1脚の追加製作依頼がありまして、
折角だからと、ちょっとデザインやサイズを変えながら、
5脚まとめて作ることにしました。
まずはパーツを並べて、
木目や色などを見ながら、それぞれのペアを組みます ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/42/f3e35e32f56e93d537a086baf3ccf63f.jpg)
これが1脚分のパーツ ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/cf/255e15116961086f491f59f3bad82bed.jpg)
同じく、1脚分の金具 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/f1/a1df52bdcb226214e6c7baf3dbbe947c.jpg)
M6のステンレスボルト半ネジタイプを軸に、
アルミパイプ、ステンレスワッシャー、SLナット(メッキ)。
すべりを良くする為に、可動部分に椿油を注入 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/5d/25d759beda55f87bb3918de2da7f8ffb.jpg)
個人的に、グリースよりも、この椿油が好きです。
まずは、フレームの組立から。
アルミパイプを通したボルトを穴に挿入 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/3b/673068681ae194c5970033dde10545ef.jpg)
この穴は、ボルトヘッド部の径と、ネジ部分の径の二段階に切削してあります。
更に、ボルトヘッド部が動かないように、ヘッド部の穴径は、ヘッドよりもやや小さめにして、
最後はハンマーで叩いて押し込み、
フレーム表面とボルトヘッドを同じ面にします ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/36/50f1d2b8dc2796c9902935e9aa5448ef.jpg)
前脚と後脚を連結して ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/03/4af85292736a7b44ef68d2850bf3f093.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/2c/e28778f0b1f22ba79ebfe875b9394852.jpg)
端末は、ワッシャーとSLナット(緩み防止)で処理します ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/20/59d8696d785c0cfd59664d8d9080db71.jpg)
ボルトで連結したフレームを作業台に設置。
この際に、作業台天板でありますコンパネは直角が出ておりますので、
この直角にフレームの角を合わせて、
もう片方のフレームは、差し金で直角を確認して ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/2e/54ff42caf302dea9100b6b913b362c7c.jpg)
順番にパーツを取り付けていきます。
パーツ取付けの際は、錐で下穴をあけて ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/3d/4bac53eeb2bd3538258e1a4b6e3cc65e.jpg)
接着剤(屋外で使われることも想定して耐水性)を塗布して ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/86/d57301ff960fd84336bed4b2fe10e87e.jpg)
ビス(錆びないようにステンレス製)で固定していきます ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/7f/e427d1d4fe28be9a364797dbf3780e1e.jpg)
下穴をあけているので、ねじ込んでいる最中に位置がずれることはありません。
座面の取り付け ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/c8/412c55a452c9a575841dc384ed62973a.jpg)
これも差し金で、フレームに対して直角を確認して位置を決めていきます。
座面の位置を決めて、ビスで固定 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/33/73d2b105c1208f1455d546db1c3d67bf.jpg)
表面の次は、裏面のパーツ取付け ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/7a/4aeab575c39df330002a0c3b26d9df42.jpg)
本体が組みあがり、
おおよそ平面が出ている作業台の上に乗せてみて、
脚のがたつきをチェック ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/a4/48ec4e62f8b904fdde34b4ac8fc054a1.jpg)
がたつきがあれば、微調整をして平面にピタッと脚がつくようにします。
最後に、座面と背もたれ部分のビス止めした穴を隠すために、
木栓で埋めて、表面を再塗装して終了となります。
尚、この折り畳み椅子は、okwoodさんのご理解を得て製作しております。
okwoodさんのブログはこちら。
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