11月から新しいおもちゃの開発に着手し、
2ヶ月半経った今日、ようやく納得のいく形が出来上がった。
あとは商品紹介のパンフレットや梱包など更なる課題が残るものの、
ふと、安堵した気持ちとなる。
試作に次ぐ試作に明け暮れ、
手間暇を湯水のように費やし、
ようやく一区切りついた。
今まで作った試作品を処分するため、あちこちからかき集めて見ると、
なんだか胸がいっぱいになり、心震えた。
普段あまり経験しない感情に動揺しながら、
あらためて試作品の数々を前にすると、
この2ヶ月半の取り組みが走馬灯のように思い出された。
そして、この手によって創り出したものたちを、
躊躇、ためらいながらも、破棄していくことに悲しみが伴い心が震えているのです。
創造と調和と破壊・・・
・・・でも、その悲しみを乗り越えると新しい世界が広がっているのは感覚的にわかっているのです。
何度も何度もくり返し、重ねていく感覚。
過去、現在、未来が交わって、シンクロしている感覚・・・。
すなわち・・・
子どもたちが木のおもちゃで遊びふれ合い、
キャッキャする姿を想像しながらの創作、
すごく大変だったけど楽しくもあったなぁ・・・
福島木工家具店
オーダー・造作家具 木製品設計製作
〒891-4404 鹿児島県熊毛郡屋久島町尾之間752
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T/F : 0997-47-2695
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私も木工でからくり玩具に挑戦したいと思ってます。
歯車の嚙み合わせ等難しそうですね・・・研究します。
家具屋が設計製作するにはとてもハードルが高く、大変苦労しました。
時々メンテナンスに行っています。
屋久島の屋久杉自然館に展示してあったおもちゃ(ハンドル回すと玉が持ち上げられて紆余曲折しながら転がり落ちるもの)を思いだしました。
あれは福島さんの作品ですか?