今日のモッチョム岳です ↓
かすんでいます。
モワモワとして空気がどんよりとしています。
ここ数日、黄砂と思われる靄がかかり、はっきりとしない天気が続いております。
そらまめ君で、九州のPM2.5の項目をチェックしてみると、連日赤いマークが・・・
5~6年ほど前までは、澄んだ空気が当たり前だったと記憶していますが、
大気汚染は確実に進んでいるようです。
特にニュースでPM2.5が話題になってからは、より一層酷くなって来ているように感じます。
モノが溢れて、大量消費して、当たり前のように物質的豊かさへの欲を求め続けたツケでしょうか。
地球の浄化力も限界に来ているかもしれません。
自然は好きです。
サラリーマン時代は、毎週のように、山へ川へ、自然を求めて出かけておりました。
ストレス社会からのひと時の開放、気分転換、明日への活力、心の浄化・・・。
自然に何かを求めて、何かを得て満足しておりました。
そしてついに、自然溢れる屋久島へ移住。
緑は濃くて活力があり、水は弾ける様に美味しい、島そのものに自然の力がありました。
自然は、絶大、絶対的、超越的、何者にも揺るがすことのできない、未来永劫無限に続いていくものと、
少なくとも、この人生においては、そう思っておりました。
ですが、近年、よーく周りを見てみますと、自然が病んできていることを肌で感じています。
自然というより、地球といったほうがわかりやすいかもしれません。
人は、物質的に地球から資源を利用(搾取)して、豊かさを求め、
さらには、精神的癒しのためにも自然を利用してきました。
地球に対して、物も心も求めてばかりです。
地球が人間の親だとしますと、
親(地球)は子供(人間)にお金(資源)を与えて、生活を成り立たせ、
子供が落ち込んだり、疲れたりしているのを癒すために、
美味しい水と空気を提供し、優しい風で頬を撫でてみたり、
時には美しい花を咲かせて励ましてくれて、
心身ともにサポートしてくれていました。
子はいつしかそれが当たり前となってしまい、
もっと、もっとくれ、まだ、まだ足りないと我がままになってしまい、
親は疲れ果ててしまいました。
体は痩せ細り、血の巡りは悪くなり、深いしわが刻まれ、
足腰は弱り、息も絶え絶えと深刻な状況です。
自然に癒されたい、パワースポットへ行って力をもらい、
元気になろうという考えは・・・?。
本当は、親(地球)を子供(人間)が労わってあげるというのが正しい姿なのかもしれません。
いつまでもあると思うな親と金ではありませんが、
(自然を)無くしてしまってからでは遅いと思います。
すぐには何もできないかもしれませんが、
せめて、自然に目を向けて、太陽が出てくれること、風が吹くこと、緑があること、
花が咲くこと、川が流れていること、海が青いことなどに日常から感謝できればと思います。
地球(親)もきっと喜んでくれることでしょう。
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