天板の剥ぎ合わせをしています。
今回は、掘りごたつ用のテーブルということで、
いつもよりも慎重に慎重に念入りに材料を見極め、
一次加工の後、長期間養生し(これは納期が余分にかかっていることを意味しています・・・)、
満を持して、本日、作業に入った訳です。
すみません。ただ単に納期が遅れているという言い訳です。
本来は新築に合わせて納めたかったのですが、ズルズルと延び延びと、ダラダラと、
否、ダラダラとはしていません。休みなしで一生懸命日夜働いておりますが、
予定通りには進まない現状です。
大変お待たせしております皆様方、誠に申し訳ございません。
順次進めておりますので今しばらくお待ちくださいますようよろしくお願い申し上げます。
ああ、言い訳ばかりで恥ずかしい限りです。
タイトルの最高級というのは、
写真に写っている天板の地杉のことです。
同じ杉でも様々で、適材適所があると思うのですが、
今回の地杉は天板としては最高級品です(私の主観ですが)。
掘りごたつということで、熱が加わります。
無垢の材にとっては厳しい環境下に置かれます。
更に、炬燵の掛け布団を使用しますので、
天板と脚とは別々になり、炬燵として使用するときは、天板と脚の固定はすることができません。
ですので、出来るだけ無垢材として変化の少なそうな材を選んでおります。
そのため、通常の地杉よりは色が濃く、緻密で重たい材です。
まだ、これから天板が反りにくくなるよう蟻残加工をしていかなくてはいけません。
通常のテーブルよりは構造が複雑ということもあり、
その他、諸々の作業もありますので、もうしばらく時間がかかりそうです。
しかし、注文家具屋は手間ばかりかかって大変な仕事なんです。
同じものを大量生産するならば効率も良いのですが、そういう訳にも行きません。
あっ、ついつい言い訳がまた出てきてしまいました。
ということで、今日はこの辺で失礼させて頂きます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます