サイプレス

鬱病になり不安定な毎日。今は宝塚熱が再燃して、これがいい処方箋になっています。

花組大劇場公演 

2013年09月22日 | 宝塚・エンタメ
話は前後しますが、昨日は宝塚に出没。

今回お気に入りのショー「Mr.Swing!」を観るためと言っても

過言ではありません。

お芝居は、パワーアップしていました。

ただし、マッダレーナを除く・・・ですが。(笑)

でも、初見よりは、自分の中でストーリーが咀嚼できたのか、

眠くはなることもなく、むしろパワーアップしていた面に彼女たちが

頼もしくみえました。

マッダレーナについては、不問です。(笑)スルーしてました。

で、ショーですが、これはあっという間の55分で、

楽しんでいるうちに「えっ、もうパレード???」と思うほど短く感じます。

かっこいい場面、妖しい場面、楽しい場面、妖艶な場面と、

流れるように進んでいくことと、ほんと花組のパワーが充実していることを

とても感じます。

蘭寿は、男役芸をこれでもか!!と、見せ付けてきます。

明日海は、今まであまり感じなかった「オラオラ感」を少し感じます。

望海は、その歌声がよりパワーアップして、ドラマチックに歌い上げてくれます。

その他、下級生に至るまで、すごいエネルギーを客席に放出して、

それこそ、組子一丸となって・・・を、実践し、魅せてくれる。

また、演出家の先生の宝塚ならではの配慮ある、愛情ある場面に

ちょっとウルッとしたりもします。

こんないいショーを見ることが出来て、幸せ感いっぱいです。




鷺娘・日高川入相花王

2013年09月22日 | つぶやき
本日は、シネマ歌舞伎で玉様。


鷺娘と日高川入相花王

「日高川」は、文楽の演目。玉さまはいわゆる「人形振り」で、清姫を演じる。

本当に、文楽人形が踊っているような所作にひらすら感動。

人として踊るのではなく、文楽人形を見て感じるような感覚を観ているものに与える。

なんか、すごい・・・としか、言葉が出ない。

で、「鷺娘」は、玉三郎を語る上で代名詞のような演目。

「鷺娘」と「京鹿子娘道成寺」は、通常公演でやることはもうない、と宣言していたと思う玉様。

(京鹿子は、歌舞伎座のこけら落とし公演で上演されて、ファンの心をくすぐっていましたが。)

こちらも、すごすぎて、映像なのにこのパワーはなんなのでしょう。

映像になると、なにかしら舞台から放たれるエネルギーを感じにくくなる私ですが、

ずいぶんと昔に観た「鷺娘」の感動がよみがえってきまして、色んな感情が湧いてきて、

感動をあらたにいたしました。

1時間ほどの映像で、観終わった後は、心地よい脱力感。

たぶん、そうなるんだろうな~2本続けて観るのは、私には難しいだろうな~と

予想していましたが、予想通りだったので、今日は、この1本を観て帰りました。(笑)

各地の映画館で、上映されていますので、興味のある方は一度ご覧いただきたいです。