので、
その場合は、クランプをたすき掛けにして歪みを直します ↓

締め付け後には必ず直角定規を当てて確認します ↓

八脚案は、主に神道における行事で使用される台のことです。
脚は片方に4本、合計8本あることから八脚案、または八足案と呼ばれています。
なぜ8本なのか?
一説には、神様の使いである蜘蛛の足の数からきているという話があるようです。
脚の接着剤が乾いた後に天板へ取り付けていきます ↓

今回は、神具ということもあり、いつもの補強の為のビスや釘を使わずに木組みだけで製作しています。
天板への取り付けは、吸い付き蟻桟という伝統的な工法となります。
手前より奥の方は、幅を1mm狭くして加工してあります(凸凹共に) ↓

勾配は、1/300となります。
今回の天板奥行きは丁度300mmですので、1mmという訳です。
まずは手でスーッと入るところまで押し込みます ↓

手前も奥も同じ割合でピタッと合わさって止まります。
ここからクランプで押し込んで行きます ↓

押し込めば押し込むほど、桟(凸)と天板(凹)が吸い付いてピタッとなる訳です ↓

吸い付き分を考慮して、台形の底辺部分は少し隙間(コンマ数ミリ)をあけてあります。
この工法は、天板の反り止めの効果があります。
また、木は湿度などの環境によって伸縮しますので、この吸い付き蟻桟には接着剤は使いません。
組み立て終了 ↓

無事に終わってホッとしています。
あとは仕上げをするだけ。
普段作らないものでしたので記録としてブログに残した次第です。
八脚案製作紹介は今回でおしまい。
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